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いざ脱毛
ピピピピピピピ
鳴り響くアラームに起こされる。
ー今日は脱毛に行く日だ!ー
目覚めから上機嫌である。
眠たそうな顔をしているラビにだる絡みし呆れた顔で見られる。
ワルツのステップで移動しながら身支度を整える。
ーいってきます!!ー
お土産を買って帰ってこいと言わんばかりのラビに見送られ家を出た。
電車の時間をもう一度確認する。余裕で間に合うことを確認した。
駅に向かう足取りも軽い。
まるで宙を浮いているようだ。
ほら、浮きすぎて視界だって上下逆さまだ。
と、思ったと同時に
ードスッー
と音がして全身に大きな衝撃が走った。
どうやら本当に身体が宙を浮いていたようだ。
さっきの音は地面に打ち付けられる音だろう。
身体が動かない。意識が遠のいていく。死ぬのだろうか。死にたくない。まだ死にたくない。やり残したことばかりなのに。せっかくタイムリープしたのに何もしてない。
ー脱毛したかったー