20·マキちゃんと恐竜の……末の少し前
お日様の、光のその下へ留まりたくて。
汝が為が我のことをそれは言う
「無情よの……」
我、止めた。
この言い方……僕、そう僕は
羨ましいと思っていたのかな?羨ましいと……。
海の、海の……深い深い……とても深い所で。
まるで誰かから隠れるように……。そう、この僕は。
その内、この思いは荒れて。荒れて狂う。
そう……とてもおかしくなる。なりそうだった。
その時、その時はいつもそう……。
お日様の所まで昇っていくと居るの。居たの?あったの。
そう「ある、あった」と言うことだと……
あれから……その後、教えてもらったんだ。
ーーー
神さま、女神様……天を……様に……。
お日様の光の下より更に上。その……そう、この場所
何度、何度寂しさに心打たれたかな?何度……。
もうこんな思いしたくない。そう、最後。最後だと思った時だった。
不思議と!!とても懐かしい匂いがしたんだ。
揺らり揺らりと……その匂いは風に流れて。
遠くを見れば……それは、女の人達が其処にいた!
一人は小さいの……。
そしてもう一人はもっと小さいの。君は誰?……。
え?マキちゃん?……と……
「行こうか……」
そして……僕は帰えらなかった。
もうあの寂しくあの場所に……。
ーーー
少しづつ。少しづつその光は強くなっていった。
光り輝くその場所は
光り輝くその場所は、僕に、マキちゃん達のようにその手があったら。
きっとその手を引いてその足で走っていってたよ。
僕の何も無いこの心に「Fuu助」と入れてくれたんだ。
僕の名前はフー助!!それが僕の名前!
だけど、だけど……みんなとは違う……形が。身体が。このトコトコ何タラと言う場所で。
お日様の女神様の名前は「十六夜様」
十六夜様。幸せを……と。
SA……ツィ……さ……ま。とは……呼ぶのを禁忌と。
そして、お月様の女神様の名前は「L□bra様」……
いつからの傷なの?僕の心には傷があるの……。
此処に。このトコトコ何タラと言う場所に僕とそっくりな形の生き物?仲間?がいる。いるの……。
「本当に良いの?」
僕に十六夜様は言う。多分これが最後なんだと。
「お願いしますさち様!!L□bra様!」
L□bra様も今だけは。この先……もう~そう呼べない。
ーーー
「もう……戻れないのよ」
L□bra様の最後の言葉。
L□braさまはーー→アイガーさまと成
僕は頭を静かに縦に……揺らす。決めたから
ピカ!!
アイガー様の手。僕にその掌を向けたアイガー様の手が眩く光りる!!
僕の身体!!
その身体の伸から痺れるほどの綺麗な光り……




