愛しているから
ダーク系恋愛話です。それでもいいという方だけどうぞ。
愛しているから、君が望むのならどんなことでもしよう。
君の望みは僕の望みでもあるから。
「あの人が嫌いなの」
わかったよ。あいつを殺そう。
大丈夫。誰も気付かない。
そう、君も気付かないだろう。
そのうちに、あいつの存在自体が消えていく。
「あの人とお話ししたいな」
わかったよ。きっかけをつくってあげる。
僕のことは気にしなくていいんだよ。
僕のことはどうでもいいんだ。君が喜ぶなら。
「貴方が嫌いなの」
わかったよ。僕は死ぬよ。
だけど、君も連れて逝く。
当たり前だろう?
君の望みは僕の望み。
なら、僕の望みは君の望みだろう?
さぁ、一緒に逝こうか。
読んで頂き、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?自分なりに最後にどんでん返しをしてみました。
お気に召した方がいれば幸いです。