真実
いつもそうだ おんなじだ
そんなこんなのばっかりだ
変わらない変われない僕は
道端の小石に嫉妬して
雨の中1人で病んでる
朝食なのに味がしない
食べることすらも面倒くさい
生を感じられない僕は
肉欲だけで生きてる
鳴り止まない警報
止まっちゃいけない横断歩道
誰も彼もが邪魔をする 何もかもが逆らう
集中できない裸眼でも 見えるものは残酷で
届かない想いと実績は 誰かの笑顔で誤魔化されてる
ちゃんと見えない僕は 何にもできない僕は
ただの生ける屍だ
嗚呼
一秒が長くて地獄みたいな日々を送って
それでも何か得られたかい?何か前に進めたかい?
答えは灰色の中で ずっと燻ってる
時間は綺麗で美しい それ故に冷徹だ
待つだけの日々も暴れる夜も
どれも同じく流れるから
吐き出した想いも真実も
何もできない僕には無意味なようで
気分が少し張れるくらいだ
こんな詩で誰かを救えるなら
こんな醜いもので光を求められるなら
少しだけ意味があったと
生きてる意味があったと信じられるかな