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破かれた頁 その2

「……まいったね。」


日を跨いで、時間は朝頃。

どうにも空気が悪くなってしまう。

昨日、あのソーンを見たら割と大丈夫かなとは思ったけどそう簡単に上手くいかない。

鈴蘭は当然のこと、まだ心の整理はついていない。

考えることだって沢山ある。

ライラもだ、思うことがあったのだろう。

ずっと顔が強ばっている。

変わらずマイペースなジャンとマスター。

ネモとヴェンは2人で唸ってるし、ライフィードはこの状況ですました顔をしている。

リナリアも同じく。

貴族なだけあって修羅場は慣れっこってかい?

アステリアは目に見えて動いている時間が減ってきているし、その隣にいるソーンも気が気じゃないだろう。


「本当に変わらないのは私らだけのようだ。ニャ。」


にゅっと伸びてきてあたしの膝に収まる。

猫だ。


「おじさんもこういうのは慣れててねぇ。」


あたし、ペルナ、ゲイルの3人。

関心がない……という訳では無いけど、空気を読めないバカが集う。

ヴェンでさえああなってるのにね?


「いやー過ごしにくいねぇ。」


周りに聞こえない程度でボヤく。

空気読めなさすぎな女で申し訳ないけど、そう思ってしまうのだから仕方がない。

理解できない訳じゃないが、普通の思考回路はもう機能してない。


「素直な話、ペルナは平常を装ってるだけだ。ゲイルは慣れてしまっただけだろう?楪はどうしてだ?」

「あたしは……んー……。訓練の賜物?」

「どうしてまた。」

「じゃ、今日はあたしの話でもするかい?」








時は遡る。

まだ、常人離れしていないあたし。

まだ、学ぶ余地がありすぎるあたし。

まだ、白紙のあたし。

師匠はあたしを1人前にするために教えてくれたこと。

それは調子がいいとか悪いとか。

そういうのを全て無くする。

体が身軽で、なんでも出来そうでも。

風邪で体が重く、何も出来なさそうでも。

何時でも、常に一定。

同じパフォーマンスをし続ける。

何故か?

刀の先がブレてしまう。

私が唐竹割りをするのなら、同じ速さ、同じ位置、同じ力、同じ息遣い。

調子が良すぎてもダメ。

気持ちが先走って、同じ速さを維持できない。

もちろん調子が悪くてもダメ。

結末は容易に想像が着く。

不完全な刀はどこかへ飛んでっちゃう。

……まあ、師匠はその心意気で構えや型、流派を極めろと言ったのだろうがあたしは本当にそれを身につけた。

刀を握れば、あたしは操り人形になる。

あたしを突き動かす()()に操られ、精密に、正確に、一寸の狂いもない固定化された技。

自分を語るなら、まずは自他ともに認める速さを武器に上げる。

ただ、自分だけが知る強みを教えろというのならこの正確無比の技術だろう。










「……はー。山篭りねぇ〜。本当に意味ある?」


年齢的には……18前後?

教えられることも少なくなってきたと師匠は言う。

最終試験と課された修行は技や力などは関係ないように見える山篭りだった。

条件付き、刀を振るうのは敵が現れた時のみと。

山にいる熊、猪、もしくは魔獣。

しかも1年間!

凍え死ぬよ!と抗議したものの、お前ならできると批判は受け付けてくれなかったのは今でも恨むが。

最初は辛かった。

どちらかと言うと暇で暇で。

なんだかんだでいい子だったし、師匠の言うことは聞いて一切刀は振らなかった。

……そ、刀さえ振らなきゃいいから、あたしはただひたすら構えを練習した。

太陽があたしを焼き殺そうとしたり、雪があたしを凍えさせようとしたりする。

夏はまだいいさ、水さえ飲んでりゃ嫌でも慣れるし、死ぬことは無い。

冬は酷かった。

何より雪が降り始めて、寒さを本格的に感じた1日目。

体は震えるし、本能的に体を温めようと縮こまる。

この辺りで、理解した。

……曲解したが正解なんだけど。

確かに、何にも左右されない人間がいるのならソイツは強いのだろうと。

ただ、何度も死にかけたなぁ。

もちろん永遠とソレをやってる訳じゃなく、休憩はするわけだ。

というか普通に休憩する時間の方が多いわけで。

冬を過ごす度に、死に対するリミッターが外れていく。

ある日には、呼吸に集中していれば寒さを感じなかったことがあった。

()()()のだろう。

寒さを感じず、ずっとこのままでまいいやと思ったあの時。

辞めなかったら凍った石像になってたね。

究極の空腹感を覚え、意識が戻ってきたら、ほぼ体が凍りかけてた。

まだほんの少し未熟だったのが幸いした。

やった事はそれだけだ。

1年経って、村に戻ったら世界が変わっていた。

嬉しい話も、悲しい話も、楽しい話も、右から左へ抜けていく。

外しては行けないリミッターを、あたしは外した。

()()と言う枷。






「と言った感じで。」

「前々から察してたが、やっぱ楪ちゃんって変だな。」

「変……ね。」


2人が割と真剣に聞きつつ、奥にいるヴェンとネモも聞き耳立てて聞いていた。

後で釘さしておかないと。


「最悪の刀バカだな。」


見張りで遠くを眺めていたラルがあたしに向かってボヤく。


「ぶーぶー、なにさー。」

「……さあな。それより見張り代われ。」

「はいはーい。」


すれ違いざまに一言だけ。


「刀に出会っていないお前はどれだけ普通の人間だったんだろうな。」

「……。」


今まで1度も考えたことがなかった。

私が刀を握らなかった世界。

普通の女の子だっただろうか。

想像つかない、私はこうなる未来しかなかったんじゃないかと思えるくらいには。

渋々見張りの位置に座り直した。


「いい機会だし、今1度頭の中整理しようかね。」


あたしとアステリアの目的は変わってない、剣の持ち主を探すってのだけど……。

どうも嘘くさい話が沢山。

加えてこれ以外にも解決しないといけない話もある。

まずはアステリアの死後の話。

アステリアが死んでからまた来てとあの精霊王は言っていた。

あっちから来ることはないのかな。

となると、故郷に逆戻り?

思ったより早い帰省になりそう。

本当にするかは置いといて、アステリアは宝石として体が残るらしい。

刀にするって話。

考えておかないと。


次にラルの目的探り。

正直、どこかで裏切る気がする。

そんな雰囲気は微塵も見せていなかったけど。

彼女の行動が読めない。

信者を全員殺す、なんてできっこなさそうなことを言ってのけた。

あの時は真剣な顔してたし、ラルはそもそも嘘つくような人じゃ…………一旦置いといて、つまんない嘘はつかないと思いたい。

あたしをどうにかして手の内にしたそうだった。

エリカの事もある。

1度は私もラル側について真実を知りたい。


最後に、あの幽霊野郎。

あとちびっ子レインボー。

目的はよく分からないけど、何よりあの化け物。

最終的には全部繋がってくる気がする。

この剣も、ラルのやりたいことも。

そして、あたしの虚無も。




「考え事か?」


ライフィードとリナリアが寄ってきた。


「アンタ歳の割に大人だよね〜。」

「貴族同士のいざこざは酷いものだぞ。子供の時から見てれば嫌でもこうなる。」

「ライフィードもかい。さっきあそこの休日おっさん組とそういう話してたんだ。」


眠そうにして丸くなるペルナと、それにのしかかられてるゲイル。

あの一部分だけ切り取れば平和なんだけど。


「時に聞きたいことがある。」

「なんだい?」

「あの2人、どうするつもりだ?」


それはもちろん、ソーンと鈴蘭のこと。


「このギルドは鈴蘭が潤滑油になっていた。当の本人がアレではずっとこのままだろう。かといってしゃんとしろと言うのも酷だ。」

「でも口出ししないよあたし。絶対無理だ、人の死が関わってる以上あたしらが割って入って何とかできるものじゃない。」


本来なら時間が解決してくれる。

ただ、この雰囲気のままっていうのも確かによろしくない。


「お?」


ラルが、鈴蘭に歩み寄っていくのが見えた。

















「鈴蘭。」

「あ……っと……何?」


小さなため息をついて、鈴蘭のそばに近寄る。

若干面倒臭そうな雰囲気を出しながら。


「何を悩んでいる?元シスターだ。悩みくらい聞いてやる。」

「大丈夫、ちょっと頭がぐるぐるしてるだけだから。」

「いつまでもその暗い顔を見せるなと言ってるんだ。」

「……っ。」


普通、こんなことは誰も言えない。

面と向かって、その姿がみっともないなんて。

ラルは、ラルだけは言える。

それは性格の問題では無い、元シスターであるからだ。


「何を迷ってる。」

「……心の整理がつかない。ソーンとの接し方も分からないし……頭の中ぐちゃぐちゃで。」

「だろうな、当然だ。頭がイカれてなけりゃ普通そうなる。」

「……どうすればいいのかな。」

「過去は縋るものじゃない、次から間違えない為の判断材料に過ぎない。それに、お前は縋られなかった。復讐を選択しなかったんだろ?同じことは繰り返さないとお前は学んで新たな選択をしたわけだ。」


鈴蘭の中ではもう、決心は着いているはずだ。

たとえ言葉だけだったとしても許すと言えた。

そう言えるのなら、口にすることが出来たなら。

後は行動に移すだけ。


「1度できて2度目ができないはずがない。ただ……。」

「……ただ?」


しばらく貯めた後、座っている鈴蘭の頭を撫でた。


「孤独じゃない。お前には仲間がいる。背負いすぎなんだ、お前は。」

「……ッ。」


ずっと堪えていた涙は、一斉に溢れ出した。

拭っても拭っても、頬は濡れる。


「頼れ、信じろ。今度はお前が守られる番だ。」

「ひぐっ……ぅ…………。」


仕方なかっただろう。

鈴蘭の性格上、仕事柄上。

仲間を助け、先導し、守ってきた。

それが普通で、鈴蘭自身もそうあるのが常だった。


「私に頼るのはやめて欲しいものだが、今日くらいは胸を貸してやる。」


どれだけ柄が悪いラルでも、今の鈴蘭には彼女が母のように見えただろう。

腐っても鯛とはこの事。

いつまで経っても、彼女は誰かの心の支えになれるシスターだ。

修道服を捨てず、着続けているのがその証拠だろう。


「……ごめっ……なさい……っ。」

「あぁ。」


そっと胸に抱き寄せて、背中をさする。

泣き続けていた彼女はいつしか眠ってしまった。

ラルも動かず、膝に乗せて見守っていた。












「おっ。」

「……見世物では無い。帰れ。」

「いや、ありがとね。」

「やめろ、気持ち悪い。」

「ほんとさ!そういうんの()()()にはできないからさ!」

「……。」


アレ、なんか変な顔して……あっ。

また混じった。

……ほんと、人を気にかけてる余裕も無くなってきた。

他人気にするより自分見ろってね。


「お前には荒治療がいいか?」

「たはは、それはまた今度で。あたしは正論しか言ってあげられないからさ。性格がこうだし。」

「私に言うか?」

「ラルは……本当は優しいの知ってるもん!」


またすんごい顔。

殺気だけ向けてくる、おー怖。

冗談言い続けてたら本当に殺されちゃいそう。


「ちなみにお願いがあって来たんだけど。」

「お断りだ。」

「エリカに会いたい。」

「…………何故?」

「何も聞かないでくれると嬉しいな。別に怪しいことしたりしないよ。」


かなり長い間考えていた。

ラルからしてもエリカは相当大事そうだったし。

最初あった時は信用してるって開口一番言われたのに!


「私の質問に答えろ。」

「ん。」

「神は信じるか?」


前にも答えた気がするんだけどなぁ……。

……いや、でも。

今のあたしが言うなら。


()()()()()()()()。」

「……どういう事だ。」


想定外の答えだったのか、疑問が帰ってくる。


「私もちょっとね〜、色々考えることがあって。実在するかどうかは置いといて。神的存在は意外と身近なのかもって。精霊王とかもなんか神みたいだし、前戦った化け物みたいなやつも神がかった強さしてたよ!」

「……まあいい。ウルゴアを変に刺激するなよ。次の休憩の時に呼ぶ。」


















「……おはよう、ごめんなさいラル。寝ちゃってた。」

「構わない。」


時間は昼時、雰囲気も若干和らいできた。

何より鈴蘭がいい顔をしてる。

決心ついたんだね。


「……ごめん皆、心配させたみたい。もう大丈夫だから元気に行こう。」

「だ、大丈夫?無理はしなくていいからね?」

「ありがとうライラ、辛くなったら手を借りるから。」

「……うん!」


人の話なのに、雰囲気が良くなった途端犬みたいに元気になりだした奴がいる。


「鈴蘭が元に戻った!よぉーっし!元気なんだな!じゃあソーン!聞きたいことあるんだ!精霊ってどれだけつえーんだ!?」

「うおっ……と。そうだな、特に変わりはしないぞ。魔法の適性が他種族より高いくらいか。」

「でもソーンって剣も使うよな?」

「騎士の技術を学んだからだ。……鈴蘭と同じような物だ。」

「……あ、私も聞きたかった。私もみんなを守る役目をしてたから、指導して欲しいなって。」

「俺も聞きたいぜ!」


こういう時はもうヴェンのお手の物だ。

いるだけで気が緩む。

もう気にしなくて大丈夫そうだ。


「楪、準備は出来たか?」

「いいよ。」

「外れに行く、ここで呼ぶのも迷惑だ。」


拠点から離れて、少し開けた場所に移動。

前みたいに銃を空に向かって打ち上げた。

数十秒後には、空に光が走る。


「やっぱり早過ぎないかい?」

「私は彼奴より強い存在を知らない。お前含めてもな。」

「言えてる、正直叶う気がしなかったもん。エリカは普通に殺せるんじゃない?ってあの時思ってたけど。」

「実の妹を素直に殺せるイカれた化け物は居ない。」


そっか、姉妹だったっけ。

すっかり頭から抜けてた。

変になる前は、ちゃんと可愛らしい妹だったんだろうなぁ。


「お。」


空に走る光が、角度を変えた。


「……っと。連日で呼びすぎです。翼が傷んでしまいますよ。」

「すまないな、コイツがエリカに用があると。」

「エリカにですか?……私が言うのもなんですが、会っても何も無いと思いますが。」

「あたし自身に関わる話なんだ、会うだけでいいから連れてってくれるかい?」

「もちろんです、ついででいいのでエリカを愛でてあげてください。丁度昨日帰ってから何度か楪さんを探すような素振りをしていたんです。」


……それはそれで怖い。

やっぱり断片があるんだろうな。

『怨嗟』『虚無』と来て次は。







〜牢獄〜

再びあの場所にやってくる。

ウルゴアが前を歩いて、その後ろを着く。

地下の長い階段を降りて、外から見えない牢獄にたどり着く。

この1部屋のために作られた地下室。


「どうぞ。」


何が起こるかわからない、一応気を引き締めて中に入る。

一歩踏み出す、変化無し。

とりあえず大丈夫そう。


「やっほーエリカちゃーん。」


女の子座りで、呆然と佇んでいる。

ウルゴアと同じ白い髪がこの牢獄で際立つ。

死ぬのは嫌なので、そーっと近づく。

何も無くまた至近距離まで来た。


「ツキミー?聞こえるー?」


返答なし、やっぱりか。

一体どこにあたしはいるんだか。

さて、エリカはどうなってるか?


「……。」


変わりはなさそうだが。

そっと触れようとする。


「あっ!?」


黒い翼ではなく、白い翼が私を襲う。


「来ないで。」

「……へー。」


本音かな、それとも断片の意識かな。

白い翼が動く時は自意識って言ったけど、エリカ自信には知性は無いし、断片の方?


「いらない、もう何もいらない、誰も要らない、嫌だ。」


執拗にこっちを拒絶してくる。

それとも……エリカの元の性格?


『何もいらないから許してよ、なんで私に付きまとうの。』

『こんなの求めてない、したくない、嫌だ嫌だ。』

『私だって助けて欲しいのに、どうして。』

『だって、助けても何も返ってこない。』

『私は拒絶する。ずっとずっと、拒絶する。』

『でも、この呪いが解けなくても。何もかも跳ね除けても。』

『どうか、忘れないで。』


……『拒絶』か。

殺したくなるほど、『恨んで』。

でも、助けて欲しいと願うのに。

それら全てを『拒絶する』。

辛くて辛くて仕方がない。

呪いみたいに、相反する。

望みと行動がぶつかって。

結局、諦めて全て捨て去った。

『虚無』に至る。


「じゃあこっちは……()()()()()。」


持っている刀が光り出す。

ツキミには反応しなかったが、こっちはした。


()()()たちをどう思う。」

「……はい、酷く懐かしさを覚えます。」


……一体何をしたらそんな末路を辿る。

助けて欲しいのに、恨みもあるのに。

全部諦めて廃人みたいになることを選ぶ人間なんているわけない。

……でも。

()()()()()()()()


「おかしいよルドベキア。あんたの持ち主、一体何をしたんだ。この世界の誰も知らないんじゃないの。」

「そこの記憶だけが()()()()()()()無いんです。」

「……そりゃ、こんな仕打ちやってのけられるやつなんて神しか居ないか。」


やはり1度はラルについて行くことになりそうだ。

ひと段落着いたら、一旦ギルドとはお別れかも。


「エリカ。」

「来るな、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。」

「どうでもいいよ。」


頭が割れる痛みに襲われる。










「━━━━━━━━ん。楪さん。」

「っと……どした?」

「いえ、ずーっと棒立ちでしたので……。」

「ごめんごめん、用は済んだからエリカを……あら。」

「寝てしまってます。今日は寝かせておいてあげてください。……寝るのも珍しいので。」

「じゃあ……帰ろうかな。」

「はい、あと……これなんですが。」


そう言って薄くて四角い板を渡される。

鉄では無いが、固くて金属みたい。

裏には魔法陣が記されてる。


「転移魔法をその板に仕込んでいます。用がありましたらそれでこちらにこられます。」

「そっか!ありがとう助かるよ!」

「こちらもそれを使ってくれた方が助かりますので……あはは。」

「多分もう呼ぶことないからさ!しっかり休んでおいてね。」

「それではギルドまで送ります。」

「ゆっくりでお願いね、空飛ぶのはやすぎて息できない!」

「そ、それは早めに言ってください!」


さて、帰ったら日記を……。

面倒だな。

今日はいいか、今日のことを記すと誰かに見られたら嫌だし。

ラルに撃ち抜かれたくないしね。

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