碧落のオズランド

宇宙標準時間2297年。
人類は地球を捨て、人口的に緑地化された火星に逃げた。
さらに人類は周りの星々を支配して移住した。宇宙移住に遅れた多くの国が滅亡し、その代わり多くの国が出来る。

その出来た国の一つであり、人類の国の中で一番大きな国となったルミナリア共和国。人類が地球から出てから、宇宙標準時間でおよそ2000年ほどたった今。

そんなルミナリア共和国の大統領である〝彼〟ーーセリンはうんざりしていた。
ロボットと機械に全てを頼った人類。
寿命の概念が無くなり、努力と言う文字は無く、なんでも出来てしまう世界に。
そして理不尽で埋まったこの人生に。

ある日、彼の元にある報告が上がる。
それは「太陽系」と瓜二つ惑星系が見つかったという報告であった。地球と環境がとても似ている奇跡の星もあると言う。
それを聞いたセリンはその惑星への逃亡を決意するのであった…

ーーこれはかつて魔法を夢見た少年が、世界を巻き込んで、化学の存在しない、神秘の星を作る物語。


◇◇◇

こんにちは！お久しぶりです。ちーです。
初めましての方は初めまして。

この物語は私が投稿している「贋作のワンダーランド」の1500年ほど前のお話です。
単品でも支障は無いですがファンタジーがお好きな方は「贋作のワンダーランド」から
↓↓↓
https://ncode.syosetu.com/n7462gt/

SFがお好きな方はこの「創造のオズランド」から読んでいただくとより楽しくお読み頂けると思います。

この物語はガッツリSFです。
あ、あと、私の知識の範囲内でできるだけ現実に近づけました。
14歳の考える事なので、どうかお手柔らかに…

※この物語はフィクションです。実際の人物、団体とは全く関係がありません。

現在不定期更新中
何回も何回も書き直すことがあります。了承ください。一応書き直した話はまえがき、または活動報告にてお知らせいたします。