異世界で最強魔術師になっていた妹に召喚された兄 ~異世界転生・召喚した兄妹最強すぎてヤバい!!本気出さずに星壊せるとか聞いてない!!
初めての投稿です! よろしくお願いします!
あの日の交通事故も、 だったな。
あの日は、俺の妹が小学校お卒業式の時だ。
親は、父は医者で母は看護師なのであまり休みが取れないのだが、娘の卒業式を見るために、仕事を急いで終わらせて、2日休みを取った。
妹は喜んでいて、≪二日後に桜を見に行こう≫と言った。
.......................
................
......
卒業式も終わり、二日目の朝を迎えた。
俺たちは早速車に乗って桜を見に行った、場所は、桜公園という最高樹齢300年の枝垂桜があるところだ。車で片道3時間かかるところなので、俺は妹とスマホゲームしている。母はもう寝ている。
一時間たった。この車を運転している父はあくびをしていた、仕事を1日で仕事を終わらせたのでその疲れは残っていたのか............。全員逆走したトラックには気がつかなかった。
俺が意識がもうろうしている中パトカーと消防車、救急車が来た、どうやら近くでこの大事故を見ていたようだ、すぐに通報してくれたようだ..........。俺たちは、救急車で近くの国立病院に搬送された。父と母とトラック運転手が、重症。俺と妹が、軽傷だった。
だが、三人の傷は重いものだったのかすぐに亡くなってしまった。俺たちが治療を受けていた時だった。
俺は妹と一緒に泣いた。俺は妹がそんなに泣いたところを見たのが初めてだった、叔母や叔父がなくなった時も泣かずにいた。そもそも妹が、感情を表したことがあんまりないのでびっくりした。
「あの日にぐすっ!私がうっぐ!見に行ったなんて言わなければぁ~~~~~~~!!うわあぁ~~~~~~~~ん!!」
と自分をひどく責めていた........、まずいな、このままでは自滅するかもしれん。そう思い、俺は、妹を慰めることにした。
「いや、お前のせいではないよ。あれは、トラックを逆走させた、トラック運転手が悪いよ。仮にお前が悪いなら、トラックに気付かなかった俺も悪いからなだからさ、そんなに自分を責めるなよ」
するとまた泣き出した
「うわぁ~~~~~ん!!でもひっぐ!でもお兄ちゃん!私が―ー」
ピピピピピピピピピピ!!
という、機械音で視界が黒くなった................
★★★★★
懐かしい夢を見ていた気がする――――――――――――
俺はまず目を開けた。
そして目に入った光景は............
俺の羽毛布団に顔が半分、挟まっている我が妹の姿だ。
そして、
「スヤスヤzzz」
どう見ても寝ている。
どうでもよかったので無視。
起こそうと声をかけたのだが.......
「おーい、おーきーろー」
「むにゃむにゃ、スヤスヤzzz」
起きねーし........なので、うまく羽毛布団を剝がし部屋のドアにGO~
「う~さぶさぶ」
と言いながら、階段を降りる。
リビングのドアを開け、テーブルの上を見る。
大皿にトースト、ベーコンエッグ、小皿にサラダ、スープ皿にコーンスープ、コップに牛乳?なんかドロドロしてる........
なんか嫌な予感がしたので、スルー.......いや、コーンスープだけ飲んだ。
そのままソファーに、ドカッと座る、その時にコーンスープが、ちょっとこぼれたのは熱かったけね....
近くにあったティッシュで拭く。
今度は普通に座り、めざ○しテレビを見る。
数分たった時、上から物音がした。
バッ、タタタタタタッ、ガチャ、タンタンタンダンダンダン!ダダダダダン!ガチャ!
ドアを開けたのは、怒りの形相を、こっちに向けた我が妹
「なんで起こしてくれなったの!?お兄ちゃん‼」
..............は?ちょっと何言ってるかわからない。
「な・ん・で、起こしてくれなかったの?って聞いてるの‼お兄ちゃん‼あと、サン○イッチマンのマネしないで‼ふざけてるの!?」
「俺の心の中を読むな‼別にいいだろ!サンドウィッ○マンのマネしても‼あとなぁ~、起こしても起きなかった、お・ま・え、がっ、悪い‼」
毎朝、妹がいろんなことで突っかかってくる、なぜかいつも同じ場所(ソファーの側面越し)で、同じ時間(俺が起きて、め○ましテレビを見てる5時半~6時半)帯から始まる......
ご近所なんてもう気にしてないらしい、逆に静かだったら、隣の人から大丈夫?なんて言われた事もある。
「そういうことじゃないの‼」
「じゃあ、どういうことだよ!」
「うっ、えっとぉ........まあそういうことだよ‼」
「どっ」
どういうことだぁーーーーーーーーーーーーっ‼
昔からそうだ、俺は妹のことが何一つとして、解らないことが多いい。
「お兄ちゃん‼近所迷惑になるから早く朝ごはん食べて‼」
「お前が言うな」
妹がにらんできた、くっそぉ~今のは失言か~まあいいや、よくないところといえば朝ご飯食べないと妹が嚙みついてきそうなことかな........ははっ、早く食べよう..........
あっあれ?食べようとしてるのに、体が動かない‼なっなんでだっ!?
「お・兄・ち・ゃ・ん........ねぇ早く食べないと...わかってるよねぇ?」
「.......っええいままよ‼パクッ、..........」
「ウッ!おえ~っ!ゲホゲホッ‼」
「! 大丈夫!?お兄ちゃん‼」
妹が俺の背中をさすり、牛乳?を差し出しながら聞いてきた。
「ゴホッ、ああ...助かる...」
ゴク ! つぅー‼
「お前わざとだろ‼」
「ゴホッ!なぁ、何が入っているんだ?このベーコンエッグと牛乳?に‼」
「ええっと~....じつわぁ~.....」
聞いただけで頭が痛くなるとか聞いてないぃ~!なんと、ベーコンには醬油とバターを間違えて、コーヒーとピーナッツバター.......、エッグには、塩を間違えて、砂糖、そんで牛乳じゃなくて、さとうをいれた、ヨーグルト......そしてスプーンも大さじらしい。
えっ、ええー...youアタマオカシンデスカ?
「おかしくないよぉー!!お兄やんのバカァー!!」
しっ、しまったぁああああああああ!!妹は心の中読めるんだったぁああああああ!
スッパン!!
へうぅうううううう!!
いったぁあああああああ!!
ひっ左頬に平手打ちぃいいいいい!!
「もう!私は学校に行く準備してるからね!!」
「...おう」
はぁー、朝ごはん何食べよう..........
★★★★
..............................
..................
...........
.....後はネクタイっと....スチャ
「これでようやく準備が終わった終わったぁ、良かったぁ...」
と言ってスマホを見た。
電池満タンのマークと電波マーク、Wi-Fiマークの横には...08;05の文字が...
...大丈夫じゃねぇええええええっ!!やべぇよやべぇ....
ダダダダダダダダ!!ガチャ!!
「もう!お兄ちゃんのせいで学校遅刻しちゃうよ!早くして!!」
「...妹よ...その情報は、少し遅いぞ...」
スウッ
妹にスマホを向ける。
すると妹の顔がどんどん真っ青になってプルプル震えている。
「...最悪...だぁああああああっ!どっ、どっどっどうしよう!普通に遅刻...だぁああああああっ!」
妹が怒どのオーラを纏いながらにらんできた...なんか妹が暗殺者のそれだな。
「もう!お兄ちゃんの!せいだからね!!」
「うっ....わ、分かったよ。.....学校の帰りに、なんか奢ってやるよ」
妹がガッツポーズしていた
まっまさか、計画通り...だとっ。
「やっぱ奢んの無しな」
するとマジで妹が泣いていた。
「えっ?...何でそんな事...言うの?...ピエン」
「...チッ...ずっぅりいなぁおい」
正直言ってこれを無視できる奴は居ないだろう
仕方なく、仕方な~く俺は、渋々妹に奢る事にした。
渋々だ。
「てか早く学校行くぞ」
「あっ!そうだった!うん...そうだね」
俺達は話しながら階段を降りて玄関のドアを閉めた。
そしてそのまま歩き出す
「はぁ~...ぜぇーったい怒られるよぉ~」
「仕方ないだろ」
30分後
「.....あれ?...ねぇ、お兄ちゃん...今って何時?」
「あ?ええっとなぁー」
カバンからスマホを取り出し、ボタンを押して時間表示を見る
...08⋮30...11/21...(日曜日)...!
「はぁああああああああ!」
「ちょっ、どうしたの!」
「おっ、おい妹よ...これ、何曜日って書いてるか?」
「えっと、! にっににに日曜日ぃいいいいいいいい!!」
「よぉーし、引き返すぞぉー」
「うん、そうだね......ちぉょっとまてぇいぃーっ!!」
制服の襟をつかまれた。
その時の俺は急いで引き返そうとしていて、そこで襟をつかまれると、それはそれはもう喉ががはっ!てっなんのなんの。
「ガハッ!ゴホッ!ぢょっ何じやがるゴホッゴホッ!」
「何しやがる!っじゃないよ!!...まさかお兄ちゃん...私に何か奢るの忘れてるわけじゃぁーないよね?」
「うっ、...くそっ騙せれると思ったのに....」
「ふふ、ふふふ、あははは!!私を騙せれると思うたかぁーっ!100年は早いよ!!」
「うぅー...鬱だ...」
「さっ!早く行こぉー!」
「ちっ、分かったよ...」
「ふん♪ふふぅん♪...ん?」
「......」
妹がキョロキョロしている。
「!!」
突然妹が逆方向えと走った。
「おい!どうした!」
「........」
妹は、俺の事を無視した。初めての事だった。
やっと止まったと思ったら、そこはこの町、唯一の歩行者量と、交通量を誇る交差点だった。
そして、妹は、何かを探していた。
「おい!!どうしたんだ!!」
「⁉」
妹がまた走った。
妹の視線の先には女の子がいた...幼稚園生だろうか....
おい!!まさか!!
「はぁっ!」
妹の吐息
キキィーーーッ!!
猛スピードで走るトラック
「?おかあさ....」
タタタタタッ!ガバーッ!
カッ!!!!ドオォ――――ンッ!!!!!
俺はその大事故の余波で吹っ飛んだ、そして、そのまま気絶した。
だが、
「...ね.ぇ、だい..じょ..うぶ?」
と言う妹の声で起きた。
すぐに交差点の中心部に向かった。
「うん..だいじょうぶ!!おねぇちゃんは?」
「ゴホッ!大..丈夫だ...よ」
「どこがだよ!」
「あ...れ?なん...でい...るの?お...兄ち...ゃん?」
「お前が無視したんじゃないか」
「あ...れ?そ...うだっ...け?」
「あの...ねお兄..ちゃ..ん」
「なんだ?」
「私...ね、ガハッ!こ..この..子助..けた...んだ.よ?」
「...そうか、偉かったな!」
「そう...でしょ.....あれ?...お..兄ち..ゃん?どこ..いる..の?見え...ない.よ」
「っぅ...ここだ...ここに居る」
俺は妹の手を握った
「あっ..ここ...にいた..んだ..ね」
妹が立とうとして、失敗した
「無理すんな、寝てていいから、休め」
「? 何..言ってガハッ!ゴホッ!...るの?聞..き取.れな...いよ」
「休めって言ったんだ!!」
「そっ...か...うっ!.....お兄..ちゃ...んご..めん無...理そ..うだ」
「何がだよ?」
「....ご.め.ん..ね...さ.よ.な.ら........」
もうわかってる
「そうだ、今日の晩御飯何する?」
⦅そうだなぁー...カレー..かな!⦆
「カレーかよ」
妹はもう何も言ってないし
⦅なに?不満でもあるんですか?⦆
「ははっ、何も」
⦅それならよし!!⦆
もう呼吸もしてない
「何がだよ」
前が涙で見えない
周囲の音も心臓の音で聞こえない
放心感で自分を現実から遠ざけているのが分かる
頭が分かっていても、心が.....まだ信じてる
また、朝に妹とアホやって、一緒に朝御飯を食べて...
まだ、やりたい事もいっぱいあるのに
⦅お兄ちゃん⦆
たとえ死んでいても...心の中に......記憶に...まだ残ってるから
《確認しました。神星魔術師 [アリス・カタラ・リェエ]により、
個体名[紺野 龍聖]の召喚...成功しました。
次に、異世界渡り.....成功しました。
最後にスキルの獲得...成功しました。
究極能力【能力之神】獲得しました。
他のスキルの獲得....失敗しました。
不要になった『心生力』をPOINNTOに変換します...成功しました。》
初めまして、桜伊寝猫と申します。
面白ければ、連載中のも見てください!