戦士別炉威化ニ
ベロイカはバケモノに対して剣から雷を放ち怯んだ隙に、頭部にローリングソバットを打ち込み回転の力を利用しフックを打ち込み、剣を胴体に突き刺し雷を放ち前蹴りを打ち込み吹っ飛ばしたが、バケモノは突如して飛びムーンサルトプレスを放った。ベロイカは瞬時に寝転び衝突に合わせて両足蹴りを打ち込み、バケモノを撃墜した。ベロイカは倒れたバケモノの背中を斬り、開いた傷に手を突っ込んで内部にある宝石を掴み引き摺り出して砕いた。すると辺り一面を覆っていた闇が消えベロイカの右手首に腕輪がついていた。
紋章が光となり腕輪に付いている水晶に宿ると三つある水晶の中で一つは紫色に光り、もう一つは黄色と緑色と白色に光り、最後の一つは光らなかった。腕輪が「ワタシハキミタチトハベツノウチュウノジュウニンダッタノダガジャアクナルジケンヲコントンニノミコムシュウエンショウライシャファルドットにヨッテジケンヲコントンニノミコマレテシマイドウニカイキノコッタワタシハファルドッドヲタオスタメニコノウチュウニキタノダカヤツニフウインサレテシマイココニトジコメラレテイタタスケテクレテアリガトウ」と語りかけてきた。ベロイカはファルドッドの居場所を聞くと紋章は「ヤツハコノサキニアルフタツノウミヲコエタゴッカンノチデチカラをタクワエテイル」と言った。ベロイカは海を目指して走り始めた。