緊急イケメン速報
更新空いててすいません。たぶんこれからもこんな感じです。
緊急ーーー!!!緊急だぁぁぁぁぁ!!!緊急イケメン速報だぁぁぁ!!!
速報、勇者君、滅茶苦茶イケメン。嫉妬することも出来ぬイケメン。素晴らしい。これは色欲の罪(適当)ですわぁ。
そして勇者君の後ろには三人の美少女がいた。完全体ハーレム。ハーレムは世界を救う。
彼らが主人公なら俺がマンガで顔を描かれていなくても文句言えねぇ。悲しいがなそれくらいの差がある。
まったく、神様は不平等だな。……まぁ、俺は俺の顔が嫌いではないが。むしろ好きだが?
「本日私たちは修行を行うためにこの街、こちらのギルドに参りました。短い間ですがお世話になります」
しかも礼儀正しい。出来た子やでホンマに(関西弁)。
……礼儀正しくてイケメンで強いとなったらもう日の打ちどころが無さすぎて嫉妬すら出来ぬ。これが勇者……。
生意気で結局バッドエンドに行ってしまうような勇者じゃ無さそうだ。良かった良かった。
……そう言えば現地人勇者みたいだな。ワンチャン俺と同じ地球から来てるんじゃないかと思ったが、顔立ちも違うし関係無さそうだ。
出来れば地球が故郷の者同士地球トークがしたかったが仕方ない。ないものねだりしても仕方ないからな。潔く諦めよう。
それに、もしかしたらまだ見つけてないだけでいるかもしれないからな。
「それでは勇者様、此方へどうぞ」
今回は顔見せだけしに来たのかと思ったが、一応用事はあったらしい。受付嬢さんに連れられ、勇者とハーレム一行はギルドの奥の方に消えていった。
「すげぇな。アレが勇者だってよ。あんなに細身の癖にめちゃくちゃ強いんだろうな。この俺といい勝負だぜ」
「馬鹿野郎!お前なんかよりもよっぽど勇者の方が強えっての!」
「違ぇねぇ、こいつが勝ってるのはホラ吹き位だけだろうよ」
「「「ガハハハハハハハハハハ!!!」」」
意外にも冒険者のみんなは勇者に悪意や嫉妬心等は抱いていない様だ。勇者に冒険者が無謀にも絡みに行ってボコられるテンプレはここには無かったらしい。
まぁ、無い方が良いんだけどね。ちょっと見てみたさはあったな。
……よし、結局日常に戻ったから、今度は空気を蹴って空を飛び続ける練習をしながらゴブリン狩りをしよう。
高くジャンプする事なら現時点でも出来るが、それよりも空を飛ぶ方がかっこいい。
やり過ぎると目立ってしまうかもしれないが、やりたいことをやらないでいるのは、折角異世界に来たのだから勿体なさ過ぎるしな。
俺は目指すぞ高みを……。レベルだけだなんて絶対に言わせないんだから!!
総合評価100ポイント行ってました。マジで感謝です。