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63話

予告無視?だからなにさ!?


正月が暇で書いてたら内容はともかく、ストックが72話までたまったので数日おきに投稿します。

今のところは2~3日に1話のペースで朝8時に予約しています。


誤字脱字などあるかもしれませんが、報告をしていただければ頑張って対応します。

 《コウガは称号【魔素掌握せし獣】を修得した》

 《セツナは称号【魔素掌握せし獣】を修得した》

 《イリスは称号【魔素掌握せし魚】を修得した》

 《クルスは称号【魔素掌握せし鳥】を修得した》

 《カエデは称号【魔素掌握せし樹】を修得した》

 《ルドラは称号【魔素掌握せし鱗】を修得した》


 ……闇の森に入ってすぐブラックゴブリン3体と戦闘したんですけど、それをあっさり倒した所でいきなり習得してしまった……。ここまでの所要時間はユールから闇の森までの移動に5分、闇の森でブラックゴブリンと相対し討伐するまでの1分で合計6分でした!

 パーシヴァルさんは魔素に慣れるには何度も戦闘しないとダメって言ってたけど、うそだったじゃないですかっ!戦闘回数たった一回だけって……。



 「これも私の初期の返答の効果が関係してるに違いないよね。違うのは狙ってた魔素耐性じゃなくて【魔素掌握せし○】っていう称号だった所かな……」


 この【魔素掌握せし○】の効果は次の通り。


 魔素掌握せし○:闇の領域やダンジョントラップで使用される魔素による効果とダメージを無効化し、魔素を自由に扱うことが出来るようになった個体。この称号は次の世代に継承される。この称号を持つものは魔素を使ったスキルを修得できるようになる。



 まずはそれぞれ最後の○の文字が違うのはその種族が割り当てられた。コウガとセツナは獣、イリスは魚というようにね。

 称号効果のほうも魔素耐性どころか魔素無効にまでグレードアップしてる。わからない事といえば次の世代に継承されるって事と魔素を使ったスキルについて、なんだけど……一体どういうことかな?

 この辺に関してはパーシヴァルさんに相談してみよう。もしかしたらスパイ仲間の中にこう言う事情に詳しい人がいるかもしれないし。


 「まあ、目的としては間違ってないけどさぁ……」


 整理が出来た所で次の問題だよ。魔素関連のスキルを得るまで時間が掛かると思ってたから、集落で回復アイテムの補充もした(当然、初対面だけど称号効果で割引されてる)し、集落自体もそんなに大きくないからいける場所はほとんどない。

 今が明け方に近い時間ということもあり、ほとんどのお店や民家が閉まってるからね。この時間に開いてるのは酒場と、酒場内に併設する雑貨屋だけだったんだよ。


 「……明るくなるまでは闇の森の探索をする形で良いかな。このあたりのモンスター達を魅了して、ガイアで失った配下の補充もしておかないといけないしね。皆もそういう方向で行くからよろしくね」


 「ガウッ!」

 「グルルッ」

 「コポッ!」

 「クケェッ」

 ワサワサワサ……

 「ギシッ」



 みんなの返事を聞けたところで気を取り直して出発!

 まずは入り口周辺のゴブリンたちを片っ端から魅了して配下へ。闇の領域のランドックことダークドックも同じく魅了して配下へ。ダークドックを配下にするときに新しい獣型の仲間として入れることも考えたけど、配下にして手堅く安全に鍛えてから仲間にするほうが簡単そうだから今回はそのまま配下に加えることにした。断じてワンコ型ばかりで飽きたわけじゃないからねッ!


 結果明け方からユールの集落の住民が動き始めるまでの数時間でゴブリン+7が4体、ダークドック+6が5体作れただけだった。

 なぜ一気に+10まで上げて進化しなかったのか、というと単純に一つの強いモンスターよりもバランスの良いメンバーにしたかったから。どうせ時間はあるんだから焦る必要はないしね。


 時間があるといえばここで問題が思い浮かぶ。


 そう、闇の勢力側に帰ってきたのに私に次のメインストーリー的クエスト指示がないこと。

 いやぁ、《人王を倒し、ガイアを掌握せよ!》っていうのはあるけど、あれは私が魔王として力を示せるようになった時に期を見てこなせば良い程度のアナザークエストだし!


 なのでしばらくの予定として、あわよくばパーシヴァルさんの屋敷で厄介になりつつ、軍勢スキルの育成と、コウガ達の育成をこなして行こうと思ってる。

 そんなわけで一旦ユールに戻り、パーシヴァルさん宅へ。



 「おや?どうされましたか?……あぁ、魔素に関することを知りたいと?

 ふーむ、私はそちらには詳しくないのですが、魔素には詳しい人物を知っております。闇の森に住む賢者様を尋ねるか、ユールから遠く離れた所に吸血王が治めるヴェルガムと言う都市があるのですが、そこにある図書館を目指されるとよいでしょう。

 なお、森の賢者様が居るのは闇の森の深奥、この辺りでは一番強力なモンスターが出る《闇の深遠》にほど近い場所にあるので危険が伴います。そしてヴェルガムに行くにしてもヘリオストスの街からまださらに先へ行く必要があるため、その道中は大変な事になるのは間違いないですよ」


 ……聞きました奥さん?あっ、奥さんはいないんでした。

 今の会話の中にすごい内容があったよ!?吸血王が治める都市ヴェルガムだって!吸血王ってことは昨日倒したコーカサスと同じく王種モンスターって事だよね?倒したら魔王としての格があがるし、是非戦ってみたいなぁ。でも町を作って治めてるってことはガイアにいた人王と同じで、かなり強いんだろうし……むむぅ。


 せっかく良い情報が入ったけど、もう少し戦力が揃うまでは挑みたくないし、ヴェルガムにも近づきたくはないなぁ。となると、消去法で《闇の深遠》まで行って森の賢者様という人に話を聞くしかないわけだね。



 そうと決まれば早速行ってみよ~。その強いモンスターが多いという闇の深遠のモンスターというのも戦ってみたいしね~。

 っとその前に~、パーシヴァルさんにユールにいる間は宿として部屋を借りたいと申し出てみると二つ返事ですぐにご用意しますといってくれたのでそこは一安心だね。


 では宿を確保する事もできたことだし、闇の森全域を探索するぞぉ~!




 と言うことでやってまいりました闇の森。入り口周辺ではやはりブラックゴブリンやダークドックが現れるので魅了して配下へ。

 その先は《闇の森中心部》。ここにはダークウィドウという蜘蛛系モンスターが出現しました。

 虫系からは低いながらも不興を買っている状態でしたが、魅了の効果は通じるらしく配下にすることが出来た。

 この子の得意技は呼び出した時に粘着性の糸を吐き、行動速度低下を生じさせるみたい。

 行動速度低下って言うのは物理的な攻撃の時だけじゃなくて、魔法を詠唱してくる相手と戦う時にも詠唱速度低下と同じ効果を及ぼすので使い勝手は良いんです……効けばだけど。


 蜘蛛の他にはヒルオークやらブルイノシーというようなモンスターが現れてはコウガ達に倒されたり、私の魅了で配下になったりした。ヒルオークのヒルっていうのは丘って言う意味ですよ?きっと丘に住むオークという意味なんでしょうけど……何で森にいたのか私に聞かれても困るわ。

 だって、コーカサスがいた虫の巣窟の時も名前の割りに虫系モンスターがほとんど出なかったんだし。


 ここまで出るモンスターは余裕で倒せた。まあ当然よね。魔素を掌握しちゃってる上に、元の高戦闘力に戻ってるんだから。闇の深遠に行く目的の一つとして、この元に戻ったコウガ達でも苦戦するのかどうかを知りたいが為……と言うのが含まれてる。



 中心部の敵までは問題なかった。次は《闇の森深部》。ここにはオークツリーとかいう樹のモンスターとナイトアサシンと呼ばれる真っ黒なペンギンみたいなモンスターがいた。


 「【テイム】【テイム】!早く仲間になりなさいよ!【テイム】ぅ~!」


 ……えへへ。現在、ナイトアサシンという真っ黒な体毛をした目がつぶらなペンギン(ただし、ペンギンなのに空を飛ぶわ、闇に紛れて奇襲攻撃を仕掛けてくるわのかなり凶悪なモンスター)に対しては熱烈に勧誘テイムを使用しています。相変わらずなかなか効かないけどさ!

 ちなみに魅了して軍勢で配下にするのは簡単に出来たんだけどなぁ……。何でテイムはここまで利きが悪いんでしょう。

 ぶっちゃけ、今の状態を見ると私の方がペンギンに魅了されてるように見えるよね。実際そうだけどッ!


 結局数時間ほど頑張ったけどペンギンを仲間に出来なかった。コウガ達も奥に進もうよ的な視線を送ってくる。仕方がないので配下にした個体を軍勢で呼び出した時によく見て目の保養にしようと思う。でもいつかきっと仲間に加えてやるわ!


 テイムの確率について運営に問い合わせをしてみようかな。何度も言うけどいくらなんでも低すぎるよ。




 さて、パーシヴァルさんから聞いた限りでは、森の賢者様とやらは闇の森深部と闇の深遠の境目の何処かに庵を作って暮らしてるらしい。


 賢者様の庵を探しながら歩いていると敵と遭遇。今回のはローブに身を包まれていて赤い目をしたゾンビかな?手には尺丈を持っており、赤黒いオーラが強そうな雰囲気をかもし出している。

 さっきまでと明らかに違う雰囲気を持っているモンスターだったため、現在地を確認してみると《闇の深遠》に入っちゃってました……。


 闇の深遠って、こんないかにも強そうな感じのモンスターが多いのかな?そうなると、ここで力試しって結構勇気が要るかもね。とりあえずは目の前のゾンビと戦って闇の深遠の敵の強さを測ることにしようかな。

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