借りてきました。
お久しぶりです。読んで下さいませ。
私、中学生になりました。順調に、腐女子ロードを進んでます。
今日は、近頃クラスの中で回っている本が、私に回ってきました。幼なじみの男子いわく「男のバイブル!!」らしいです。マンガ本なんだけどね~
借りていって、家で読むのはいいんだけど…今日はマミーが、仕事お休みで家にいるはず…それに、家狭いんだよな~二部屋あるけど、間仕切り外しているんで実質一部屋、布団も並べて眠るので、う~ん?…どこで読もう!?
「ただいま~」
「おかえりなさ~い」
…やっぱり居た。
…どうしよう…?
…えっと…
「これ借りてきたの。今クラスで回ってる本」借りてきた本をマミーに渡す。
「ふ~ん…」
本を受け取って、ペラペラとめくって読んでいたマミーが、ギョッとした顔をして、パラパラと最後まで目を通してから、こっちを、うろんな目で見つめてくる。
…だよね~…うん、うん、気持ちは解るよ。
「みぃちゃん、これ何か凄いんだけど…」
「うん。男のバイブルなんだって」とりあえず明るく答えてみる。
「…そうでしょうね…でも、ふつう親に見せるの?」
いや見せない!絶対に見せないと思うよマミー!解ってる。でも私、読みたいんだもん!読まないとか言う選択は私の中には無い。ゆっくり、じっくり読みたいんだもん。男のバイブル!!
「いや、ふつう見せない。でも、うち狭いし隠れて見るの無理かな~って思ってさ~」
とりあえず可愛く首をかしげて見る。かわいこぶっても、読みたい本は、男のバイブルなんだけどね~。
マミーは、はぁ~と、ため息をつくと、ちょっと肩を落として
「そうね…」と言って、私に本を帰してくれる。
ヤッター! これでマミー公認でゆっくり読める。
ウキウキして部屋に入って行く私の後ろ姿にむかって
「それを読む、みぃちゃんの顔を観察しよう…」
ちょっと楽しそうに、マミーがつぶやいたのは、気のせいだよね!