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チュートリアル12

「ふ~ん……じゃあ本当にテンリくんは異世界の魔王なんだ」

「はい、決して中二病を患っているわけではないのです」

「まあ、その存在自体が中二病みたいなもんだけどね」

「……それは否定しない」

「まあ、納得したよ」


 テンリはトーカに詰め寄られて結局嘘をつくことが出来ずに魔王だと伝えることになったのだが、最初は「何この可哀想な発言は」とトーカに実に残念なものを見る目を向けられてしまい、慌てて本当であるとたくさんの情報を説明して何とか納得してもらったのだった。まあ説明の中で《剣聖》とか《賢者》とかが出てきて余計に重症患者を見るような目をトーカがしていたのだが……ともかく納得してもらったのだ!


「念のため聞いておくけどその力で解決できなかったの?」

「いや、仮想世界でそんなシステムへの大規模な介入をする魔法なんて使ったらもしかしたらその瞬間に全員脳をチンされるかもしれないだろう? こっちも検証が必要だったんだよ」

「なるほど、まあ仮想世界で本当の魔法を使うなんて普通はしない……というかできないからね」

「まあ、そういうわけですよ」


 テンリはその後にだから小規模な乗っ取り行為に留めたんだと付け加える。


「ふ~ん、それで今後はどうするの? コンソール発見するのも簡単じゃないよね?」

「それなんだよなぁ」


 トーカの言葉に腕を組みながらテンリは答える。実際そこが問題なのだ。

 この《エアライズ・オンライン》のマップは各階層がかなり広いために実はまだまだ発見できていない場所があるんじゃないかという話が出ているくらいなのだ。そこからコンソールがある場所を発見するというのはなかなかに骨が折れる。


 これからマップをくまなく捜索するのが最終的には必要になってくるが、それではあまりにも多くの時間がかかってしまい、それだけ多くのプレイヤーが死んでしまう可能性もあるのだからかなり難しい問題だ。


「まあとりあえずあいつに話を聞いてみるのが一番だろう」


 テンリはそんなことを言いながらメッセージをある人物に送る。


「テンリくんがメッセージを送るプレイヤーっていたんだね」

「いや、流石にいるよそれくらいは」


 トーカの発言はテンリのことを暗にぼっちと言っているようにしか聞こえなかったので反論する。

 が、こういう口喧嘩は基本的には分が悪いらしく、


「まあたぶん情報屋くらいだろうけど」

「うっ」


 あっさりと負けてしまった。

 この上下関係的なものを何とかできないだろうかとテンリは内心悩みながらも、その藤色の目でなんてメッセージを送ったのかと聞いてくるので答えることにした。


「情報屋だからな。たぶん下層の方のマップデータをかなり手に入れてるはずだと思って、その情報を全部買いたいっていうメッセージだよ」


 情報屋からマップの情報を買えば、テンリが行っていない場所を一気にピックアップできるために、それだけでもかなり無駄な時間を減らせるだろうという判断だ。テンリが行った場所は基本的にくまなく捜索しているのでそのあたりに問題はない。

 と、そのあたりのことを説明すると、トーカは「なるほど」と言いながら自分もウインドウを操作し始める。


「私もある程度レベルが上がったら、あの人たちの命令で下層にいるプレイヤーたちを助ける役回りでいたから結構いろんな場所に行ってるし、私の情報も役に立つかも」


 そう言ってトーカはテンリにマップ情報を提示してくれたので、テンリはありがとうと言って受け取り、そのマップ情報を精査する。

 確かに下の方の階層でテンリが向かっていない場所が多く見受けられたが、それでもトーカ自身が行っている場所も結局は一プレイヤーの分に過ぎないところがあるので、どう考えてもこの後の情報待ちとなるだろう。


「う~ん、とりあえずしばらくは休憩かな? 情報が来ない事にはちょっと行動しずらいところもあるし、管理者権限についてももう少し精査したいからな」

「そっか、じゃあしばらくはボクと遊ばない?」

「は? どういうことだ?」


 いきなりの発言にテンリは首を傾げる。

 トーカはそんなテンリの顔を見てニコッと笑いながら言った。


「だって、テンリくんはしばらく動けないわけでしょ? それならその間に全力で私のことをアピールしたいじゃん。私は現実世界では動けないわけだし」

「…………」


 なんてことのないように言われた言葉にテンリは思わず黙ってしまうが、トーカは笑顔のままだ。先程の自分を卑下するような様子は微塵もない。

 どうやら元気になったようだなとテンリは内心ホッとしながら、笑顔になる。


「まあ、うん、いいかな? ちょっとくらい休んでもいいだろうし」


 本当は自分も足で動こうかと思っていたが、せめてこのくらいは甘えてもいいのではないかという気持ちが少なからず存在していた。

 案外自分は疲れていたのだなとテンリはこの時思い、トーカの言葉に心の中で感謝した。

 この時テンリにはちょっとした気がかりがあったのだが、嬉しそうなトーカを見てそのことは気にしないことにしたのだった。


 二人のとても短い休暇が始まった。


 ◇◆◇◆◇


「崖の上の料理店?」

「うん、そうだよ!」


 テンリとトーカは情報屋に依頼した情報がやってくるまでの間を休暇として使うことにして、その休暇としてどこに行こうかという話をしていた。その話の中で出てきたのがこの話である。


「なんでもかなり見つけるのに時間がかかるらしいんだけど、そこの料理はやみつきになるほどおいしいんだって」

「へえ、それは楽しみだな」


 トーカの言葉にテンリも興味を示す。

 ここ最近一年ぶりくらいにトーカのおいしい料理を食べるようになったせいか、テンリはなんだか無性にお腹がすくようになってしまったのだ。

 料理人トーカがおすすめするくらいならさぞおいしい料理を食べることが出来るのだろうとテンリは期待してしまう。


「それってどこの階層なんだ?」

「え~と確か20階層だったかな?」

「なるほど、あそこか……」


 テンリは納得の表情を見せる。

 20階層は迷宮内にたくさんの海が存在するという不思議な地形であり、どこに行くにもかなり不便な場所だった。

 それ故にテンリとしては一番マッピングが出来ていない場所なのだから、知らないのも当然だろうと思ったのだ。


「それって場所とか分かってるのか?」

「う~ん、大体の位置しかわかってないみたいだね」

「……そうか。それはなかなか探すのが大変そうだな」

「でもちょっとした冒険みたいな感じだから面白いんじゃないかな?」

「……まあ、確かにそうかな?」


 実際そういう秘境っぽい場所にあるお店ならきっと料理がおいしいのだろうと期待してしまう部分はある。

 休暇なのに冒険するのかと言われると確かに疑問があると言えばあるが……


「まあ階層的にも十分に安全マージンが取れてる場所だからな」


 この《エアライズ・オンライン》の迷宮は今いる階層の5階層分下くらいならほとんど死ぬことのないようなレベルになっている。

 オボロとトーカはたったの二人で44階層を突破できるのだから、階層が20以上下ならば死ぬことはまずないと言っていい。


「そういう意味で言えば十分すぎるほどに余裕はあるし。行ってみる価値はあるか」

「うん、そうしよう!」


 トーカとしてもその店には前々から行ってみたかったので、テンリが同意してくれたのは嬉しかった。

 トーカはさらにはしゃぎながら言う。


「デートだね!」

「ん、お、おう……」


 魔王様は歴戦の戦士だが女性と親密になって経験が全くないのでちょっとした戸惑いを感じながらもうなずく。こういうことには実に残念なことになれていないのだ。年齢=彼女いない歴なのだ。そのあたりはトーカに告白されたときの対応にもにじみ出ているのだが、本人は気にしていない。断じて気にしていない! ないったらないのだ!


「さて、そうと決まったらいつ情報屋から連絡があるか分からないし、さっさと動きますか」

「そうだね。早速行動しようか」


 こうしてテンリとトーカは行動を開始した。


 すぐに家を飛び出した二人は一緒に44階層から20階層へとワープしてきた。

 これによってオボロとトーカは地下の海という不可思議な地形をした階層にやってきた。


「こういう地形を見ると、ホント、この世界自体は楽しいものなのにな……」

「そうだね……」


 この階層だけでなく、他の階層も設定が凝っていて非常に面白いし、何より従来のフルダイブで見る光景よりも視覚野に入ってくる映像が非常にきれいなのだ。

 時々意地の悪いモンスターなども出てくるが、それもデスゲームでなければただのちょっと意地悪な敵モンスターとして認識される程度のもので、むしろこのゲームのスパイス的な存在になっていただろう。


「……それで、その料理店はどのあたりなんだ?」


 思わず感傷的になってしまったテンリだったが、すぐに気を取り直すようにトーカに聞いた。

 正確な場所自体は分かっていなくても、情報としてある程度の範囲まで位置を絞れているそうなのだで、まずはそこまで行く予定なのだ。


「うん、そうだね。この町からだとこっちだね」


 トーカの先導で歩き始めるテンリ。

 テンリたちが今いる《リヴリア》という町は海上にあるいくつかの浮島を巨大な橋でつないで出来ている。

 なので街を少し歩くとすぐに透き通るマリンブルーの海がそこかしこに見えるために、町全体が青で統一された美しい景色だ。

 戦闘を行っていないプレイヤーたちも観光に来ているようで、中には男女で手をつないで歩いているものもいた。


 その様子にテンリは何故かどことなく恥ずかしさを感じてしまうが、努めて平静を装いながらトーカの隣を歩く。


「そういえば、この階層はこのゲームで言うところの第一関門のような場所だったよな」

「どういうこと?」


 テンリがなんとなく無言なのは気まずいと思って言った内容にトーカが食いつく。


「まあ簡単に言うとエアステップができる人間と出来ない人間で攻略できる場所がだいぶ変わってきたって意味でさ」

「ああ、確かにこの階層はエアステップがないと到達不可能な場所もあったよね」


 テンリの言葉にトーカが納得する。

 この階層はほとんどが海と浮島や大きな島などで構成されていて、目的の場所に行くのにはどうしてもエアステップが必要な場所が多々あったのだ。

 もちろんこのゲームにも水泳はあるし、《水泳》のスキルやその派生形である《遠泳》など水中で活動するための用意などもあるからエアステップなしでもそれぞれの島に泳いでいくことはできたりもする。


 しかし重要な場所ほど海中にゲームバランスを崩壊させるような強さのモンスターが存在したり、そもそもその島が崖しかないような場所だったりと、どうやってもエアステップが使えないと行けないような場所もあったのだ。


 階層ボスがいた部屋もその一つで、あの時はほとんど攻略メンバーを集めることが出来ずに苦労したのだ。

 まあテンリが基本的にはすべての攻撃を受け止めて、他のメンバーが魔法などの遠距離攻撃を請け負う形で一度目の挑戦で攻略できたわけだが、それでもこの後からしばらくは、大部分のボスの部屋がエアステップが必要な場所になったりして大変だったのだ。


 そういう意味で、この階層は第一関門と呼べるような場所と言えるわけである。


「まあでもボクはこの場所はどちらかと言えばおいしい魚介類が多い場所ってイメージの方が強いけどね」

「そうなのか。まあこの地形で魚介類がなかったらそれはもう何かが間違っているとしか言えないけど……この時期俺は何も食べてなかったからな」

「え!? そうなの!?」

「ああ、俺からしてみれば他者を殺してるんだから、そんなことよりも強くなることを優先してたし。それくらいやるのが俺の責務だと思ってたからな。そういう意味では……」


 ──もしかしたら自分は今楽しむことさえを許されないのかもしれない。


 そんな風に考えてしまったテンリは言葉に詰まる。


「……どうかしたの?」

「いや、何でもない。そんなことよりその魚介類って例えばどんな奴がいるんだ?」


 テンリの様子の変化にトーカは心配そうな表情を作るが、テンリはすぐに気を取り直す。


 ──せめて今は、今だけは……


 そんなことを考えながら、楽しそうに魚介系の話をしていくトーカを眩しそうに眺めるのだった。


 ◇◆◇◆◇


 海上に浮かぶ浮島の街を抜けたあと、テンリとトーカは情報があった場所まで常人よりも圧倒的な速度で駆け抜けた。


 というのも、この20階層で狩りをしているプレイヤーたちもいたりするので、そんなプレイヤーたちに《断罪者》であるテンリがいると思われた場合それはそれでかなり面倒なことになるからだ。

 例えば単純に怖がられてしまったり、このあたりに犯罪者がいたりと勘違いされたりということが無きにしもあらずといった感じだ。

 まあ実際はテンリが恥ずかしくて、出来ればわかっているところまでは早くいかないかとトーカにお願いしただけなのだが……


 トーカはそれを見透かしているのはクスクスと笑って頷いていたが、ともあれどちらも圧倒的な速度なので、モンスターを他者に押し付ける《トレイン》という行為を起こすこともなく颯爽と駆け抜けて、ある程度崖の上の料理店があると言われている場所までやって来ていたのだった。

 もちろん途中でエアステップを使いながら島々を移動したりもしたのでだいぶ距離を進んでいる状態となっている。


 そして──


「ここから先のどれかの島の上に崖の上の料理店があるみたいだよ」


 空を駆け抜けること都合6回くらいやったあと、テンリたちが降り立った島の南の端からさらに南の方角にいくつもの海と面しているところが全て断崖絶壁である島々があった。


「あれはエアステップが必要だな。というか、あんな所に見せたてるなんて正気の沙汰じゃないよな。何というか、ゲームだからこそ許される設定だよな崖の上の料理店」

「それは言っちゃだめだと思うよ」


 テンリのあまりにも興ざめな発言のトーカが一瞬ジト目を向けるが、すぐに柔らかい笑みになる。


「行こうか」

「そうだな」


 二人は自身が持てる最大のジャンプ力で飛翔した。


「それにしても、どれが目的の場所なんだか」


 テンリは前方にある断崖絶壁で囲まれた島を視界に収めながら、たった今海から襲ってきた《ミサイルフィッシュ》というミサイルのようにジェット噴射してくるトビウオを斬り裂きながらつぶやいた。


「さあね」


 トーカも次々飛んでくるトビウオのミサイルにあっさり対応しながらテンリのつぶやきに答える。


「何でもあそこの島々は三日に一回位置が変わるみたいで、だからどれが正解なのか分からないみたいだよ」

「本当に、なんでそんな場所に見せ構えてるんだよ。ロマンがあるけど実利皆無だろう」

「だからそういうこと言っちゃいけません」


 このミサイルフィッシュは海中からどんどん飛び出てきて当たれば爆発、プレイヤーを海中に落とすという性質があるためにエアステップが苦手な人間にはかなりの天敵で、まさにテンリが言った「この階層は第一関門」という言葉の代名詞とも呼べるモンスターなのだが、二人はいつもどおりに冗談を交わし合いながら先に進んでいく。


「でも、なんでそういう設定にしてるんだろうな?」

「どういうこと?」


 残念過ぎる発言をしていたテンリが突然真面目な表情を作ったので、トーカは逆に不思議そうな顔をする。ちなみに二人はどんな顔をしてもミサイルフィッシュを平然と撃ち落としている。周りから見たらそれなりに異様な光景だ。


 テンリは三体同時にやってきたミサイルフィッシュをイーターの一閃で撃ち落とすと、考えるような表情になる。


「いや、だってそういう設定を作るってことはわざわざゲームのプログラムを組んでるってことだろ? ただの遊びでそんな面倒な事ゲーム制作側がしないだろうと思うんだよ。バグる可能性なんかもあるしさ」

「……そうだね。ってことはそれだけ料理がおいしいのかな?」

「まあそういうこともあるかもだけど…………ん?」


 テンリはトーカの言葉に苦笑すると、すぐに何かを発見したように目を細める。


「何かあった?」

「ああ、ちょっと《遠視》を使うから周りのトビウオどもを頼む」

「了解!」


 テンリは何かがいると感知して、いくつかある島の一つに向かって《遠視》をかける。

 本来の魔王のスペックならあっさりと2キロくらいは見つめることが出来るのだが、このゲーム世界ではそんなことはできないのでちゃんとスキルを使用する必要がある。


「おっ! 人がいるぞ!」


 まあそのあたりはゲームなのだからと諦めているテンリはむしろシステムとして使いこなすことを楽しむようにしているテンリは特に気にすることもなく、現在は言ってきた情報を同行者に提供した。


「ホント!?」

「ああ、その近くに家もあるな。あそこがおそらく崖の上の料理店だろう」

「そっか、意外とあっさり見つかったね」

「そうだな……」


 トーカが嬉しそうに言うが、テンリの返事は芳しくない。


「どうかしたの? お店は発見だ来たんだよね?」


 トーカがテンリの反応に対して不思議そうに尋ねる。目的地に到着したのに反応が芳しくないのだから当然と言えるだろう。


「ああ、確かにお店は発見できたんだけどさ……」

「本当にどうしたの?」


 テンリの実に歯切れの悪い答えにトーカが「説明プリーズ」とトビウオを殺しながらジト目を向けてくる。


「いや、さっきなんでこのあたりの島が移動するように設定したかって言っただろ?」

「ああ、物凄くおいしいから簡単に発見できないようにってやつ?」

「ああ、それなんだけどさ。俺としては違う考えだったんだよな」

「え、違うの?」

「ああ……」


 トーカがキョトンとしてしまう。


「じゃあなんだっていうの?」

「何らかのクエストがあるんじゃないかって思ってたんだ」

「え? クエスト?」

「ああ、場所が毎週変わる島々なんていかにも何かありそうだろ? それで──」


 そんなことを軽い口調で言ったテンリは直後真顔に戻って遠く、うっすらと見え始めた建物を眺めながら言った。


「──建物の外にいる人の上にクエストのマークがついている」


 この言葉にトーカは「え~~~!」と驚きを露わにするのだった。

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