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我が連邦、異世界へ  作者: 縦深防御
19/19

我が連邦

エルフの帝国、シャフール帝国へ軍の一部が向かい隙間についての情報を全て教えた


「なんと…これは…」


「ご存知ならば教えてほしい。これはなんなのですか?」


見せた写真の隙間について、言いにくそうなエルフの幹部たちを問い詰めると


奥の扉から一人の女性が出てくる


「それは神級魔法です。かつて人類を救った民族だけが使える魔法です」


「神級魔法?」


「こ、皇帝陛下!!」


その言葉にゼグラーンの人間は皆立ち上がり敬礼を向けた


「それがあなたたちの敬意の表し方なのね、変わってるわ」


「何故、我々はこの席あの人間ではありませんので」


会話の席に皇帝と呼ばれる女性が加わり、会話が続く


「…おそらく、この魔法で魔獣たちはこの亜大陸に攻め入ってきたのでしょう」


やっと口を開いた幹部に、調査隊の隊長はもう一度尋ねた


「この魔法は、いかなる場所にも展開が可能なのですか?」


「…いいえ、一度決めた場所にしか隙間を作れません。それも長時間の詠唱が必要です」


「魔獣が魔法を使うのですか?」


「すみません、我ら帝国にはそれ以上はわからないのです。神級魔法を使えるイーリア人と言う種族はすでに滅んでおり、その血を引くものはこの地上のどこにもおりません」


「金の湖に暮らすその種族はなぜか突然歴史の中から消えたのです」


皇帝がそう言うと、続けるように話した


「我々は隙間の正体が判明した今、暗黒大陸に総攻撃を開始します。」


!?


エルフの幹部たちが驚くが、すぐに理解した様子だった


「”魔獣たちとの戦争は今この瞬間に終わらせる“最高指導者のお言葉です。我々は隙間を通り、大陸に侵入します。ぜひあなた方にも手伝ってほしい。これは全人類の命運をかけた戦いであります。」





その頃全連邦共和国一致で、大攻勢作戦である。「アルストロメリア作戦」が決定した


(作戦名はソフィア様の妹として、最も好戦的な妹アルストロメリアから取られた)


隙間の中から敵内部に侵入する第1軍から第3軍、強襲上陸として大陸各所に同時上陸する第4軍から第13軍でなる部隊を全方面から集め


作戦規模の総数は「赤いカーテン作戦」の20万人を大きく上回る110万人であった


作戦開始の前日に大広場で演説が行われた


設置されたひな壇の上に上がり、用意した原稿を手に取り。


広場を埋め尽くす群衆の前でそれは始まった


「我々はこれより誰も経験したことのない戦いに突入します。これは我々の家族、恋人、友人を守るための戦いであり、全ての連邦市民の皆様の力が必要不可欠です。以前からもそうであったように、我々には他の者たちにはない不滅の団結力と底力があり、いかなる敵もこれには勝てないでしょう。しかしいざ敵がそれを破壊しようとくるのであれば、我々は自己の生存と愛する者のために命ある限り戦わなければなりません。ソフィア様や全共和国を建国した9つの姉妹たちが我らを守ってくださります。我が連邦に栄光あれ!勝利の女神は我らに微笑むのです!!」


「連邦万歳!!」

「ソフィア様に栄光あれ!!」

「共和国万歳!!」


大群衆が腕や赤旗を掲げ、広場にいた者たちの士気は異常なほど上昇した


ゼグラーン宮殿の上に掲げられている赤旗が美しく旗めいたのだった…




                   【第一部 完】

連邦に栄光あれ!

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