9·見送り……か?
古都 京都
はふぅぅ~……前話からの続き。
私達はまだ此処京都に居ずるけり。
あらしやま……じゃぁ~ないですね此処は。
京都、何か……あれ?京都タワーっていうの?……。
"ロウソク"をモデルにした……っけ?……。
どこかの"添乗員さん"が言うのが聞こえたよ。
"の"近くに見えるお茶屋、ラウンジっていうの??
それでリスナ様と……なんか"石"、"意志"のある
"石!"とで……茶ぁ~してます。
忘れてますた!!"タヌたん"も一緒!。
お茶屋さんの名前"グレイトフルなお茶屋"……
「抹っ茶!……美味しいですね……」
ーーー
「そうね!……」
ーーー
ワインレッドの"石"が宙にフワフワ~してるのが……どうにも///気になる。気になる……。
ーーー
ズズズズ!♪
(モサ女がお茶をすする音♪)
ーーー
「やっぱり……にんじん……ですかね?要望」
「ん~~……キャベツかしらね?それとも……」
「タヌタヌタヌ~……」
(レタスたぬかも?……)
ーーー
「ありがとうございました!!またのおこしを!」
給仕さんのお姉ちゃんが帰ってくお客さんを見送る声……。
「あっ!お姉さん、団子おかわり!次は胡麻でお願いします!」
あっ!!リスナ様とタヌたんは!?
「あっ!さち様達はどうします?」
「う~ん……私は醤油でお願い!」
んとタヌたん?
「タヌタヌタヌ……」
(あんこタヌ……)
よし!!
「んじゃ!三種でお願い!お姉さん!」
「あっ!?まだっ!ちょっとまって!!」
いしは~?
「"石"はどうする??てか、食べる?……の……」
「我輩は"石"である、しかり要らぬ!」
ーーー"石"だもんね。あたりまえか。
「それじゃ~お姉さん、三種でお願いします!」
「はいぃ!お客さん、わかりましたよ~!おじちゃ~ん、団子おかわり、ベーシックみっつね!」
給仕さんのお姉さんは厨房?に居るオジさん?に私達が出した注文を言う
ベーシックなんだ~~あれ
(醤油·胡麻·あん……)
でも、あのお姉ちゃん訛ってないわね。地元人じゃないのかな?……学生かな?
服装は着物?……時代劇とかで見る"いかにも"ったな感じの"おしん"……ん?、違うか?
今の若人、おしん、連続TVドラマ小説のおしん知ってるの??
"おしん"は再放送でやってるの観た。あれは明治かな??
まあいいわ……
「こんにちは、いいですか?ここ?(席について)」
ん?お客さんかな?
と、そこで新しく来たお客が指した席は私達がすでに座る席で、外のラウンジではあるが??空いている席はある、あるのになぜ??ん?
何だ?あの客の服装……合わねえな……。
この店に。
黒服……背広、女なのに……なぜ??
仕事着か?だけど~~どっかで……見た……ような??
「久しぶり!モっさり!」
んだぁぁ?コイツ、と思ったら
「あっ!!」
「お前!!あの時のっ!!」
「モっさり忘れる訳ないわね私の事!!」
忘れる訳ねぇ~!!黒服、黒服女の事を……。
あれ!?だうだったっけか?
「駄菓子屋のくじ引きでズルして"シャマンカーン"ひっこ抜いた奴!!」
確かそうだったよな……ん?そうだったかな?
ーーー
「違うわぁー!!何が"シャマンカーン"だ!!」
「あれっ??違った?"ピヤマルコ"だっけ?」
「こんのモッさり……」と
喪服女は続けて
「ビックリmenから離れろっ!!」
と、黒服は言いましたとさ
…………
あぁぁ~~あの時、執行猶予私に告げた女か。
やっぱり眠い……