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対策

あの名簿事件が起きたその日の放課後。

「困ったものだな…」

小鳥遊先生がため息をつきながらそういった。

今俺と小鳥遊先生、そして三咲希の3人で教室にいる。

「まさかこのようなことが起きるとは私も思いませんでした…」

「俺もだ」

今回のことに関しては誰も予想出来ていなかっただろう。

「犯人探しをするつもりじゃないが、今後について話しておこう」

小鳥遊先生の言うとうりだ、あの紙切れだけでは犯人の情報は掴めない。あの名簿にはクラス全員の誹謗が書いてある。このクラスの誰かが書いていたのなら自分の誹謗も書かないと怪しまれるからな。

そしてこのクラスの誰かが犯人と決まった訳でもない。先輩たちの可能性も捨て切れない。

「今後このようなことが起きないよう。私も生徒指導に力を入れる。犯人がこのクラスと決まった訳ではないがな」

「そうですね。私もクラスのみんなをよく見て悩みがありそうな子には話をしてみます。」

「そうだな。当分はその対応を2人にはお願いしよう。」

三咲希は主に女子を俺は男子をと言う話で決まった。

「私はこれで失礼する。」

「はい、ありがとうございます」

俺は小鳥遊先生に挨拶をし、三咲希と少し話をすることに。

「あの名簿…昨日の放課後にはなかったよな」

「うんそうだね。そう考えると私と嶺佐が帰った後に誰かがやったのか、それか…」

「今日の朝だな」

そう昨日の放課後にはあの名簿はなかった。そう考えると、犯行を行える人は少なからずだが限られる。

「嶺佐は、見たんだよね?その名簿」

「あぁみたよ」

「そっか…内容は聞かない方がいいよね…?」

「あぁ…そうした方がいい…」

三咲希を傷つけたくない。

「そういえば来週はクラスマッチだな…」

「そういえばそうだね!足があんま良くないけど…やれるだけ頑張ろうかな…」

「無理はするなよ」

クラスマッチは各学年がスポーツで競い合う。

第1回目のクラスマッチの内容はサッカーだ。

俺もあまり運動神経がいい方では無いが頑張りたい。

その後も教室で三咲希と過ごした。

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