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67話

本日2話目です。


次回の更新は間2日あいて金曜日の8時です。


そしてストックの数が思うほど増えない……ネタが……ネタがないおー。

 残るはカエデとルドラだよ。まずはカエデからっ!



 名前 カエデ

 種族 オーガニックトレント 植物種ランク2

 LV 35(37809/68521)

 スキル

 アクティブ 【ナチュラルメイク4】【連射】【堅魔法4】【アロマテラピー】

 パッシブ  【擬態】【伸縮自在】【火属性弱点】【弱り目に祟り目】

 強さ

 物理能力 152

 魔法能力 327


 称号:魔素掌握せし樹


 進化可能

 レベル30植物種ランク3:テンタクルトレント

 レベル30魔樹種ランク3:オッドツリーク


 テンタクルトレント:トレントとして十分に知識を蓄えたため、最近はたくさんある樹木の根っこを利用した攻撃法を試行(思考?)している。 【百叩き】


 オッドツリーク:植物系モンスターが魔素に侵され、突然変異した魔物。魔素で変異した種族であり、魔素を求めて領域内の森を動き回る。闇の領域内には生息数がかなり少ないツリークという珍しい種族。

 見た目的な特徴は変異前の種族と変わらないことが多い。 【木魔法1】



 カエデは死霊王を倒した時の急激なレベルアップで2つの新しいスキルを得ていた。

 【アロマテラピー】は自分の周辺に状態異常を打ち消す空間を作り出すスキル。使いこなせない内は範囲が狭いけど、レベルが上がればたぶん効果や範囲が広がるスキルのはず。

 もう一つは【弱り目に祟り目】。これは敵を状態異常に落とす確率が上昇するもので、ナチュラルメイクで作った木の実に毒や麻痺を付与して攻撃するカエデにぴったりのスキルだね。まあ上昇といっても数%位だろうけど無いよりはマシだと思う。


 以上を踏まえて進化先は他の2体と同様に王道進化と派生進化。

 王道ルートで物理方面を鍛えて脳筋化していくか、派生ルートに入って魔法型を続けるのか……さあどっち!?私としては脳筋は勘弁してほしいけどなぁ!と、そんな思いを抱きつつ見守る。


 ガサガサッ……



 名前 カエデ

 種族 オッドツリーク 魔樹種ランク3

 LV 1(0/6000)

 スキル

 アクティブ 【ナチュラルメイク5】【連射】【堅魔法5】【アロマテラピー】【木魔法1】

 パッシブ  【擬態】【伸縮自在】【火属性弱点:大】【弱り目に祟り目】【植物強化】

 強さ

 物理能力 88

 魔法能力 217


 称号:魔素掌握せし樹



 カエデは派生ルートを選んだ。見た目は幹部分が太くなり、多少黒く変色してるけど、説明文にあった通り足元以外の大部分は変わってない。

 ……足元の根っこがウネウネとして手移動速度がかなり上がってる。……いわゆる触手系になった。

 みんなが期待してそうな展開はないからね?ないよ?ないんだからねっ?


 ……で、進化で取得したスキルとは別に魔樹種への変異ボーナスとして新しく【植物強化】を得た。

 これは【ナチュラルメイク】や【アロマテラピー】、【木魔法1】を強化できるスキル。

 あと葉を揺らす音が大きくなってるねぇ。少なくとも斥候には向かなくなったよ君は。

 あとはナチュラルメイクと堅魔法がレベルアップしてるくらいかな。前者は実の生成速度増加と異常発生率の上昇、後者は命中などに影響するDEX関連を上げるサポート範囲魔法デクセリオンを覚えた。



 最後にレベルアップ時から突っ込みどころが満載であったルドラ。

 レベルの上がりっぷりや、それによるスキルの取得数、何より特殊進化の条件を満たしたというログ。

 そんな彼のステータスはこちら。


 名前 ルドラ

 種族 ブルーリザード♂ 爬虫種ランク1

 LV 40(11369/85000)

 スキル

 アクティブ 【噛み付き】【鉄壁】【尾撃】【切り裂き】【ブレス】

 パッシブ  【甲殻】【冷気弱点】【鱗強化】【防御強化】

 強さ

 物理能力 225

 魔法能力 135


 称号:魔素掌握せし鱗


 進化可能

 レベル20爬虫種ランク2:アクアリザード

 レベル20爬虫種ランク2:ランドタートル

 レベル30爬虫種ランク3:フレアリザード

 レベル30竜 種ランク3:ベビードラゴン

 レベル30魔龍種ランク3:双頭子龍

 レベル40爬虫種ランク3:ドレイク

 レベル40竜 種ランク3:チャイルドラゴン

 レベル40魔龍種ランク3:紫龍



 ……。あっ、ごめん、ちょっと呆けてた。


 まず所持スキルの説明から。

 【鉄壁】:自分の体の一部を強化し硬くなる。防御力が上昇してると思ってもらって大丈夫。

 【尾撃】:腕を使って攻撃するよりは強力なしっぽによる攻撃。無機物系にダメージが大きそう。

 【切り裂き】:ツメで相手を切り裂く。とあるゲームみたいに急所に当たりやすいとかの効果はない。

 【ブレス】:火・水のブレスを吐ける。レベルが上がったり進化すると吐ける種類が増える予感。


 って感じかな。


 次は進化先のお話ですけども選択肢が多すぎるよねー。

 確認してみたところ、王道進化である爬虫種と派生進化である竜種、特殊進化である魔龍種に分かれてるみたい。なお、特殊進化の条件は《王種の討伐と魔素による影響》だったみたい。


 レベル20での進化は爬虫種だけで、レベルアップ前から無視してるので説明を省きます。いやぁ、防御面でいうと亀も捨てがたかったんだけどね~。

 というわけでフレアリザード以下の説明を見るとこうでした……。



 フレアリザード:熱い地域に住むオオトカゲ。暑さに強く寒さに弱い。火を吐く個体もいるので戦うときは注意が必要。肉は美味。【火炎】


 ベビードラゴン:すべてのドラゴンの基盤となるといわれる好奇心旺盛な赤ん坊のドラゴン。生活環境により様々な進化をするが闇の影響を受けにくい。このドラゴンに懐かれた対象は相手をせざるを得ない。【じゃれる】


 双頭子龍:ベビーヒュドラと読み、首が2本ある魔素の影響を受けたヒュドラという龍の子供。二本の首はそれぞれ独立している。成長すると猛毒を操るヒュドラというものに進化する。【毒撃】【毒無効】


 ドレイク:地中を移動する大きく成長したオオトカゲ。地の魔法を操ることができるようになり、それらを利用して狩りを行う。【地魔法2】


 チャイルドラゴン:見た目がベビードラゴンより少しばかり成長した個体。目がよく、ベビードラゴンと同じく生活環境によって進化先やスキルが変化するが光の影響を受けにくい。【竜の目】


 紫龍:文字通り見た目が紫色の龍で魔素に影響され気性がすこぶる荒い。胴体が長く、相手に巻き付き、苦しめた上で絞め殺すのが好き。

 成長すると麻痺や呪いを操ることが可能となる。【拘束】【呪詛】



 私としては期待してた竜が来てくれてうれしいところです。しかし、それ以外にも気になる進化先が来てしまい困る。


 「ルドラ、進化先はあなたが決めていいからね?」

 「ギシッ!」


 他の子と同様、進化先は本人の意思で決めてほしい。とか言いながら前回のイリスの時みたいに選択肢を狭めそうな発言しちゃいそうだけどねぇ。


 「ギィッ……」


 ルドラは進化先で困っているみたい。時折私を見てどうしよう?みたいな視線を向けてくる。その仕草、可愛すぎるぅ!?


 「そ、それじゃ一緒に考えよっか?」

 「ギシィ~」


 その言葉を聞き、嬉しそうに鳴くルドラ。そこからはやっぱり私の希望を織り交ぜつつ、ルドラの希望を合わせるようにしていく。

 この時すでに私の表情が崩れ、ルドラを抱き上げ鱗を撫でまわしている。けどここには他に誰もいないと思い込んでおり、自分の表情のことなど気にしてなかった!


 後日、パーシヴァルさん宅のメイドさんから、その崩れた表情を見られていたことを聞き、地に手をつく私の姿があったとかはないはず。たとえ「どんな表情をしてらしても、アイリ様は美しいですわ」とフォローされてたとしてもっ!



 話を戻しましょうか。とにかくその結果、最初に王道進化のフレアリザードとドレイクの2種類が排除された。攻撃型に進まれたら壁にならないじゃない。これ以上の脳筋はいらない!続けて特殊進化の紫龍も。

 この理由は凶悪な説明文を見る限り魔素の効果が悪いほうに働きかけているのがほぼ確定なので、正直進化させるのが怖い。


 残ったのは竜種のベビードラゴンとチャイルドラゴン、あとは魔龍種の双頭子龍の3種類だけ。


 説明を見る限りベビードラゴンは光属性との相性が良いそうなので、いろんな意味で輝くんだと思う。

 チャイルドラゴンは逆に闇属性との相性が良くなりそうで、攻撃力とかはこっちのほうが高くなりそうなんだよね。


 なんとなく光は防御に闇は攻撃っていう勝手なイメージがあるんだよ。



 双頭子龍が残ってる理由は首が複数あってかわいがる時の反応が楽しみだから。だって独立した首ということで、片方を撫でてたらもう片方が嫉妬して構ってオーラを出すのが目に見えてるじゃない?

 2本の首を交互に愛でてあげるとなると、私の顔面がすごく危険域に入りそうだよ。


 「ギシッギシッ」


 どうやら、ルドラは進化先を決めたみたいです。ルドラが輝きだし進化が始まり、治まった後にそこにいたのは……


 「ギルルッ!」



 名前 ルドラ

 種族 ベビードラゴン♂ 竜種ランク3

 LV 1(0/8000)

 スキル

 アクティブ 【噛み付き】【鉄壁】【尾撃】【切り裂き】【ブレス】【じゃれる】

 パッシブ  【甲殻】【冷気弱点】【鱗強化】【防御強化】

 強さ

 物理能力 130

 魔法能力 120


 称号:魔素掌握せし鱗



 選んだのはベビードラゴン。私の望み通りの進化先に進んでくれました。

 思いが通じたのかなと感動した私だけど、実は進化を選ぶ際にルドラは私の様子をうかがっていたのだ。

 その様子を見ながら私が一番いい反応を示したベビードラゴンを選んだというなんとも主人想いな理由。

 えっ?イリスの時も似たようなことだった?き、気にしないで?


 ルドラの体のサイズはブルーリザードの時は30センチ程度だったのが1メートル弱まで成長し、より広い範囲を守ることができるようになりました。



 ちなみに私としては双頭子龍も本気で捨てがたかったんだけどしょうがないよね。もしかしたらベビードラゴンの進化先にキング○ドラみたいに複数の首を持つ子に進化するかもしれないしさ?

 そういうのが来ることを願ってルドラも育てていこうと思う。


 何はともあれ、今回の進化はこれで終わりだね。

 さてあとはこの子たちをギルドの依頼をクリアできる程度まで鍛えて次のことを考えよう。

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