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序章
この話は俗に言うノンフィクションと言うやつになると思う。
ただ、味気無い日々をひたすら書き殴るわけにはいかないから、多少は着色していこうと思う。
不思議な廻り合わせとか、色恋沙汰とか…
本当に起きたか起きてないかは、読み手の見解にお任せしよう。
私は小3の時、父の仕事の影響で家に関する仕事に興味を持った。
それを夢としてはっきり自覚したのは五年生だったか。
以来空間や家具や家の外観のデザイナーになりたいと思い、それになるために第一志望の高校にもギリギリ合格した。
母方の祖母とその話をすると必ず出で来る曽祖父の存在。
「あんたと同じ誕生日で建築家だった」
私が産まれるずっと前に亡くなっているから、当然初めて聞いたときは驚いた。
−不思議な廻り合わせもあるもんだ。
1話…半端で申し訳ない。これからどうなってくかは作者にもわかりませんが、暖かい目でみてやってくださいm(__)m