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全天録  作者: AX-02
第一章 朝
62/261

デートかな?

どれがどの動物の系統か書くのが面倒だし

書かないでいいや

「わふぅ」

「おーよしよしよしよしよしよしよし」

「ふぁぅ」


 翌朝[7:03]時間的に試合まで余裕がある。イベントを待ち望んで街を歩くと、白毛の犬が寄って来た。


 前回からしてシュアだと思うが、何故に犬の形態なのだろうか。撫で回しながら疑問を持つ。

 人 形態だと何かと問題が? しかし犬形態も知れ渡っているようだ……人 形態だと俺が我慢出来ないからか?

 シュアって思えば、犬形態でも許容範囲なのだが。これは伝えておいた方がいいのか?


「ん~可愛いな~ベッドに連れ込もうかな~~~」


 自然に抱き上げ、街の外を目指す。白犬が暴れるので下ろす。


「ふん!」


 拗ねた。顔はツンツンしてるが、尻尾は相変わらずのデレデレ。顎から始めて顔を撫でれば、全身がデレる。犬が撫でられて良いところは全身は本当だったか。


 顔を舐められる。実質、美少女に顔を……静まれ…! 静まるのだ……! まだ手を出してはならん! 許可らしきものが出てないのだ……出れば食べ放題だが。


 シュアも何したかが分かっていて、焦点が合ってないようだ。モフるついでに押し倒してやろうか。



 数分モフっていたら、シュアがどこかを目指して歩き始めた。闘技場ではないし、一体どこなのだろうか。デートと思ってついて行く。


 動物の抜け道が管理されているかのようにある、が俺には低い。匍匐前進の強要だ、俺も擬態するかと思ったが。


「ワン!」


 曲がるとか、複雑な道とかの前に吠えるシュアを見て、擬態したらヤバいと思いしなかった。


 ついたのは……匂い的に食べ物か。食べ歩きが所望なのか?いや…姫様直々の紹介だ、絶対おいしい。


「んゃ? またご来店で……気に入りだな」


 『ご来店でしょうかシュア様』と言いかけたところと見た。とはいえ深入りする気はないので。


「この娘、よく来るんですか?」

「こんな辺鄙な味の何処がいいのかねぇ……」

「まぁ珍しい味でしょう。二つお願い出来ます?」

「はいよ。お代は」


 シュアが俺にすり寄る姿を見たのか。


「サービスだよ」


 無料になった。将来はこの商品を、全国に流行らせる必要が出たのだ。取り敢えずサイフィに食べさせる必要があるな。


 出て来たのは、ケチャップでないホットドッグだ。そういえば拘留されてる時に、ケチャップがなかったな……焼き肉のタレは出来るのに……詳しい作り方はしらんが。


 一口食べる。うむこの味でもいいものだ、もりもり行ける。しかし前世界の記憶があると。


「トマトを煮詰めたものに合いそう」


 とだけ呟く。実を使った調味料だとかは、大体煮汁な気がするからだ。


「分からんなー」


 新たな調味料を伝えても、よく分からないものだ。いや普通に、スープと思ってるかもしれない。


「美味~~」

「ハグハフ」


 店の前の段差に座り、ホットドッグらしきものを食う。俺が上でシュアが下だが、気にしてはならない。


[ボランティアぇ………]


 王族サービスなのだろう。食わせてる満足感を与えるという。

 立場が上の者が出来る、本当に小さく、一時的な、されど明日への活力を産ませる行為。


[をして可愛い。そりゃ人気ですわ]


 それを独占? ヤバくね? 道理で決闘の決着時に、歯ぎしりが割合で言えるくらい居た訳だ。



 シュアと闘技場へ向かう。歩き疲れたのか、抱っこをせがまれた。嗅覚を遮断しどうにか我慢した。

 尻尾の付け根を円を描くようになぞり、首を噛まれた。TPO.これ重要。


 [9:53]途中、シュアのリクエストで屋根を飛び移る移動をしたおかげか、早くついた。ご機嫌なままシュアは、闘技場にいた騎士に連れられて行った。

 勿論、誘拐等を気にして撮影で追ったが、問題なく形態を変えて着替えていた。下着の棚にベビードールがあったので。


(絵師)

[お楽しみに。だろ?]


 依頼したが、本質を問われ断られた。お楽しみに、と言われてソワソワしない奴はいない。


 楽しみと言えば、レクス王の戦闘スタイルだ。素ステで殴るのか、身長越えビッグブレードなのか、仁王立ち腕組みが構えなのか……とにかく、力こそが正義なイメージが連想され続ける。

 獅子な特性としては王者の眼光・風格。それをスキルとして乗せた咆哮が間違いなく脅威。速くはないが威力は高い、耐久力と鑢のような舌も忘れてはならない。


 そして装備品の効果は……二択だ。攻撃力を更に上げるか、状態異常の二択。防御を上げたり、回復したりの延長目的はあり得ない。俺の方面と被るので、遥かに上の耐久を見せなければならない。

 

 延長で好機を狙う姿勢を見せるよりは、高火力に恐怖を覚えさせたり、状態異常で詰ませたりで『参りました』と(こうべ)を垂れさせた方が王として映えるはず。延長で映えるのは集団……戦争や国策での時で、一騎討ちではない。

 そもそも王が直に征くのはないものだ。そんな状況になってまでも延長狙いするのは、人が離れる。



『さぁ! 二度と見れない王の戦いだ! その目に焼き付けてでも!! 自慢を忘れてでも!! 後世に伝える一戦を見よ!!!』


 激熱な熾烈な戦いになるべき。と対戦前からハードルを上げまくる。一体誰の嫌がらせなのか。    

日常と戦闘直前……いい組み合わせだとは思わんかね?

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