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終わりよければすべてよし?

 水のように澄んだ酒をひと息で飲み干すと剣持ちは意を決してたちあがった。

 疲労と腹が満ちたことで船を漕いでいる槍持ちに気どられぬように気息を断って部屋を後にする。

 用をたして廊下にもどると広間ではなく逆方向へ向かう。

 足早である。

 床板の軋む音がやけに大きく聞こえる。

 酔いを感じさせぬたしかな足どりであった。

 剣持ちは無言だ。

 目が据わっている。相貌が緋に染まっているのはなにも酒のせいだけではなさそうだ。だから、廊下の長さを煩わしくおもうだけで異常に気づかずにいる。

 元より、槍持ちと較べると浅慮な男である。

 それが彼の処世術であった。

 考えるな、感じるな。口を動かさんと腹を動かせ。兵は拙速を尊ぶ。疑わしきは殺っておけ。仮に冤罪だとして草葉の陰からでは恨み言が関の山だ。

 クズに化けてでる根気などあるまい。

 殺ること殺ってれば世はこともなし。後は笑う門には福きたる。

 それで生き残った。それと、剣持ちはものぐさだ。荒事はあくまで金儲けの手段で、そこらの粗暴な連中と違って意味なくひけらかして腹を空かせるなどしない。

 喧嘩に勝てば金が湧く──恐怖イメージの堅持に荒事は必須だが、咳どめシロップと同じで乱用は身の破滅を招くことを剣持ちは熟知している。

 世界を問わずクズが面白おかしく暮らせていけるのは被害者に甘えているからに他ならない。彼らが声をあげれば事態は一変する。

 そして、生き馬の目を抜くラウドの住民は克己心に富んでいる。

 特に人足などは気性が荒く、富くじの発表や大きな賭博が開かれた日の夜は貴族の陪臣が見かけるとうつ向き加減で回り道をするほどである。

 多くの住民に尻を叩かれれば怠惰な役人連中も成果をあげざるをえない。袖の下を受けとっていたことなど忘れる。つきあいのある堅気も右に倣えだ。

 度胸がないと生きられないが、愛嬌がないと続かない。

 断頭台の露と消えた多くのならず者から得た自戒がそれであった。

 金のためならと──まだ、その時ではないとじぶんにいいきかせることで──クソ生意気なボンボン相手の太鼓持ちも厭わない。

 だから、上の覚えがめでたく表の管理職に抜擢されている。

 だから、槍持ちと刃を交えることなく今に至る。

 鼻息荒く彼が向かったのは厨房であった。

「お酒のおかわりですか?」

 ローブにエプロンという奇妙ないでたちのリタが大釜を木ベラでかき混ぜている。

「腹はいっぱいだ。それで、食後の腹ごなしがしたくてね」

 剣持ちが背後からリタに抱きついた。

「なにをするのですか」

「尻の穴が排泄専門と信じて疑わぬ餓鬼じゃあるまいしとぼけなさんなって」

 ナニをするのさ、と剣持は双丘をわし掴みする。

「こんな辺鄙なとこにいたんじゃ、男遊びもままならねえ。男日照りで乾いてるんだろ? いいぜ、飯の礼におれがひと肌脱いでやるよ」

 赤黒い舌が首筋を這った。

「最初っからこうなることを期待してたんだろ?」

「──そんなことは──」

「素直になれや」

 名残を惜しむかのように離れた右手がじしんの下腹部へ伸びる。

「こいつをしっちまったら、もう、他の野郎じゃ満足できねえぜ」

「──おめでたい人」

「──?」

「夜の女の芝居を真にうけるなんて」

 不意に双丘は弾力を失った。

 まるで水面みなもに投じるかのごとく、さしたる抵抗もなく腕が沈んだ。

 指先がじしんの胸板に触れる。

 なのに、リタは艶然と笑みを浮かべたままだ。

 剣持ちは飛び退いた。

「クソったれ、スライムか」

 剣持ちは腰のバックに手を伸ばす。

「いえ、主さまはわたしを蛭子ヒルコとおっしゃいました」

「んなこたあどうでもいい」

 皮の水筒から透明な液体が飛び散った。

「くたばりやがれ」

 剣持ちの手から生じた小指の先ほどの種火はふたりの中間地点に落下すると、赤々と火勢を強めてリタめがけて殺到すると垂涎ものの美脚を駆けあがった。

 水筒の中身は油である。世界を問わず放火はならず者の常套手段だ。

「おれを騙した罰だ。せいぜい苦しめ」

 剣持ちの口の端に冷笑が浮かぶ。

 ああ、紅蓮の炎に包まれて、まさか、返事があろうとは。

「純情な感情をないがしろにしてきたのはそちらでは」

 金鈴のような声をあげるリタと対照的に剣持ちの相貌は幽鬼のように白い。

「なんで、くたばらねえんだ」

「下等なスライムなら通用するのでしょうが」

 腕のひと振りで炎が消えるとリタは変わらぬ微笑を浮かべている。無傷であった。ブスブスと煙をあげるローブの、なぜか、秘めやかな部位の付近に焼け穴が集中している。

 あざとい演出効果。

 だが、剣持ちの喉が鳴る。

 ああ、こんな時でも淫靡な肢体に反応するとはなんと浅ましき男の性よ。

「主さまはわたしを蛭子と名づけました」

 大八洲国おおやしまぐにの後にイザナギとイザナギが産んだ第一子が蛭子である。形を持たないゆえに失敗作の烙印を押されて海に流されたとあるが──夫婦の下手くそな営みの結果だというのに酷い話である──こちらにない神話を持ちだす主さまとは?

 リタがゆっくりと距離を詰める。

「奇しくも四元素でも五行でも水を克するは土。土魔法を試してみますか?」

「クソったれ」

 剣持ちは厨房を飛びだした。三十六計逃げるにしかず。それしか選択肢がなかった。魔法に長けていたら──知恵がまわれば、盗賊稼業に身をやつしてなどいない。

 勝てる相手ではなかった。

 蛭子がなにをさすか不明だが、知能を有するとなれば高位の存在である。

 魔物、魔族、魔人、これらの言葉からわかるように、魔法は脆弱な人の身より彼らのほうに分がある。それが人と同等の知性を体得したとなれば──。

 それこそ、勇者が倒す相手だ。

 ラウドの冒険者のなかでもこれにたち向かえるものはひと握りのパーティーと、薬草採取と資産運用でギルドの一階と二階を往復する某Cランクくらいである。

 剣持ちは長い廊下を駆けた。

 気が急っている。ホラー映画のヒロインのようになんども躓いて膝を擦りむいた。

 向かったのは玄関である。

 預けた剣がそこにある。

 略奪品である。主人もろとも撫で斬りにした騎士が差していたものだ。額縁のような華美な装飾の鞘は売っ払って飲み代したのではた目には二束三文の安物だが、今では再現不可能な未知の金属が使われているそれはやすやすと鋼鉄の鎧ごと相手を両断する。

 剣持ちの自信の源である。

 これがあるから森の捜索を引きうけた。

 剣持ちは置き台から得物を手にする。

 隠しもしないのは慢心のあらわれか。

 壁に架けられた槍に視線をやって相貌に戸惑いが浮かんだのはほんの一瞬のことである。

 下卑た笑みを浮かべると舌舐めずりして、

「喪に服している女を組み伏すってのもおつなもんさ」

 玄関をでた。

 人為的な明かりに剣持ちは目を細めた。

 それは天井付近を漂う火球であった。

「──お早いおもどりで」

 リタがいた。

 厨房である。

「こいつはどういう──」

「なぜか萌え絵調のあぶな絵の吹きだしに苦慮するかたに難しいことをいっても無駄でしょうから簡潔に説明すると、あなたはおしまいということです」

 楽には死ねませんのでお覚悟を、とリタがいう。

 憤怒が剣持ちの相貌を緋に染めた。

「くたばるのはてめえだ」

 投げ捨てた鞘が床にあたって固い音をたてた。

 正眼に構えた剣の切っ先を顔に向けられてもリタは鷹揚おうように、

「あら、おもちゃが手にはいった途端に強気とはかわいらしいこと」

 禍鳥のような咆哮が耳朶を打った。

 剣持ちは跳躍した。

 剣はリタの左肩から双丘を経由して右の脇腹から抜けた。

 袈裟斬りである。

 だが、剣持ちの双眸に勝利の色はない。

 たしかに彼はリタを斬った。澄ました顔に初めて苦悶が浮かんだことからダメージを負ったのは確かである。二の太刀、三の太刀を浴びせればさしもの化け物も──。

「今のは効きました」

 その剣を振るったのがあなたではなく剣の道を邁進する者であったならあるいは、とふくみを持たせるとリタは尻餅をつく剣持ちを睥睨へいげいする。

 かたわらに落ちている剣は熱したバターのように溶け崩れている。

 太古の叡智も異世界の忌子の前では形なしであった。

「今度はわたしの番。でも、どうしましょう? 蟲もお腹いっぱいでしょうし──」

 パチンと指が鳴った。

 首筋に鋭い痛みがはしった次の刹那、剣持ちは五感を失った。

 無明の闇に彼はいる。

 竈の火の爆ぜる音が焼失した。

 尻にあたるひんやりとした石の触感が消えた。

 口腔内に満ちていた鉄臭さも──。

 四肢が鉛のように重い。這うことすらかなわずにいる。

 いいしれぬ不安に剣持ちは絶叫した。

 その声は、無論、彼には届かない。

 だから、人語をなしていない。まるで獣の咆哮だ。

 首筋に小さな穴を穿った百足は胸元に移動している。

「調理をする段になったら感覚をもどしてさしあげますので、しばし、お待ちを」

 苦痛はなによりのスパイスです、となにかを想起したリタが舌舐めずりする。

 包丁と砥石の擦れる音が室内に薄く響き渡る。


「運の太い野郎だ。こっちも息がありますぜ」

 剣持ちの口許に手をかざしていたサボンがいう。

「ふたりいりゃ情報の確度があがると喜ぶべきか、運ぶ手間が増えたと嘆くべくか」

 そいつが問題だ、と腕を組んだのはアーチーである。

「今のは十握の旦那のマネですか?」

「お、わかるか」

 相好を崩したアーチーは草をしとねに惰眠(?)を貪る槍持ちと剣持ちを交互に見比べると遠い眼をする。

「──こいつら──見覚えがあるな」

「同業ですか?」

「いや、カジノの客だ。やけに遊びがこなれてるんで印象に残ってる。──たしか、そこそこの小麦の取り引きをしてる大店の二番番頭と部下とかいってたな」

「ハッタリにしても大きくでましたね」

 カジノの入店条件は見せ金の金貨二枚と丸腰の二点で門戸は開かれている。ディーラーの前の平等。外の序列を持ちだして勝負に水をさす野暮天はお帰り願うことになっている。

 ギャンブルはおのれの才覚ひとつで勝負すべきというのが十握の持論である。

 敗北の理由を他に求めるのは誤りである。

 幸運の女神はひとりを除いて誰にたいしてもそっけない。

 鴨川の水と比叡山の売僧とならんで──意に沿わぬことがあるたびに会ったこともない神仏の威を借りて強訴ごうそした──双六すごろくの出目はおもうままにならないと嘆いたのは元いた世界の院政を敷いて摂関家から権力をとりもどした白川法皇である。

「それがな、おれに紹介したのは身許のしっかりした人だ」

「そいつはきな臭くなってきましたね」

「あぶな絵鑑賞に忙しい木っ端役人の尻を蹴りあげる必要があるな。ギルドへの報告も。そっちはおれがやるより旦那のほうがスムーズだろう。──そういや、十握の旦那は?」

「亀丸におやつをあげるとか。ひとっ走りしてしらせてきますか?」

「シャロンやレベッカなら是が非でもそうするとこだが」

 そいつは粋じゃねえな、とアーチーはいう。

「ろくでもない一日だったんだ。帳尻あわせに目の保養があったって罰はあたらんよ」

  

 うたた寝から目が醒めたばかりのシェリルにそれは刺激が強すぎた。

「──こんなところで昼寝なんて、緊張感なさすぎ」

 大きくあくびをして目をこすると一拍の間を置いて彼女は腰を抜かした。

 たちまち、視界に紗がかかる。

 相貌が緋に染まった。心臓の鼓動が激しくなる。逆に呼吸は不可視の球が喉の奥につかえて浅い。だいぶ早い更年期障害の引き金は隣にいる黒ずくめである。

「だいぶ、お疲れの様子ですね」

 十握がねぎらいの言葉をかける。

「あの、いつから──そこに?」

「五分ほど前ですかね。いい夢を見ている様子で声をかけるのが忍びなくて──」

 気持ちよさげに寝ている人を予定がつまっているわけでもないのに無理に叩きおこすのは人倫にもとる行為、わたしだったら肋骨の十本もへし折るところです、とその容姿からとり澄ました態度をとる十握らしくない荒い口調は彼が不眠症のロングスリーパーだからだ。

 受肉した体の数少ない欠点のひとつである。

 元より寝つきのいいほうではなかったが、より悪化している。

 無為な時間はやすりと化して心をざらつかせる。

 苦い記憶が深淵から這いうねる。

 醜態に赤面する。

 あの時、こうしていたら。こういい返していたら、と後悔が募る。

 大声で叫びたい衝動に駆られる。ま、これは深呼吸でなんとかやりすごすが。

 そして、忘れていた孤独にさいなまれる。

 こちらで腹を割って話す相手はいない。時代を共有できる仲間がいない。

 九九をそらんじることができるていどの知恵があれば、身近の女性の歓心を買うために素性を明かしてみずからトラブルを招く愚は避ける。大事になってこちらに召喚した存在の機嫌を損ねたらことだ。神は気まぐれだ。それは世界を問わず神話が証明している。猫かわいがりもすれば、手のひらを返すのも早い。神は敬して遠ざけるべき。

 もっとも、それは雄弁な夜の静寂しじまに耳を傾けている間だけのことである。

 今さらもどりたいという気持ちはない。

 そもそも、死人にもどる場所などない。

 十握は片膝をついた。

「約束通り、お迎えにあがりました」

 さしのべられた手に指を絡めたいのは山々だが、シェリルは伏し目がちに、

「すみません、体に力がはいらなくて──」

「お疲れの様子ですね」

 視界が不意に翳った。

 この時嗅いだ清澄な香りを形容する言葉を人類はまだしらない。

 ふわりと宙に浮く感覚。

 シェリルは間近で造形の女神の最高傑作を拝する栄誉に打ち震えた。

 亀丸が見ちゃいられないとばかりに池に飛びこんだ。水の音が岩に染みいる。

 それこそ、シャロンやレベッカがこれを見たらどう動くか。

 温厚なパメラでも狼の血が闘争を求めるやもしれない。

 十握はシェリルを抱き抱えている。

 いわゆる、お姫さま抱っこである。

「街道に停めた馬車まで辛抱願います」

 心配が羞恥心を上まわっているので足どりはしっかりしていた。

ちょっとだけ愚痴らせてください。

上書き保存すると画面が変わるのがなにげにうっとうしい。それで集中力が削がれるんですよ。深層組の2・5次元創作を投稿しているところはスムーズなのに。小説の専門サイトがイラストメインより不便というのは承服しがたい。改善してほしいものです。

さて、今回はなにをお話ししましょう。

某大物筋肉芸人のスキャンダル? それともココ山岡にあやかって指輪で荒稼ぎした某Vと某白塗り歌手の愛憎劇?

どちらもわたしがいうところのバカとクズがわらわらと湧いて香ばしい状況になっていておもうところはありますが、今回は『セクシー田中さん』にします。

リアルタイムでドラマ観てました。

毎週、楽しみにしてました。

ベリーダンスの知識は皆無なのでその辺は正しいかどうかは気にもしてませんでしたが、九話になった途端、雰囲気がちょっと変化しておやっとおもったものです。

ま、最終話に近くなるとトリックやスペックだってシリアスな展開が増えたんだからそんなものかな、と軽く考えていたのですが──まさか、横紙破りの脚本家に業を煮やした原作者の芦原妃名子(あしはらひなこ)さんが書き直していたとは。

テレビ局って感覚が時代遅れだという指摘は本当ですね。

立場が逆転したことに気づけずにいる。

いまだに宣伝をしてやっているという驕りがある。

パチンコと同じでオリジナルではまったく勝負にならず、実態は人気漫画におんぶに抱っこの状態なのに(小説は今も昔も漫画化アニメ化ドラマ化頼りで肩身は狭いままですが)。

で、災難はこれにとどまらない。

思想だだ漏れローカライザーばりの脚本家に公然と逆恨みされたんです。蒸し返されたんです。尻拭いした芦原さんは波風たてることもないと胸のうちにしまっていたのに。

しかも、他の脚本家や写真家が同調する始末。

さぞ悔しかったことでしょう。

恥をしる者は恥しらずには勝てません。聞く耳を持たぬ相手を理で諭すことは不可能です。

悪辣にもよかれとおもって脚色した努力を真っ向から否定する原作者から未来の犠牲者を守るべく脚本家がたちあがり、それを勇気ある告発と同業者が褒めたたえる構図。こんなのがテレビ側のメインストリームとくれば脱力感に苛まれるのもむべなるかな。

ご冥福をお祈りします。

カップラーメンの三分間を『砂時計』の落ちる砂粒で感じながら藤くんと椎香ちゃんも充分に素敵な人だし、そっちでもいいのにと以前に浮かべた感想をおもいだしながら。

追伸

事情がつまびらかになればなるほどイライラします。

時間や予算やキャスティングの制約もあるでしょうが、原作をいじくりまわすことで立場が上とおもいこみたい歪んだ欲望が透けて見える。

原作をお借りする──御輿を担ぐ以上は裏で客の悪口三昧のキャバ嬢と同じで胸の内でなにをおもおうが勝手ですが、表だっては相手の顔をたてないと。

気心のしれた業界人じゃないんですから融通なんかきかなくて当然です。

で、これを書いているうちにふとおもったのですが、なんでもかんでも件の脚本家が原作にない恋愛要素をぶちこんで台無しにするのは水増し目的なのかな、と。がっつり恋愛に向きあえばそれなりに伏線やら見せ場やらで大変でしょうが、おまけ要素ですからおざなりですむし、そちらに時間を割くことで本筋の手間のかかるシーンを減らせる。タイトルは失念しましたが、前に確認のつもりで映画の原作を読んでみたところ金がかかりそう、表現が難しいかなって場面がばっさりカットされていて、そりゃ、B級になるわなとあきれたことがあります。映画のほうは恋愛でなくてお色気シーンで尺稼ぎしてました。要するにやっつけですよ。そうそう、最近は恋愛要素より悪質な水増し──社会的な問題を適当にまぶした感動ポルノでわたしたちは高尚ですとアピールするドラマがやたらと目につくようになってきましたね。茹でガエル状態で危機感がないのでしょうか?

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