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ひげ男  作者: 尾巻
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脱毛にかける思い

 翌日目が覚めると40代に戻っていた。


ということはなく翌日の2024年5月9日だった。


夢ではなかったのだと改めて実感した。


今日は仕事かどうかわからないがとりあえず出勤してみることに。


ーヴィィィィィンー


今日はしっかりと髭を剃ってから出勤できるな。


店についてシフトを確認すると今日は休みだったようだ。


早起きできて得したのか休みの日なのに早くから起きて損したのかわからない


いや


せっかく綺麗に髭を剃ったのに仕事じゃないなんて損したに決まってる


とりあえず帰りに某ハンバーガーショップに寄って朝ごはんを食べて帰ることにした。


ハッシュドポテトが大好きなのだ。


ここのハッシュドポテトは朝しか食べられない。


歳をとってからはあまり食べられなくなってしまった。


今なら食べられるだろうと思い

6つ買った


ー後悔したー



「ばかだなぁ。」


なにも学習していない。

昨日も揚げ物をたくさん食べて後悔したのに

同じことを繰り返しているじゃないか。


心の中で涙を流しながら帰路に着いた。


家に着くとラビが驚いているよう見えた。


まあそうだろう。いつもはこんな早く帰ってこないからな。


シフトを確認して帰ったのでウキウキで次の休みに髭脱毛の予約を入れることにした。


なぜこんなに髭脱毛にこだわるのか。


それは



ー元カノー



だ。



付き合っていた時に髭脱毛してくれと度々言われていた。


当時は乗り気ではなかったからお金が貯まったらね。

と濁していた。


お金に余裕がなかったのは本当のことだし

痛いのが怖いというのもあった。


30歳を過ぎた頃だろうか

有る程度お金にも余裕ができたので髭脱毛をした


それからは髭剃りがかなり楽になった


それと、早いうちからやっておけば元カノともう一度…という淡い期待もあった…


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