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2頁目 楪の手記

女2人、ペット?が1つ。

特に急ぎのようという訳でもない。

これは旅なんだ。

それなりに楽しくやってかないと。

旅は楽しむもの、未来が少ないというのなら尚更もっと楽しみたい。


「ん〜にしても旅っていう意識だけで空気の感じ方が違うねぇ〜。」


村からは少し離れてはいるもののまだ買い出しに来る距離くらいにいる。

意識が違うだけでこんなに楽しいとは思わなかった。


「イェソドまでは後4時間。本当に馬車はいいんですか?」


こちらの顔を伺った。


「5時間なら近いさ!ここでお金を使っちゃもったいない。」


あいにく元々の持ち合わせが少ないもんで、交通費なんて余裕はありはしない。

それに、歩く方が旅っぽい!

馬車も良さはあるけどね。


「それもありますが…もう時期夕方を過ぎてしまいますよ?」

「………ああ!」


ふと気が付き空を見れば青い空がほのかに朱に染まっている。

暗くもなってきてるし、本格的に夜を迎えようとしていた。


「誤算だった、そんじゃ野宿にしようか!それもまた一興…ってやつさね。」


村に住んではいたが修行の過程でよく野宿をした。

食える野草、木の実、きのこ。

美味い動物なんかはお手の物さ。


「それで良いのなら私は構わないのですが寝床はどうするのですか?地べたは流石に楪さんには辛そうに思えます。」

「ん?木があるじゃないか。持たれかかれればなんでもベッドさ。」

「…なる…ほど。そういうお方でしたか。」


少し困惑した表情で相槌を打った。


「あーアステリアは辛かったかい?確かにそういう育ちには見えないね。」

「ああいえ、私は精霊ですので、寝る際は寝床を必要としません。食事は元々必要ありませんし。」

「そうなのかい……っと。…音がする。なんかいるね?動物?」


話している途中で、なにかの動く音が聞こえた。

軽く周囲を見渡して、目が合った。


「お、魔物か!」

「一般的なドレイクです。特殊な性質などはありませんがとても凶暴です。」


二本足で立つ恐竜みたいなドラゴン。

魔物とは魔族に近い存在でありながら、意思疎通が出来ず、動物のように生きる生き物のこと。

ドラゴンにしては小さいがそれでも人間の背丈は軽く超える。

どちらかと言うと足がめちゃくちゃ太く成長したトカゲに近いかな?

そしてコイツ、なかなかに美味い!

野宿だと丸焼きくらいしか出来ないけどそれでも上手い!

脂身よし、肉厚で量もある!

外の話は全然聞いたことないから分からないが風の噂では料理としてあるらしいね。


「ちょっと下がってな!」

「お気をつけて。」


ふわふわと浮きながら私の後ろへ下がっていく。

奴の地面をどしっと踏んで歩く音が聞こえる。

茂みにいたのが少し広い道まで来た。

じっと視線をこちらに向けたままのしのしと。

あたしを餌だと思ってるのかね。


「アステリア、血が嫌いならあまり見ないほうがいいよ。」


グワッと大きな口を開けてこちらを食べようと襲いかかってくる。

生憎、もうくれてやる腕はない。


「さあ、来な!」


噛みつこうとしてくるのを左側に避けて抜刀。

右肩で担いでいた為、腰からの抜刀は出来ない。

私はいっつもこの持ち方。

片腕での腰からの抜刀、それは普通なら楽であるもの。

楪は腕を失い、まずここに躓いた。

片手で鞘を抑え、もう片方で刀を抜く。

それが出来ない。

故に楪がいつの間にか編み出した独自の抜刀。

抑えずして安定させる方法。

鞘を地面に垂直になるように。

なるべく抜く方が下になるように。

そうしたなら()()()()()()()()()()()()

地面に倒れるよりも、石に躓くよりも速く。

その瞬間を時を止めて見たとしよう。

その姿は足は大きく踏ん張り、顔を地面スレスレまで近い。

気付けば刀は抜かれ、鞘は空中で留まっている。

彼女の速さはきっと音を超えている。


「よっ。」


1ミリでも前に重心がズレたら倒れてしまう体勢。

顔を上げて、敵を捉える。

自慢の噛みつきが外れて空気を食ってる。

1度大きく足に力を入れ、刀はドレイクの首の下に置く。

刀をしっかりと握る、力を込める必要は無い。

そんなことをしなくても、刀というものは切れてしまう。

後は使い手の技量次第。

逆手持ちで、地面と平行に持つ。

ここまでほぼ1秒、地面を蹴り上げ、飛び上がれば首は一刀両断。

ドレイクの首と体がさようなら。


「抜刀、(きょ) 美枝無(みえな)。」


…月見、初切りだったけどこりゃ凄い。

思った100倍は斬れる。

刃こぼれもしないし、いい刀。


「す、凄い。一瞬でした。お見事です。」


アステリアから軽く賛辞を受ける。

これくらいなら言うほどでもないけどね〜。


「でもこれだけは面倒だなー。」


刀を上に高く放り投げた。

くるくると軌道をなぞる。


『ちょっ!楪!?何してんの!?』

「ん?納刀。」


ひょいっと鞘を持ち上げた。

別に気にした様子もなく、刀を見る訳でもない。

適当なタイミングで少し手前に鞘を突き出したかと思えばその中にちょうど納刀された。


「ほら、腕ないからこうするしかないのさ。」

『……言うの忘れてたからしょうがないけど、あたしちゃんは、戻れツキミ!って言ってくれたら楪の手に戻れるんだよ。』

「えっそうなの!?やってみていい?」

『いいよー。』

「そいっ!」


その言葉を聞いて疑う余地もなく思いっきり月見をぶん投げた。


『ちょぉっ━━━━━━━━』

「あ、刀から声が聞こえてたんだアレ。」


投げたら声が聞こえなくなった。

どういう原理だ?


「どっ、どうしたんです!?」

「ああごめん、試したいことがあったから。…戻れツキミ!」

『加減ってものがあるでしょー!!!!!』


怒声と共に本当に帰ってきた。

これはすごく良い。


「ごめんごめん。じゃ、野宿の準備でもしようか。そいつを移動させるのも面倒だし、ちょうど大きな木がある。ここで一夜凌ごう。」

「…本当に風のような方ですね、楪さんは。」

「よく自由人って言われたよ。あたしも自分でそう思うね。」





なんだんだあって野宿の準備を進めて、気付けば夜を迎えそうだった。

空はもう薄暗く、明かりが欲しくなってくるころ。


「んー、こんなもんかね!」


周囲を適当に見たところ、燃えそうな植物があった。

あとは木をいくつか欲しい。


「アステリア、これの木の枝、何本か取ってきてくれないかい?」

「お易い御用です。」


そう言うとふわっと浮き上がり、示した木の枝を何本か折ってすぐに持ってきてくれた。

いつも焚き火をする時はわざわざ木を切ってたからねぇ。

誰か一人でもいると流石に楽だ。


「これくらいでいいですか?」

「ん!ありがとね!ちょいと離れてな、危ないよ。」


生憎火打石なんてもんは使えないし、そもそも無い。

木の枝と着火剤をいい感じに置いて…。


「ふぅ…。」

「…あの、何を?」

(じん)ッ。」


種も仕掛けもない。

刀を地面に置いて、そこから勢い良く振り上げるだけ。

刀の鍛錬をしてたら、いつの間にか身についた炎が出る技。

原理なんかよく知らないけど、結構便利だしなんでもいいよね!


「わっ…刀で火を…!」

「よーし、肉焼くか!」


さっき倒したドレイクの肉をいい形に切って木の枝でぶっ刺した、骨付き肉的なアレ。

こいつを焼いて食う。

味付けはなんにもないが、それはそれで乙なもんだよ。

肉を焼いている間に身支度しておこうか。


「ツキミ!」

『あいあーい!』


声に呼応して、手元にすぐ来る。

刀を抜いて、膝に置く。


「失礼するよー。」

『なにを…ひゃっ!?』

「手入れさ手入れ。」


ポケットから手入れ用の布を取り出す。


『あたしちゃん、そんな事しなくても大丈夫なんだけど。』

「人で言う肌のケアさね!どんなに凄い刀でも見栄えが悪かったら格好が付かないだろう?」

『あたしちゃんが汚いって言うの!?』

「そうじゃないさ、ただもっと綺麗になれるってこと!」

『なるほど…悪い気はしないね!あとなんか心地いいし。たのんま〜。』

「はいよー。」






「ふぃ〜!満腹満腹。」

「私は食欲等は今までありませんでしたし、そんな場面にも会いませんでしたが、食欲をそそられるというのはこういうことを示すのですね。」

「今度またドレイクがいたら食うかい?」

「お願いします…。食に興味が湧いてきました。 」


上を見上げると星と月が空を彩っていた。


「アステリアは星…の精霊だっけ?」

「そうですね、あの空に燦然と輝く星。その力を得た精霊です。…今思えば、星のように輝く為にこの病気になってしまうのも運命だったのかもしれません。」


そうやって同じく空を見上げるアステリアは何か一風違う美しさを感じた。


「運命ねぇ。」

「精霊王様はあの空に浮かぶ月の精霊、その域を超えて月女神なのです。」

「それは一体なんだい?」

「私もよく分かっていませんが、ひとつ分かるのは絶対に夜の精霊王様には誰も勝てない程の力があるということです。」

「あたしでもかい?」

「はい、楪様であろうともです。」


随分キッパリと言い張った。

あたし結構腕には自信あるんだけどな。

月女神って言うんだしまあ、とんでもないことはしてきそうだ。

月を落とすとかね。


「アステリアは何か出来るのかい?月と星って割と似通ってるだろ?」

「似通ってるだなんてそんな…。美しさも、強さも似ても似つきません。私は所詮ただの精霊。少しの魔法が使えるのみです。」

「魔法!噂は聞いたことあるけど、できるのかい!?」

「楪さんの故郷では魔法使いはいませんでしたか?」

「ド辺境だからねぇ、こっちの腕はいくらでも強いやつはいたけど。」


刀をくいっと持ち上げながら言う。


「私ができる魔法は光の魔法くらいです。念力も使えます。」

「ほう!無理しない程度で見せて貰えないかい?」

「では…。」


そう言うと結晶化された右手とまだ蝕まれていない左手を組み合わせ、胸元まで寄せた。

少し、風が吹く。

組んだ手を離した途端、何かが輝き始めた。


「…これが光の魔法。精霊王様に教えてもらった最初の魔法、それを私流に使いやすくしたもの。」

「…蝶だ。でも虫じゃない。……これも結晶?」

「はい、そうです。私の結晶は星結晶(エトワナイト)と言います。それを削って使う蝶の魔法。星晶蝶(エトワナイトパピヨン)。」


手から漏れ出すように沢山の蝶が生み出された。

結晶の蝶が舞っている。

本当に生きているかのように自由に動き回る。

木に止まったり、宙に浮かんだり。


「…集合(バタフライ)。」


掛け声をかけると蝶が一斉にアステリアの元へ集まり始める。


軌跡(シュメッターリング)。」

「おぉ。」


アステリアの手の動きに合わせて蝶たちが字を書くように、指示通り動く。


防衛(フリンデル)。」


次はアステリアの周りを守るように集まった。


「1匹、触れてみてください。」

「ん…。わあっ!?」


言われた通り触れてみると、その蝶が割れる。

少し輝いて消えてしまった。


「ふふ…偵察(ナビ)。」


今度は私の所へ数匹集まった。

少し離れてみてもずっと着いてくる。

もしかしてそういうこと?


「…なんか着いてくるのは子供みたいだね。」

解散(フーディエ)。」


今度はまた自由に動き始めた。


「私の号令で動いてくれる蝶達です。」

「…しっかし本当に綺麗だね。星空みたいだ。」

「そうでしょうか…。そう見えたのなら嬉しいです。」

「…さっき削って使う魔法って言ってたけどそんなことして大丈夫なのかい?」

「はい、逆に私の結晶が成長したままだと重くなり、動けなくなってしまうので毎晩こうやって蝶にして放つんです。」

「なるほどねー。」

軌跡(シュメッターリング)。」


左腕を大きく上に掲げた。

それに伴って、蝶たちも上空へ登っていく。

星空が移動しているみたいで、何もかもが美しい。


破裂(ファルファラ)。」


そう言った次の瞬間、すべての蝶が砕けて消えてしまう。

結晶で出来ているためか、小さくキラキラした粒が降ってくる。


「少々遊びすぎました。…光魔法は他にもありますがそれはまた今度に致しましょう。」


雪が降ってるみたいに、結晶の粉が降り続ける。

こんな幻想的な夜は初めてだ。


「星の精霊に相応しいよ。こんなにも綺麗なんだから。」

「それでも精霊王様には及びません。あの方は、月のようにずっと輝いて、正しくて、ずっと居なければならない存在で。」


そうやって、また月を眺め始めた。


「月には月の良さ、星には星の良さがある。月見酒なんてもんがあるけど、月だけじゃ物足りない。月に掛かる雲、夜空、星。全部あってこその月見酒。あんたは月にだって負けちゃいないよ。」

「あ…ありがとうございます。…褒められるのは…慣れてなくて。」

「ん、自信もってくれたらそれでいいさ。あんたは美しい!綺麗!それでいい。……さて!夜も深まってきた。そろそあたしは寝るよ。」

「はい、わかりました。」

「…っとと、その前に…。」


忘れてた、日課の鍛錬しなきゃ。

それだけは忘れちゃいけない。

腕が鈍っちゃうからね


「よいしょ、ちょいとこれ持っててくれ。ちょっと日課の鍛錬を忘れてた。」


そう言ってポケットから取り出したのは束ねた紙と鉛筆。

紙には文章が書き綴らている。


「…手記…ですか?」

「日記さね!いつも鍛錬をするからその内容と、気まぐれで面白かった事を書くのさ。ああ、あたしの事は気にせず休んでて。」

「見させていただいてもいいですか?」

「構わないよ。」


さ、まずは素振り。


「ツキミ!」

『あい!』

「ちょーっと付き合ってね。」

『問題ないぜ〜?あたしちゃんは何時でも準備万端!』


ガキんときはずっとこれだけやらされたなぁ。

腕無くしてから、困ったのもこれだった。

片腕だとありえないくらい刀身の先が安定しなかった。

最初は斬れる物も斬れなかったな。

当たり前だけど刀は重い。

それを片手で構えた時に一切動かさないことが出来るか?

ガキのあたしには難しかったね。

だから必死に鍛えた。

今じゃものともしない。


「…ッ。…フッ。…。…ッ。」


繰り返すこと100回。

これは腕鳴らしみたいなもん。

やり慣れた作業。

1回1回敵を切り倒す位の力で。


「ふー。次…。」


構えの鍛錬。

あたしの師匠が教えてくれたのは霞の構え。

敵に左肩を向けて、顔元に刀を持って、地面と並行にする。

突く行為がしやすい守りの構え。

割と刀を使ってるとこの構え方をやる人も多い。

けどそりゃあたしには出来ない。

なんせ腕1本だからね。

だからあたしなりに改良を重ねた。

結果、ただ霞の構えが片腕になっただけ。

無い腕の肩を敵に向けて、霞の構えより若干後ろ側。

もちろん地面と並行に刀を持つ。

自己流、霧の構え!

何はともあれ、形ってのは1番大事。

分かっていたとしても、覚えさせる。

もう分かってるよ!嫌だよ!

と脳が言っても、この構えを身に染み込ませる。

一切動かずに、この構えを苦しさを感じるまで。


「…ふう。」













「……。」

「寝てはいませんよ…ね?」

「ああ、起きてるよ?」


声をかけられたので意識を戻し、刀を鞘に戻す。

無心でありながら、聞こえたものには反応する。

寝ちゃダメだよ、そりゃ当たり前。


「…っ…び、ビックリしました。凄いです。」

「今日はあと腕だけかなー。よっと!あ、これはちょっとすごいって自信あるよ!倒立腕立ての筋トレ!あたし片腕だからね。」


そう言って軽々しく倒立をして腕立てを始めた。

速度は物凄くゆっくりで、負担をかけている。


「全体重を片腕で…!」

「刀を扱う上で前提の力が両手有りなんだ。片手でやるにゃ鍛えなきゃね。気付いたらこれやってた。」

「片腕が不便だと思ったことは無いのですか?」

「そりゃ無くなった1年は辛かった。ただまあ、自分で言うのもなんだけどあたし普通じゃないからさ。普通に慣れたよ。」


なんてことないと笑って見せた。

そんな話をしながらも、腕立て伏せは止まらない。

よく見れば鍛え抜かれた腕。

結構筋肉質なのだ。

男も顔負けの膂力(りょりょく)かもしれない。


「ふっ!んっ!…っ!」


気になったのか、アステリアは手記をまじまじと見始めた。


『夏の終わりかけ。明日村を出る。鍛錬 素振り100 案山子切り2時間 型2時間 腕立て100』


「あっはは…かなり簡素ですね…。」

「見たな〜?なんにも面白くないよ。ほんとに書いてること少ないし。っと、今日は少なめにしとこうか。乙女の秘密は見るもんじゃないよ!返してね。」

「すみません、お返しします。」

「…んじゃ、今日はもうおやすみということで!」

「分かりました、良い夢を。」


そう言ってアステリアは中に浮き、三角座りでうずくまるような体制になった。


「…それで寝るのかい?」

「はい。」

「妖精ってのは変わってるねぇ。」

「周囲の警戒も兼ねているので、安心してお眠り下さい。」

「あたしは大丈夫だよ。そういうの敏感だから。じゃ、おやすみ!」



さて、眠気も襲ってきたことだし、日記書いて寝るか。

何を書こうか。

旅初日なのに色んなことが起きまくったしなぁ。


『旅の初め。輝くものを見た。 鍛錬 サボり 実践あり』


…こんなとこでいいかな!

さ、寝るか。

明日から旅の始まりだ!

いつもの

キャラ崩壊注意








━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「どーもーいらっしゃいませー!!!コンビニのアレでーーーす!」

『アレだよーー!』

「2回目なのに雑すぎやしませんか。」

「今回は魔法についてアスちゃんが教えてくれるそうです!やたーー!!」

『さっすがテリちゃん!』

「あだ名は統一してください…。魔法ですね。魔法というのはいつからか、使えるものだけが使える神秘の力のことです。」

『基本は 火、水、氷、雷、風、大地。そしてレア物として光と闇があるらしいよ!』

「リアっちはそのレアものなわけだ!」

「精霊は基本光魔法を覚えます。精霊王様のおかげです。」

「闇魔法は失われたらしいねー。あたし刀しか興味ないけど。」

「それこそ楪さんが使っていた技。あれも属性は火じゃないのですか?」

「あたしが魔法使えるわけないじゃん。本当になんか出てるだけだよ!」

「は、はあ。……天才って困ります。」

『よんだ!?天才よんだ!?』

「天才は自称しません。定時です。帰りますさようなら。」

「あっはやい!!!!私もさよなら!」

『また次〜!』

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