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3年毎の悪夢  作者: ROGU
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夢の結末

最後に見た夢はかなり緊迫した状況のものだったが、それまでよりも見る回数が少なかったかつ、受験などでいそがしかったため、意外と早く気にしなくなっていた。


しかし、受験も終わり大学へ進学してしばらくしたときに続きがあったのである。

それはその当時つき合っていた彼女と一緒にいた時だった。盛んだった俺は日中から愛の行為に勤しんだあと、二人でベッドで寝てしまっていた。

どれくらい寝ていたかは解らないが、ふと目を覚ました時にそれはいたのである。




目の前にいたはずの彼女が、何ともいえない形相の白い服の女になっていた。

同じベッドなのでその距離は30cmもないくらいで、俺は完全に固まってしまった。逃げることもせず、声も出せずにどれくらいかの時間が経ったかも解らないが、遠くから声が聞こえたような気がしたときに意識が覚醒した。

そして、同時に奴の姿は見えなくなり、目の前には不思議そうな顔をしている彼女がいた。


彼女「どうしたん?」


そう聞かれたが、今までの夢の話もしたことがなかったし、説明するのも微妙な内容だったので、何もないとだけ答えた・・・



しばらくの月日が経ち、その時の彼女と別れた食らいに、自称霊能力あります系の知人に会う機会があったのでその話をすると。


知人「それは多分その時にその彼女の方に憑いたわ。」


俺「え?俺になんか続きがあるんじゃなくて?」


知人「うん、理由は解らんけど、君からはもう変な気配も感じないし、それ以来夢とかそんな出来事とかあった?」


確かにあの日以来は夢も見ていない。いつもなら何回か継続して起こる現象だったのに一切無くなっていたのである。

その当時の彼女とはその後連絡を取り合うことは無かったので、その後のことは解らない。

しかし、幽霊や呪いというものが存在するのであれば、あのようなものなのでは無いかと思う。

更新が異常に遅くなっていましたが、読んでくださった方々には感謝感激です。


この話は丸々全部が私が実体験したもので、本当に気持ち悪いものでした。それでも懲りずに井戸を開けた以降も心霊スポットに行ったりしていますが、第六感は絶対に信用することにし、それ以降はここまでひどいことには遭遇はしていません。

しかし、不思議な体験は他にもあるので、今後も書かせていただこうと思っています。

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