何をされると言うんだ……
「……ってまさかイケメンの俺様が貴様の妄想で汚されてないだろうな!!」
「え?」
彼女は今更何を言っているの? という表情をした。
「聞くまでもないでしょ。あんたが登場した時から私の中ではあんたは裸」
当然の事らしく、彼女がラスボスに話す。
「今は私の妄想で架空の部下があんたに……ってところだけどね」
妄想を楽しんでいる彼女はその世界にまたトリップする。
「え゛……!! やめっ、この!!」
ラスボスは涙目になるくらい寒気を感じた。
「どうやらあんたしかいなさそうね……残念」
女子高生ががっかりしたようにため息をついた。
(一人で来て助かった……)
女子高生の部屋のベッドに座って、ラスボスは心境的にうんざりするしかない。
「それなら選択肢は減るし、性別変換できる?」
「……は? まあ出来るが」
彼女が何を考えているのか不明でラスボスは警戒した。
「手っ取り早く用意出来るのは妹か犬だけよ」
彼女はどうやらホモだろうとレズだろうと何でも来いタイプのようだ。
「おい、選択肢の一つは人間じゃないじゃねーか!」
ラスボスは身の危険を感じた。
「平気よ、私はね」
ラスボスは彼女の扱いに困る。
「俺は問題にするぞ」
彼女の部屋のドアを開けて、小学校高学年くらいと思われる女の子がやって来る。
「お姉ちゃん、少しお金貸してくんない?」
「偶然妹が来てくれて良かったわね」
変身で性別変換する事も、妄想の18禁行動もさせられそうである……終わった。
「お姉ちゃん、いつお客さん来たの?」
髪の毛の手入れが行き届いているサラサラヘアーの彼女の妹が疑問に思った事を問う。
「違うわ、へたれで受けな奴よ」
「違~よ!!」
紹介のされ方をラスボスが不満に感じる。
「そいつ襲っちゃってよ」
満面の笑みを浮かべて彼女は妹に頼んだ。
「あの……あのっ」
こんなお姉ちゃんの妹なだけあってそういう事を知らない訳じゃなく、妹は恥ずかしがる。
「五百円あげちゃうわよ」
「わかった!」




