39·ザ グレイトフル な、甘党、その3
ハリネズミのモッちゃんがその手に持ち、[甘党]なる女性の前に出した物はっ!?
[甘党]なる女性が見た物はっ!?
「そっ!!それは、チよコレいトっ!」
誰かが思う。[チよコレいト]って何で[そこ]だけ大正時代みたいに古いん??
それは置いといて……。
「キサマはもう既に甘党だったのか……」
そしてモッちゃんは、[甘党]な女性にチョコレートを差し出し?献上?した。
「ほいっ!」てな感じで。
「まあ許そう」。
[甘党]な女性は偉そうに言うと
!!パクリッ!♪チョコレートを一口っ!
そして……
「ん??ん!?ヴッ!!……」
「ヴオオォォーー!!」
「キサマッ!!このハリネズミッ!キサマ、この私に何を喰わせたあぁー!?」
モッちゃんは
「ブラックチョコレート……」決めっ!!
モッちゃんは、その小さなお手手の親指を器用にクイッ!って、自分goodってな感じです。
そして[甘党]な女性は
「苦いっ!!にがいぃぃーー!」
※ [甘党]な女性は辛いのと苦いのが弱点でした。
それを、それはモッちゃんは知ってか?知らずか、多分知らない。
只モッちゃんは(甘党なら苦いのが駄目なんじゃねっ!)みたいな、思ったのでした。
[甘党]女性が苦さに悶絶しているスキをついてモッちゃんは、2人を、秘宝いちご大福に靡くトーマスとリンちゃんを手繰り寄せ
ブラックチョコレートの1欠片を2人のお口の中に入れるのでした。
何だこのヘンテコなバトルは?
と、皆さん思ってますね、きっと……
ゴメンね。




