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東方龍獣録  作者: 秋
〜修行編〜
19/43

過去の自分と今の自分

「ここは……?」

石碑に触れてそして……そうだ!ワイバーンは!?

秋が石碑に触れた瞬間、見たことのない龍が3頭、紅魔館を襲撃していたのである


ーーお前は……忘れたのか?


聞き覚えがある声がかすかに聞こえてくる

「この声、どこかで……」

独り言をした途端声の正体が分かった

「自分の……声」


ーー私はお前だ


「な、何が言いたい……」


ーー私はこの世界に来る前、誰にも負けない力があった


「誰にも負けない力?」

独り言の長さか?それとも天然?いや、その両方は多分もっと上がいるだろう……それなら


ーー私が唯一、ほぼ負けなしの……物は


「…………ゲーム」


ーーそうだ。そして一番得意なジャンルは


「……FPS(一人称視点シューティングゲーム)」


ーー今、私が手に持っているものは?


自分のもう1人?の声がそう言った途端、秋は拳銃を持っていた

見た目は、現実世界では見たことがない……龍の形をした銃

「なんだ……この銃は?」


ーー私がこの拳銃持った時、大体だが使い方は把握できた……そして異能力も身についた


確かに、この銃の使い方は大体わかる。

見たことのない……しかも、弾の入れる所も……ない!?

でも……使い方が、なんとなく……わかる

「弾は、どうするんだ?」


ーー私はその時、【ありとあらゆる力を弾に変える程度の能力】を手に入れた


「あらゆる力を……弾に変える?」


ーー今、人間の私は、霊力という力がある。そして、それを弾に変えることも……できる


そう言われて、霊力?とやらを意識してみて……弾の形を意識する

「で、できた」

白く光っている弾が数個できた

しかし、不思議なことに全ての弾のサイズがバラバラであり、銃に全て入るのである


ーー私は、この力を使うことで、誰にも負けなくなった。敵対した龍にも勝てた……私よ、今意識を戻し、敵と戦うのだ


もう1人の私の声がそういうと、周りが強く光だし、意識が遠のいていったーー




「この龍……私と同じ、いやそれ以上……?」

「う〜ん……ちょっとぉ〜厳しいのですよぉ〜本気、出さないといけないかもですねぇ〜」


ーーガンッ!


「この戻ってきた時の判定が未だにわからないんですが……」

石碑の世界から帰ってきた秋はまず、地面に垂直の形で頭から落ち、頭を抱えて痛みを抑えている

「秋……様?秋様!ここは危険です!下がっていてください!」

「ワイバーン、私は……異能力を発現できた!ワイバーン龍化して、背中にのせてくれないか!?」

秋の無茶ブリにワイバーンは疑問を持ちながら、策があると信じて龍化する

秋様、いつもは頼りないお方ですが、この状況を切り抜ける方法がきっとあるはず……

「後は、スピードを重視した武器だということを願うしかないか……」

「……?それより!何か作戦でもあるんですか?相手は相当素早いですよ!?」

「作戦なんて必要ない……ただ単にこの銃を当てるだけだ」

「銃?」

作戦がないと伝えられ心配になりながら、秋が握っている銃を見てみるが……

あの銃の形……物凄く細長い、そのせいかさっきから、バランスを取りづらそうにしている……

「ワイバーン空中で止まることが……いや、止まってくれ。私が攻撃する」

秋様がここまで強気に……作戦がなくても何か信用できる気がする

ワイバーンが空中で停止すると白い龍が一匹こちらにやってくる


ーーパンッ!!!


秋が放った銃弾は龍の頭を貫……かずに、跳ね返る

「火力低すぎでは!?スピードに力が入りすぎていて火力を減らした……ということか」


ーーパンッ!!!パンッ!!!パンッ!!!


「ワイバーン!このまま弾幕を張りつつ今から言う私の作戦を実行してくれ!」


グワァァァァァァァーー!!!


「しかしその作戦は本当に息が合わないと失敗して、2回目は通用しなくなります!」

「何日一緒に過ごしてきたと思うんだ、ワイバーンがタイミングを合わせられなかっても私が合わせるから大丈夫だ!早く弾幕を張れ!」

ワイバーンは深く頷いたような仕草を取り弾幕を張る

それに混じり、秋が銃で援護射撃をするが、最初は少し焦り全部回避していたが、秋が発射していると気づいた龍は段々避けなくなっていた

「ワイバーン!さっき指示した位置に弾幕で移動開始!」

「了解です!」

その地点に誘導できたら、後はタイミングを完璧に合わせるだけ……厳しいがワイバーンとなら……!!


グワァァァアァァァーー!!


龍は誘導されていると気付いたらしくこちらに向かって突進し始めてきた

ーーよし!これを待っていたんだ!

「今だ!!」


ーーパンッ!!!


秋が先ほどより早い銃弾を発車させる

しかし、スピードを優先したため、火力がないのは相手も分かっているらしく無視して秋達に物凄いスピードで突進してくる


ーーグゥィィィィィン!!


「残念、私の銃弾はフェイク。本命はーー」

「私の封印の弾幕」

龍は段々と小さくなり、お店で売ってそうな模型となった


ーーグワァァァァァ、ァァ……ァ


「秋様ぁ〜こっちも終わりましたよぉ〜」

集中しすぎて気づいていなかったけど確か三匹いたんだった……

秋とワイバーンが戦っている間、バハムートも戦っていたらしく、今終わったようだ

「あれ?あと一匹は?」

「……逃げられた」

「大丈夫だよオロチ。捕らえて襲撃の理由を聞きたかったけど、襲撃を企んだやつも当分は襲えないでしょ多分」

深刻そうに、罪悪感を持った状態で秋に話したのを秋が気を使い、なだめながらあることに気づいた

「紅魔館が傷一つ付いていない。それにあんなに激しい音を出したのに……なぜだ?」

そう、あんなに弾幕を張ったり音を出したのに紅魔館にいる人達も出てこなかった

「多分ですけど、さっきの龍達が張った結界だと思われます。龍達は紅魔館を襲撃するつもりではなく、恐らく私達を」

「まぁ、とにかく今日はただの休暇ということにして休もう。私もこの銃について色々調べたいしね」

秋がそういいながら銃をクルクルと指先で回しながらみんなにそう告げたのであった

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