純白のチョウセンアサガオ
清廉潔白
白をもって何をイメージするだろう
純白の色に何を期待するだろう
真っ白のトランペット
奏でるは「親愛と尊敬」
高らかに吹き鳴らし響かせる
でも
綺麗なお題目に
素直に耳を貸していいのだろうか
高潔で素晴らしい
いかにも手を取りたくなる音に
私たちは無条件で手を差し出していいのだろうか
白きトランペットのそれは
果たして「偽りの魅力」ではないのか
音だけに聞き惚れて
ただそれに聞き流されていいのだろうか
いつかその「変装」が暴かれたとき
その重荷を自分で背負えるのだろうか
天使のトランペット
それはあくまで天使のもので
それは私たちのものではない
だから
私たちは私たちの音を奏でるべきではなかろうか
だって私たちは天使じゃないから
私たちは人間だ
表も裏もある人間だ
好きなものも嫌いなものもある人間だ
私たちは人間なんだ
だから
白を目指すのはいいけれど
偽りの白に憧れてはいけない
たとえ汚れたとしても
僕等は白でいることができるはずだ
外側は汚れた白であっても
自分の真っ芯が白くあるならば
それはきっと
偽りの白よりもより白く在れるんじゃないかな
折れかけたとき
それでもと傷を堪えて立ち上がる
そのときに垣間見える中身にこそ
本当の色が潜んでいるのかもしれない