表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私たちの青春  作者: ゆきはむ
2/3

中学校。

第1話です♪♪


ー星山中学校ー


4月7日。第14回星山中学校入学式。


たくさんの新入生の中には、同じ小学校の友達とはしゃぎながら登校する子もいれば、親と一緒にドキドキしながら学校に向かう子も。


私は、藍川静月。今日この星山中学校に入学する新中学1年生だ。

私の横にいるのは、私の幼なじみの武藤莉紗だ。

莉紗とは、小学校でもいつも一緒に登校していたから、今日の入学式も一緒行こう!と、何度も約束していたのだ。


「しーちゃん!!」


ぼーっとしている私に、莉紗が大きな声で話しかけた

「ぅわぁぁあ!!」


莉紗の声は大きいから、死ぬほどビビったw


「もぉーなにぼーっとしてんの〜wうちらもう中学生なんだし、ぼーっとなんてしてらんないよ〜!」


莉紗はまた大きな声で言った。

莉紗は中学への入学がずっと待ち遠しかったのか、最近は常にソワソワしていた。


「ちょっと考え事してただけだよぉー泣」


莉紗は中学入学を楽しみにしている反面、私は不安でいっぱいだ。

「なんで莉紗はそんなに中学楽しみなの??」


なんとなく聞いてみた。


「え!?逆に楽しみじゃないの??!」


「だって他の小学校の子もいるんでしょ?友達できるかな〜…。それに勉強も大変らしいし、部活だって…」


「うーん、確かに勉強や部活も大変になると思うけど、青春したくない??!」


青春……?私の頭では考えたことのない言葉が、莉紗の口から飛び出した。

青春なんて私には全く縁が無いと思っていた。そもそも青春が、どういうもので、どんなときに青春だといえるのかも分からない。


「ねね、青春……とは…?」


「へ?」


莉紗はぽかんと口を開けたまま、フリーズしてしまった。


「ねー、青春するってどんなことするの??」


莉紗は少し考えたが、答えが見つからなかったようで黙り込んでしまい、そのまま早歩きで学校へ向かった。先々進んでいく、莉紗を追いかけた。


「ねぇーちょっと待ってぇー泣」


そんなことをしてるうちに、中学校に着いた。

私は莉紗と目を合わせ、少しドキドキしながらも校門をくぐった。






第2話お楽しみに♪♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ