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東方龍獣録  作者: 秋
機械龍=マシーナ
23/43

白玉楼に到着したが

「食料の備蓄されている位置を特定。場所はX……」

「お、教えなくてもいいから!その場所に連れて行って頂戴」

食料を備蓄している場所ならお手伝いとかをすれば分けてくれるかもしれない。

そんな甘い計画で、備蓄位置を突き止めたが……





「到着〜だよね?マナ」

「到着でございますが、今マスター高い位置から飛び降りましたけど大丈夫でしょうか?」

マナが再びドラゴンになり、それに乗ってよくわからない空間を潜り抜け到着したと思えば長い階段。

その階段も普通に登ると疲れるので再びドラゴンになったマナに乗りやっとの事で頂上まで辿り着いたのである。

しかし花落は、長い長い階段の頂上で高い位置から、高さを気にせずに飛び降りたのでマナが気にしているーー

ということである。

「大丈夫だよ〜これぐらいの高さでは足もしびれないよ?たかが5Mメートル程度だろうし」

【たかが】5Mとは……まさかマスター、普通の人間じゃない!?

「とにかく、この屋敷に住んでる人に分けてもらおう〜♪コンコンコンっと」

ーーコンコンコンッ

屋敷の入り口の大きな木でできている門をノックする。

ーーギィィィィ……

すると大きな門がゆっくりと開いた、その瞬間ーー

「マスターに手を出そうとするとは……貴方、なんのおつもりですか?」

マナが中から扉を開けた人に向かって鋭い刀を前後左右に配置しながら問う。

開けてくれた人は、手を挙げて、降参の意思を表した。

「それで、なんのおつもりですか?」

「見慣れないお客様なので警戒していただけです。まさか人間と機械とは」

そう言ったのは、緑色のシャツと膝までの長さのスカートそして白髪のショートの髪、そしてリボンを付けた可愛らしい女の子だった。

「申し遅れました。私は魂魄妖夢こんぱくようむと言います」

「私は花落!こっちはマナ!よろしくね!」

一礼をしようとする妖夢の手を掴み勢いよく手を振る。

マスター……あなたは今、その妖夢という者を試しているのですね。

私は【数年前からマスターを見ていました】

初めて会った相手に敵意を向けられた時、握手をして確かめる。

「い、痛いですよ!花落さん!」

あれは最善の反応……私が嚇かしたから気安く【痛い】とは言えない。

しかし、言えるということは、マスターに敵意を持ってる可能性はかなり低くなったと言えるでしょう。

「ごめんごめん!久しぶりに仲良くなれそうなひとだったので」

安心したように満面の笑みで妖夢に謝る。

「ところで何の用ですか?観光……というわけでもなさそうですし……」

「あ!そうだ!完璧に忘れちゃってたよ!その……食べ物を……分けてくれない?」

「…………え?」

「ご飯だよご飯!朝から何も食べてないの!」

え?そんなことでなぜ白玉楼に!?

見た目や喋り方からして普通の人間より陽気で行動が軽そうと思ってたけど……ここまでとは。

今頃だけど彼女の容姿は結構変わっている。

足首まである白色のワンピースに、紫色に光っていて膝まで伸びている長い髪。

長いことや光っていることはいいとして、いや、光ってるよくないが……髪の毛がーー

「う、動いている……?」

紫色に光っている髪がわずかながらうごいているのである。

「ん?なにかいった?」

「な、なんでもないです」

先程まで楽しそうっで話しやすそうと思っていたが、その髪を見てから途端に怖くなってきた。

「それより、ご飯分けてくれるの!?分けてくれないの!?どっち!?」

「ご飯なら私が仕えている【幽々子様】に、そろそろお持ちしようと思っていたので食べていきますか?」

「やったーーーーーー!!」

「では、こちらです」

門の扉を開け、二人が門をくぐるのを確認して扉を閉める。

中は石を一面に敷き詰めた地面、池などがある立派な屋敷だった。

そのまま妖夢に案内され、接客室だろうか?畳できた床に大きなテーブルと沢山の座蒲団が敷いてあった。

「ここでお待ちください」

「はーい!了解でっすぅ!!」

花落が大きく返事をし、それを聞き妖夢は笑顔で目で返事をして去っていった。


その後5分くらい待っただろうか?妖夢が沢山の料理を持ってきた。

「幽々子様という私が使えてるお方を呼んできます。くれぐれも無礼がないようににお願いしますね」

「わかった礼儀正しくする!」

「もぅ~妖夢ったらそんな言い方すると警戒しちゃうじゃない」

妖夢が呼ぼうとしたその先に、紫色の髪で、青色の浴衣のようなものを着ている人が現れた。

「幽々子様、人間が里に広げるかもしれないから威厳のある喋り方をと言ったのに……」

「あら、あなたが花落とマナね?私は西行寺幽々子、よろしくね」


ーーこの後、花落はとんでもない光景を見ることになるなんて、考えもしていなかっただろう

次回は番外編みたいなのを入れてみようと思います(多分)

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