47·愚かな、否、愚か者が夢の後
第一宇宙時間、002X/1X/X1。
東京××××?。
だけどここは違くて、タイムクラッシュ後の事なので時間とかは本来止まっていてです、はい。
阿佐ヶ谷ぁあ~……、中野か!。
中野ぉお~……、中野と言ったら何かあのラーメン屋さん思い出しますわね~。そうでした、だけど今私達、そう、私達ホタルちゃん達以外時間、停止しているのでした。はい、残念。
私達、先ほどまで甲州街道沿い歩いてましたが、まあ、少し脇の方へと外れまして。
どこかの枝道、何でしょう?枝道と言っても正規の車道なんですが、はい、車道の中央線、センターラインにテレビ?テレビがありますわね。
「「あれ~、テレビがあるよ~」」、と、お友達のリンとパンダちゃんが聞いてきますわね。
だから私くしは
「はいぃ、そうてすわね~」、と。
テレビのその隣にはデッキ、古き良きVHS使用のビデオデッキもありますわね。
パチッ!♪ザザッ!♪ザザザザザーー♪♪
おや!?
「あれ~?電気、電気って止まってるね?」
「もしかして動いてる?流れてる、電気?」
いえ、リン、パンダちゃん、止まっています。電気も止まってるはずです。
だけどどうして?
ヴン!♪ん?砂嵐、ブラウン管表面に流れてた砂嵐から変わって何か?どこかが映りました。
「何だろ~?」「なんでしょう?」
三人が三人共ブラウン管画面を見てます。
やがてそれは映り始めます。
「井戸?」「いどぉ~?」
二人は井戸と言いますが違います。全く違います。
「二人共よく画面を見てください、井戸を井戸といたします外堀を囲う[石材か木材]が無いじゃありませんか」。
そう、[それ]が無い事を二人に私は提示、間違えました言いまして。
しかしあれは人口?ジンコウ……。
マンホールの蓋……。
ゴゴ!♪ゴゴ♪
開いている!?開き始めてる!!
まさかあれは!?来るの!?来るのかしら!?
来てしまうのかしらーー!?
ぶっちゃけ次で終わります、話。




