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傷ついたココロ  作者: らそ
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幼い頃

私は幼い頃 けして裕福とは言えない家庭に育った


体が弱く入退院を繰り返して私に身体が強くなるように色々な習い事をさせていた

水泳 剣道 ピアノ 習字 体操

毎日習い事に追われて小さい子らしい遊びなんてした事がなかった

ただ私の習い事の費用を出すために夜遅くまで働いてる母の期待に応えるのに精一杯だった

いつしかそういった義務感も当たり前になって辛いなどと思わなくなってしまった 自分の気持ちがどうあるのかとか、ほんとはこうしたいとか次第に失われていってしまったのだろう


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