エピローグ的な何か
テンション高めですが気にしないで下さい。休日でテンション上がってるだけなので
「あー、アレだね。アンタはあんなに強かったのか」
姐さんが俺の方を見てそう言う。その様はまるで俺を恐れていないようで……。
「あの、姐さん。俺が怖くないんですか?」
俺がそう言うと姐さんはこちらを向いて優しく微笑んだ。……いや、今のは嘘だ。あの顔は優しく微笑んでない。どちらかと言えば馬鹿にしてる感じがする。
「まったく……アンタは、いや、ササキはアタシを助けてくれたんだろ?だったら感謝はしても何を恐れるの事があるのさ。そんなことも分からないのかい?」
「あ、姐さん〜!!」
俺は今、とんでもなく感動している!!感謝感激雨あられである!!この感動を別のものに例えるならトイレしてたら頭の上から百億円降ってきた感じ!!
しかも便器の中には一円も落ちてない!!!最強過ぎる!!!
「あ、でも出来れば俺がスライムを殺ったのは内緒にして欲しいんですけど……」
これは割と大事。姐さんは器がデカ過ぎて俺にビビったりする事は無かったけど、他の人はそうとは限らない。
というか過ぎたる力、よく分からない力は迫害される。俺、それを小説で学んだ。
そうはならないかもしれないけど、なるかもしれない。ならば防げるうちに防いでおきたいよな。
「難しいこと言うね……でもまぁ、アンタは恩人だ。アタシに任せときな」
うーーー……やったー!!テッテレー!!今俺の耳にはファンファーレが聞こえる。
これで万事解決!!一件落着ちゃんちゃんちゃんちゃんこなべ!!
「でも後で怒られるんだね。さっきの話を聞いた感じ他の冒険者に心配されてたんだろ?怒られるのはアンタの役目さね」
…………………………………………。あーーー。たんこぶ、出来ないと良いな。
これにて第一章完!!やったぜ!!
キリがいいので出来れば評価してくださると嬉しいです。