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3年毎の悪夢  作者: ROGU
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悪夢の始まりの地へ

私の体験談が基になっているため、細かな地域設定や情報がほぼそのままの部分があります。

(ワタル)の物心がついた頃、母の実家の横の空き家に引っ越した。

そこは新興住宅地よりも前から存在する奥まった住宅地で、駅から結構な坂を登る約1キロの不便な場所だが20件程の家があった。

そのエリアは結構な富裕層がいる場所で、今は個人情報保護の観点からか掲載が無くなったが、納税者ランキングで何件か載っている人が住んでいる場所だった。俺のうちは金持ちではなく一般家庭だったが、周りが異常すぎて小学生くらいまではメルセデスベンツやポルシェは普通の車だと思っていたくらいだった。

その界隈は第二次世界大戦末期に本土決戦を目前にした陸軍が航空部隊・航空総軍の戦闘司令所として建設した大規模な防空壕があったり、それ以外にも秘密の弾薬庫があったとする話もある場所だった。

先の富裕層の中には、当時朝鮮半島から労働者として来ていた人たちが、終戦後に日本で成功を収めた人たちも多数いるらしい。そんな事を特に問題にすることもない差別意識がお互い少ないエリアだったのも覚えている。

住居自体が20件程しかないので、俺が小学生に上がった時の地域の子供は男女8人しかおらず、年齢はバラバラだが皆仲良く遊んでいた。

なかでも良く面倒を見てくれていた小学4年のヒロトといつも遊んでおり、他の地域から遊びに来ていた彼の友人たちも仲良くなり、毎日門限いっぱいまで外で遊んでいた。

先にも述べた富裕層が多いという事も異様だったが、俺の家の目の前の光景がそのエリアでは一際目立って異様なものがあった。それは、鬱蒼とした茂みに隠された状態の部分や、見るからに朽ち果てた建物が道路に面した状態で存在している家屋だった。

小学生の俺たちの表現でいう正に『お化け屋敷』だった。



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