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読みきり短篇集  作者: 霜三矢 夜新
ちょい怖っ娘
64/153

視力が悪いとぼやけて見える=!?

「<今度から>ってまたやる気なの!?」

 私は必死に訴えかけた。

「今、私の中でブームがきてるから」

 数年間付き合ってきたからわかる、私の友達は今までこんな話は好きじゃなかったはずなのだ。

「なんで!? るみは怖い話嫌いって言ってなかったっけ?」


 よくぞ聞いてくれましたって感じで目を輝かせたるみちゃんがイキイキと話しだす。

「ディー☆ネに特集組まれてたの!」

「またファッション誌の影響?」

 そういえばるみちゃん、最近の行動はファッション誌に影響受けすぎ。影響受けすぎ! な、るみちゃんに私は呆れかえってしまった。


「アカリは怖い話とかある?」

 今までは、るみちゃんが怪談をしていたので聞きに専念していた眼鏡っ娘アカリちゃんにるみが話をふる。

「わたし、霊とか見えるよ」

 ビックリして「え!?」としか言えないるみちゃん、私も怖さより先に話の真偽の方が気にかかった。

「うそでしょ?」

 

 自分が注目されているってことで、アカリちゃんは冗舌になるタイプのようである。

「よく見るよ」

 私は驚きの方が強くなっていた。

「よく見るの!?」

 るみちゃんが何かに気付いたのか、「まさか」といった感じで眼鏡を上にあげる。


「あっ、今見える」

 つまらなさそうにるみちゃんが眼鏡から手を離すと元の位置に戻った。

「消えた」

「………………」

 私もアカリちゃんは眼鏡がないと、視界がボケてそう見えるんだなって思ったので何も言えなかった。


 アカリちゃんに言ってあげた方がいいかわからないから私は遠慮してしまうが、るみちゃんがすぐに教える。

「アカリ、霊が見えるのはメガネはずした時だけでしょ」

「……そういえば」

 しょうがないなーと言った感じで、るみちゃんが言った。

「ただ視力が悪いだけ……」



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