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ヨコハマしょーもなガイズ  作者: 705(ナナ)
失恋ヘタレ男、ヨコハマへ
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シーン0/クラッキング・デモンストレーション

プロローグ(シーン0)/クラッキング・デモンストレーション


「ジゥ・ハオラン?」

「ああ、私だ。どうした?」

「グエンが第三の壁を突破しました」

「ほう」

「特設Webサイト、見てください」

「ちょっと待ってくれ…」

受話器の向こうでハオランが声を立てずに笑った気配がした。

「派手にやったな」

「はい、サイトリニューアルしてくれた」

「いままでのサイトよりセンス良いじゃないか」

「内緒の話、グエンが入社したらサイトのデザインも任せたほうが良い」

「ほんとだな。今回はどんな手口だったんだ?」

「グエンはバックドア※を仕込みました。前回のウィルスは完全に駆除したけど、すみません、バックドアはまだ見つけていません」

「じゃあ第四の壁を立ち上げても即突破されるな」

「でもシステム部の連中もだんだん意地になってきている。壁はかなり厳しくなります」

「ああ、厳しくなる。双方にとってな。手を抜くなよ。全員にそう言っておいてくれ」

「ジゥ・ハオラン、システム部がグエンに負けると思いますか?」

「思わないさ。手加減する必要は無い、ということだ」

「もちろんです」


※バックドア…一度システムに侵入した侵入者が作る、再侵入のための裏口


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