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最初の一言は

基本主人公の一人称で話は進みます。

対話とかのセリフ少なめかもです。


「あぁ、もうマジで死んでくれ」


この世は理不尽に満ちている。

その一言を痛切にかみ締めつつ、私は今や何故かキラキラっと光り輝く金髪になった頭を掻むしったのでした。


コホン・・・最初からいきなりの暴言で申し訳ありませんでした。

しかしこれには深い深い、強いて言うならマリアナ海溝よりも深い訳があるのでご容赦願いたいのです。


まずは自己紹介しましょうか。

私の名前は黒峰 さや。

年は・・・まぁ、まだ25。

なんとも色々微妙になってきたお年頃。

若いとも言えなくなってきたけど、歳、とも言えない?みたいな。

正直、肌の曲がり具合とかがアレな感じに・・・いや、まだ大丈夫なはずだっうん。


・・・話がずれました。

特技は料理と無表情、というなのポーカーフェース。

まあ、単にもともと感情を表に出すのが苦手なだけですが。

趣味はやっぱり料理と読書と一人旅。

長期休みを取るため、という理由でこの年で会社にも就職せずに今だバイト生活だったりします。

食品関係、ついでに厨房、という関係上、身だしなみには気を使ってます。

正直、帽子被ってんだから髪色どうでも良くねぇ?、とか思いつつも、髪を染める時も規定内のちょっと赤入った焦げ茶色。ちなみに美容師さんは毎回正しい色の名前を教えてくれますが、覚えてません。

マスクするからいいか、という理由で毎日スッピン。まあ、基本仕事中はマスク取れませんし、正直、朝、早起きして化粧するより五分でも長く寝たいのです。

お陰で朝から服を選ぶ暇なく無難なジーンズとTシャツ、スニーカーが基本装備。

ただでさえ、朝起きるのは苦手なのに仕事始まりは朝七時からなんて最悪です。

寝癖治すヒマもなく帽子をかぶって誤魔化すのも日常茶飯事です。

そんなこんなでお店のバイト仲間からはもっと身だしなみとか服装とか化粧とかに気を使えとか宥めすかされ、時には何故か泣きそうな目で見られ・・・いや、ちゃんと人前で恥ずかしくない格好はしてますよ?

私にして見れば朝からあんなにばっちり化粧だのなんだの出来る他の女子方がおかしいのです。眠気より見た目を気にするとか尊敬します。マジで。

ちなみに今いるお店は七年目。

高校からずっと働いているので信頼もそれなりにされてます。無遅刻、無駄欠勤無し、ちなみに店唯一の保険組みです。これ自慢。

仲のいい友達もできたし、それなりにやり甲斐もあり、ムカつく上司は居ましたが、まあ、楽しくやってこれたのです。

しかし、それも昨日までの話になりそうですが。


何故なら、私は今、多分、人生で一度はあって欲しいけど実際問題あったら社会人として最大に困るだろう、異世界トリップ+αの真っ最中だからです。





誤字脱字ありましたら連絡くださると嬉しいです。

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