37·ザ グレイトフル な、甘党
もうそろそろ、話を続けないと思いまして……。
して.
何故か??どこかの水道蛇口から出た[抹茶·オレ]をたらふく飲んだお三方は。
時間帯は夕方。
「止まっているねえ」
何が??
「本当に??本当だ」
ウォンバットのトーマスに返すのは妖精のリンちゃん。
「つついてみよか!!」
好奇心が擽られ???を自信の針でつつこうとするのは、ハリネズミのモッちゃん。
「止めときなさい」。
現場が静かな理由、それをお三方が知ったのは今。
人間が??アニマル、動物達が止まり停止していたのだ。何で??
「構想変えるのに話の一部、ディメンションの一部がバグったんだね」。
現実に??理論上、世界や次元が崩壊する可能性もありえる事を、トーマス君は知っている。
知っているが……。
現場、ここ、成田空港からヘイブンまで何事も無くたどり着けるかな??そうとも思う。トーマス。
その時、モッちゃんの第六感が何かを注げる!?
モッちゃん
「来るよ!!」
ピカッ!!
凄まじい??眩い闇!の柱が天空から降りた。
辺りは闇に包まれる。その中心と思われる場所には!?
何故?お三方は、その暗闇の中でも見えているのか?お三方、凄く夜目が利くということで。
で、その中心と思われる場所には?
「いましたわ、あの淑女の子供達」
愛おしくて、愛でたくて……
それでも愛おしくて。欲しくて……。
「レジェンドの[甘党]……」
そう呟き、トーマス……。
トーマスが[甘党]と呟いた、その闇を纏い現れたのは女性??
[甘党]、某アメリカ人女優 リヴ·タイ□ーさんに容姿が似ているわけで……。
「ねえトーマス、あの女性、どっちかというと辛党のイメージなんだよ!」
リン·オレンジちゃんは言い。
読者Aさんは思う、[甘党]とか辛党とか何の話?
これ、この話、一応日常冒険物語風じゃ??
↑
[これ]はスルーし、物語は進む……
(読者Aさんは、無視してじゃねえよ!!)。
して、[甘党]なる女性は
「好きで好きで、その顔、その女体好きすぎて、壊したくなるのよ……」
誰かのものになるのなら、いっそう。
この手で、いっそう……。
そう……
女性がその手をその掌をお三方に向けて。
「危ない!!」
トーマスはそう思って言った。




