111話
前日に半分書けてたので移動中、ポチポチしてたら文字数が稼げたので投稿してみました。
と言う訳でイリスとカエデの進化を始めたいと思います。あらかじめ言っておきますがランクが1つしか上がらない候補は削除してあるよ。表示数が少ないのは本人のレベルの関係で選択肢が少なかったのです。
名前 イリス
種族 ペンタグル・フィッシュ♀ 魚種ランク3
LV 44(981/378452)
スキル 【水魔法9】【豪・突撃】【重撃・乱打】【光魔法9】【タクトマジック5】
パッシブ【浮遊】【高速飛行】【水入らず】【水属性強化・中】【属性魔法強化:中】
強さ
物理能力 571
魔法能力 677
称号:迷子、魔素掌握せし魚
進化可能
魚 種レベル40 ランク5 ヘキサグラード・フィッシュ
魚獣種レベル40 ランク5 タイガー・フィッシュ
魚獣種レベル40 ランク5 カオス・オルカ
ヘキサグラード・フィッシュ:魔法が得意で連続して魔法を使う事ができるようになった。身体的特徴は以前と比べて大きく成長し、体の色が六色にふえたことで目立つこと受けあい。色の割合を操作し闇に混ざることも出来るようになった。天候を操る能力を持つ魚の中では最高位。【連続魔法1】【闇堕ち】習得可能。
【連続魔法1】:その名の通り魔法をクールタイムなしで連続発動できる。レベルが低いうちは二連続まで。連続魔法使用後のクールタイムがいつも通り発生する。
【闇堕ち】:名前の通りの意味……ではなく、潜伏は隠蔽といったスキルに似たようなモノ。このスキルが先の二種類と違うのは相手の目があっても隠れることが可能であること。周囲が暗ければ暗いほど成功率が上がる。
タイガー・フィッシュ:トラの頭を持つ魔素を操る魚。物理的な攻撃力は非常に高いうえ、見た目が怖いが実は臆病。そのくせ覇気による威嚇は得意。【身体能力上昇・大】【獣魚の覇気】習得可能。
【身体能力上昇・大】:スキル所持者のSTRとVITもしくは物理能力を15%上昇させる。ベース・スキルレベルが上がるたびに再計算される。
【獣魚の覇気】:自身の強面を利用し覇気を使う。相手を怯ませ、恐怖に陥れる。効果時間は大体一分程度。
カオス・オルカ:名前のように混沌を運ぶと言われるシャチのような魚獣で死霊属性も併せ持つ。レベルが上がるごとに体の大きさが変化する亜種、初期の大きさは4㍍。魔素の影響を受けているが他の魔物に比べるとおとなしい。しかし一度怒ると生半可な者では止めることすらできないだろう。これ以降の進化先は固定されている。【死魚召喚】【狂瀾怒濤】習得可能。
【死魚召喚】:死んだ魚の群れを召喚し敵を攻撃する。この死魚たちの攻撃力は術者の物理・魔法の複合で計算される。
【狂瀾怒濤】:文字通り怒り狂う。この間、近づくものはすべて攻撃対象になり、周囲に敵がいなくなると近くにいる者に襲いかかる。
これがイリスの進化先だね。イリスがこれまでのレベルアップで変わったのはステータスと既存魔法のレベルアップだけだから説明を省きます。そんなイリスが選んだの進化先は一体何なのかな……。
オーソドックスにこのまま強くなるか、魔素の影響を受け入れて他の二種類に進化するのか……さあイリスの進化の始まりです!
名前 イリス
種族 ヘキサグラード・フィッシュ♀ 魚種ランク5
LV 1 (0/20000)
スキル 【水魔法9】【豪・突撃】【重撃・乱打】【光魔法9】【タクトマジック5】【連続魔法1】【闇堕ち】
パッシブ【浮遊】【高速飛行】【水入らず】【水属性強化・大】【属性魔法強化:中】
強さ
物理能力 403
魔法能力 487
称号:迷子、魔素掌握せし魚
選んだのはオーソドックスなヘキサグラード・フィッシュ。てっきり巨大な体のカオス・オルカとか行かないか心配しちゃったけど大丈夫だったみたいね。
進化によって変化したのはスキルの水属性強化が中から大になった事とランクの割に必要経験値が少ないことかな?あっ、忘れちゃダメな特徴があった。
一㍍もなかったイリスの体が一気に二㍍級になりました。水のフィールドがあったらまたがっても大丈夫そう。
ステータスとかはそれなりに弱体化してるけど今までの子達の進化を見る限り、ランクが上がる度に縮まり以前のステータスを抜くのは今や平均20レベル前後。それまで育てれば今まで通りの役割をこなすことができるからそれまでは我慢の時間だね。
【連続魔法】はこの後に説明するカエデの持つスキル【魔素吸収】に似た効果を持つスキル。魔素吸収もクールタイムを減らして連続使用可能時間を短縮するものだから。
あっ、連続魔法の本文説明が分かりにくいので追加するとこんな感じになるよ。
連続魔法を使わずに魔法を使う→魔法毎のクールタイム発生。
連続魔法を使ってから魔法を使う(一発目なのでクールタイム発生無し)→二度目の魔法を放つ(連続魔法効果終了)→ここで【連続魔法】本体のクールタイムが発生する。通常魔法のクールタイムは発生しないのでこの後に通常魔法を放つことも可能。ようするに詠唱が短い魔法なら三連続で魔法を使えるってこと。
まあ今の所、若干だけど【連続魔法】の方が使い勝手が悪いかもしれないね。まあそこはスキルレベル上げをして魔法発動数を増やせばいいだけの話だから気にしすぎなくてもいいと思ってる。
では次にカエデの進化へゴ~!
名前 カエデ
種族 オッドツリーク 魔樹種ランク3
LV 50(21589/412582)
スキル 【ナチュラルメイク15】【高速連射】【堅魔法10】【アロマテラピー】【木魔法9】
パッシブ 【擬態】【伸縮自在】【火属性弱点:大】【弱り目に祟り目】【植物強化】【魔素吸収】
強さ
物理能力 484
魔法能力 720
称号:魔素掌握せし樹
進化可能
魔樹種レベル40 ランク5 Gチャージ・ツリーク
魔樹種レベル40 ランク5 アース・バーム
魔樹種レベル50 ランク5 スパイラル・ツリーク
魔樹種レベル50 ランク5 ラッシュド・バーム
Gチャージ・ツリーク:色々と溜めることが大好きなツリーク。当たり外れがあり、何をため込んでいるかは使ってみないとわからない。当たると良質の素材などが手に入り、外れると昇天しかねない手痛い攻撃を食らう。【ルーレット・チャージアイテム】【ルーレット・チャージパワー】習得可能。
【ルーレット・チャージアイテム】:ルーレットを回し、当たればどこかで採取してため込んでいたものをもらえる。稀に珍しい素材が手に入ることがある。
【ルーレット・チャージパワー】:周囲の魔素をため込んでいる。これが当たると魔法能力の3倍の爆発系範囲攻撃を食らう。
ガイア・バーム:地魔法の上位である大地の魔法を操ることに長けたモミの木のような魔樹モンスター。
巨体だが動きはそれなり。【大地魔法3】【地属性強化:中】習得可能。
【大地魔法3】:地属性レベル20までの魔法に加えて新しく大地系統の魔法を使用できる。
【地属性強化:中】:地の属性の攻撃・防御効果を10%強化する。
スパイラル・ツリーク:極限まで螺旋をまいた枝を一気に開放して恐ろしい威力の打撃を仕掛けてくるツリーク種。移動速度は魔樹としてはかなり速い。【螺旋爆衝】【高速移動】習得可能。
【螺旋爆衝】:一瞬にして螺旋を解くことで発生する遠心力を利用し、自身の能力の3倍のダメージを与えることが可能。しかし、再度螺旋を巻くまでにクールタイムが五分ほど発生する。
【高速移動】:足(根)を素早く動かし、移動することができる。足技(根技)の攻撃速度と威力が上昇する。
ラッシュド・バーム:物理も魔法も手数が大事と思い込んでいるモミの木のようなモンスター。その考えから繰り出される攻撃は目にもとまらぬ速さであるとかいう噂。そのくせ移動速度は普通の魔樹種並。
【ワン・ツー・フィニッシュ】【アン・ドゥ・トロワ】習得可能。
【ワン・ツー・フィニッシュ】:物理攻撃系コンボ用スキル。スキルを発動前に自身の攻撃を何度当てているかでスキル発動時の威力が変動する。最大攻撃上昇率400%で最大値までたまった状態でコンボが切れるとフィニッシュブロウが発動する。
【アン・ドゥ・トロワ】:魔法攻撃系コンボ用スキル。スキルを使用し発生した行動準備中の制限時間内に何度魔法を発動できたかでスキルが発動した時の威力が変動する。最大攻撃上昇率400%までたまった状態でコンボが切れると最後に使った魔法がさらに強化されるクリティカルブロウが発生する。
カエデの進化先はどれもいい感じだよね。この中からカエデはどの進化を選ぶんだろう。
私としては二つほど希望したい進化先があるんだけどそれを選んでくれると嬉しいな……。まあカエデはもうすでに進化先を決めてるみたいだから私の希望に添えなくてもいい。
カエデが選んだ進化先は……これだっ!?(さあ皆で考えよぅ!?)
名前 カエデ
種族 ラッシュド・バーム 魔樹種ランク5
LV 1(0/25000)
スキル 【ナチュラルメイク15】【高速連射】【堅魔法10】【アロマテラピー】【木魔法9】【ワン・ツー・フィニッシュ】【アン・ドゥ・トロワ】
パッシブ 【擬態】【伸縮自在】【火属性弱点:大】【弱り目に祟り目】【植物強化】【魔素吸収】
強さ
物理能力 371
魔法能力 563
称号:魔素掌握せし樹
進化先はラッシュド・バーム。まずは体というか幹が100年くらいじゃないっていう位に太くなった。もうすでに㍍換算で言い表せないね。枝自体も太くなり、その影響で【伸縮自在】で伸ばせる距離がさらに伸びた。
あとはなぜか枝のそこかしこから蔓が沢山生えて来てる。何のためか聞いたところ、この蔓を使ってスキルを発動させるんだって。なるほど……この蔓がワン・ツー・フィニッシュを行うための武器かぁ。
私が頷いてるとカエデが蔓を伸ばして私を持ち上げた。安全の為か、何重にもぐるぐる巻きにしてね……。
蔓が巻き付いてるせいで私のヒマティオンで隠れている体のラインとかが浮き出てしまい少し恥ずかしい。
だから一つ言わせて?もし他の人が見てたら今の私の状況、触手プレイと勘違いされちゃうかも知れないから大至急降ろしてほしいなぁ?
カエデの残念そうな顔を見ながら考える。この巨体の剪定作業(?)する時は持ち上げてねと言うと途端に嬉しそうにしたカエデにキュン落ちしそうになった。
剪定鋏の再購入もしないといけないなぁ。枝が太くなったからそれをちゃんと切れるサイズのを探さないと。進化させるのはいいんだけど、進化後の姿に合う道具を探すのって結構大変なんだよねぇ。まあそれも楽しみの一つと言えばそうなんだけどね。
さてと、これで進化も終わったし次の行動に移れるかな?
えっと現在の時間は……21時ね。明日から学校だからあとはみんなとお話しして解散っていう形にしようかな。
そして再度全員を呼び出して雑談会。その終わり間際、問題児認定されつつある家族が爆弾を落とした。
「あっ、マスター。報告が遅れました。……メリュジーヌに関する報告は以上です。あとは現地で獲得したアイテム類の引き渡しをしたいんですけど~」
「わかった。一旦渡してくれる?」
「は~い。えっと、あれとーそれ!後は……コレですねっ!」
ティアから渡されたのはメリュジーヌに関する情報と《スキルの種》を含む珍しいアイテムに加え、換金用アイテムの古文書などが多く見受けられた。そしてティアが最後に出してきたのは二つの魔獣の卵。
「あれっ?メリュジーヌで魔獣の卵を二つも手に入れたの?すごいわね」
「あっ、はい。一つは情報提供をしてくれた研究者の人から譲ってもらいまして、もう一つは……ました」
「んっ、ごめんね?最後の方聞こえなかったからもう一度お願い」
「ですから、一つは私が産みましたっ!」
「はっ?……え、えぇっ!?」
今日は寝るのが遅くなりそうな予感がします……。
やっぱり問題児が問題を持ってきました!
はてさて誰との間に出来たのか謎です……。
最近ずっと言ってるけど、いい加減にティアネタ止めとかないとダメな気がしてきた……




