19·マキちゃんと恐竜 起
◆ 原作 霧笛
著者 レイ·ブラッドベリ
お!!著者わかった!かなり有名だった!
◆
1950年代の……何処だ此処??
「お姉ちゃん、あの動物なの?」
うん……そのはず……なんだけど。マキちゃん……。
ちくせう!!あのモッサリ!職務怠慢もいい加減にしろよ!!まったく!
ん?という事はあれか。あの瓦礫の……元灯台……跡
確か……2人は……灯台守の2人は無事なはず。
「お姉ちゃん!!近付いて来るよ!こっちに」
あぁぁ~~……。
「あ、ああ……大丈夫'これ'を見せ、嗅がせれば大丈夫なハズ……」
うん……そのはず。
しかし近くで見るとデケーなぁぁ!!恐竜?
そしてマキちゃんはっ?と。
「お姉ちゃん!!来た!来た!」
「こっち来た!!」
おお!!怯えてるマキちゃん!
どうどう!マキちゃん落ち着いて!
「大丈夫!!大丈夫!」
私モミジがそう言ってと……
しかし恐えぇよなぁ~…….
首ぃ長い~竜だもんな!マキちゃんが……恐がるのも当然か……恐怖の竜と書いて……。
'その'首長竜は
岸壁に立つ私達2人の人間に海面から背中の半分からその長い首に付いた頭を……
「ぬっ!!」
「ぬっ」と、正に目と鼻の先ほど近付け!……
ジ~と見つめていた……。
私はあらかじめ持ってた骨?を[そ~]と見せ、嗅がせる……。
「静か……おとなしいね……」
うん……おとなしい。
マキちゃんのいう通りおとなしい動物?恐竜だ。
その時はしばし経ち流れて……
その子は'こくん!♪'と、頷くように……私達に
もうその恐竜に未練は無いのか?
この海に……無い……のね
「行こうか」
私モミジの言ってる事が解ってるのか知らんが日本語で私は言う。行こうかと。
「連れて行くの?この動物……ん?」
マキちゃん、そう言いながら……笑顔ね!
マキちゃんはアニマル好きなのかな!!
「ええ!!うん!そのために来たの」
そのために来たの私達は。
私とマキちゃんは今だけ?
今だけは空を宙を歩く事が出来る。宙を海の、海のその向こうまで歩いて
'それ'に'私達'にその子も付いて来て、静かに……
何も無い処に、何も無い空間にポッカリと開いた穴
トンネル。
そうトンネルの様な入り口へと私達2人と1匹?1匹は入っていく……行った。
「可愛いね!!ね!お姉ちゃん!」
その子に近付きマキちゃんは言う
此処は言わゆる亜空間と言う所……
所処だろう。
空間Aから空間B(私達が向かう先)に行く通る道の様な所処。
その子のだいたいの大きさ……形が見てとれた、見えた。
胴体事態はイルカ?鯨の様で……
その先端?に、キリンよりも長い首が着いていて10mくらいか?
恐竜……海の?首長竜か。
ん??
「ふふふ!!はははは!」
見れば、振り返ればマキちゃんにその首を擦り寄せてジャレてるのか、あの恐竜は、楽しそうね
しかし1匹……1人か
この子はどれだけ孤独……寂しい思いをしてきたのだろう?あの海の底で……
絶滅……は……してないのよ。
大丈夫!!私達が貴方に会わせてあげるから
会わせてあげるから、同族達に




