保育士に遠慮なんかする気ねえぞ
「わかったよー、パパ!!」
元気良く犯人(?)をルリが教えてくれた。
「センセイー!」
確か今日から保育士になった先生がいたような。もしそいつが男だったらどうするかと口を滑らせた。
「ぶっっっっつぶす!!」
気持ちが落ち着かないので俺はルリと一緒に用事を済ませるため幼稚園に戻る。
「センセーイ!」
「あらルリちゃん。どうしたの?」
まず女の保育士で良かったな。オレの怒り衝動が抑えられたよ。初々しさが残っていて当然だが、保育士の仕事っぷりとしては合格点じゃないかと心中で勝手に採点する。
「パパー、センセイ~」
「?」
「うん!」
そしてオレは一点を凝視し続ける。
「……」
当然ルリの組の女保育士は無遠慮な視線に困惑するわな。
「あの、用件は?」
思った事をオレは隠す気がない。
「あらら~、5才児に負けてんのかー」
「な、な、な~~~~~~~~」
オレに胸のある部分を見つめられた女保育士は恥ずかしさで顔を赤らめていた。
ルリを引き寄せる女保育士。まあ、それくらい良いだろう。その女保育士の胸が小さいコンプレックスを刺激してしまったのかこんな主張されちまったよ。
「ル、ルリちゃんは園児なのに大きすぎるんですよ。わ、私はまだ成長期なんですからね」
オレはもう大人な年齢になっているのにまだ胸の成長を諦めていない女保育士に苦笑混じりに聞いた。男が女の年齢を聞くのは失礼という常識を承知の上でな。
「成長期って先生はいくつですかー」
ルリも興味を持ったのか先生を見つめている。オレに答える気はなかっただろうけど、ルリの好奇心を秘めた瞳に見つめられてどう対応しようか困っている様子だ。
「う……」
ルリの帽子をいつの間にか借りるように取った先生。凄い早業だな、ルリが帽子はどこにいったんだろってポーズで止まってるぞ。
「お、乙女に年齢を聞いてはいけません」




