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わたしは吸血鬼様の非常食  作者: しきみ彰
第一部 メイドは主人を敬愛する
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第一部登場人物説明

読まない方は次のページへどうぞ。第二部始まります。

・ジレット

今作のヒロイン。

人間。クロードの屋敷で働くメイド。

クロードのことを崇高し敬愛している。

クロードに仕えることに喜びを感じており、たとえ振り向いてもらえなくとも良いと本気で思っている。しかし傷つかないわけではない。

吸血鬼然としたクロードの姿を見ても、怯えぬくらいには図太い。むしろ傾倒してしまう辺り、他者と感覚がずれていることは確実である。

両親に売られて王都付近にやって来た際、クロードに拾われた。両親に対する愛情は皆無に近い。

クロードに美味しく食べてもらうため、日夜努力を重ねる。発言がずれているため、時折他者にクリティカルヒットを食らわせてしまう天然兵器である。


・クロード

今作のヒーロー。

吸血鬼。最上級魔術師。発明や薬術と、幅広く手を出している。なぜかは分からないが、王族たちからの横暴に振り回されやすい、とても不憫な吸血鬼である。苦労性。

魔力も魔術の腕も高く戦闘経験も多いので、吸血鬼界ではかなり名の通った存在である。

アシル曰く「真面目で堅物で、でも繊細で優しい吸血鬼」。事実、他のどの吸血鬼よりも平和を好み、争いごとを嫌う。しかし必要とあらば、手を出すことは厭わない。

過去侯爵として領地を治めていた。その際に起きたことが、未だに彼の中に残っている。そのため血が美味しいと感じられない。

ジレットのことは大切に思っており、大切に想いすぎたからこそ遠ざけてしまった。しかし吹っ切れた今、彼はただひたすらにタチの悪いイケメンである。


・バルド

ノーム。バルツェル魔石店の店主。

もともと住んでいた国で迫害されていたため、吸血鬼たちが統治する魔術大国ミストラルへやってきた。

過去の迫害もあり人間嫌いで有名。だが、ジレットにはさほど悪感情を抱いていないようだ。しかしぶっきらぼうで無口なため、感情を表に出すことはほとんどない。


・アシル

吸血鬼。日の下歩く吸血鬼(デイウォーカー)。第三王子でもある。何度かに一度国王も務めるが、外でぶらぶらしているほうが好き。

吸血鬼らしい吸血鬼で、楽しいことさえあれば生きていける。他の王族たちと違い、料理よりも血のほうが好き。しかし美味しい料理なくして、美味しい血はないと豪語している。

態度はとてもおちゃらけているが、周りのことをよく観察しており、人間のことも好いている。しかし他人に、そのことをあまり理解されていない。

クロードの旧友であり、なんだかんだ言って彼を気にかけている。


・エマ

人間。ジレットに初めてできた友人。

家族で経営している雑貨屋で働いている。可愛いものが好き。

ジレットのことが大好きで、関わりを深めるに連れて余計に好きになっていっている。なんだかんだ言って、ジレットの恋を一番応援しているのはエマである。


・ヴィラ

人間。エマとレオの母親。雑貨店の店主。

雑貨店に置かれている服はすべて、ヴィラによるもの。可愛いものが大好き。

凄まじい速さで服を作り上げていくため、その道ではかなり有名である。


・レオ

人間。ヴィラの息子でエマの弟。

ジレットのことが気になっている。

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