筆から始まる物語
宿屋一階に報告書が壁に貼られている
男はそれを見て思う
ー 自分に時を操る力があれば ー
男の名はカイ
「おはっよー」
天真爛漫な少女、扉を開けて出てくる
カイは驚きながら少女をみる
「キトロ、お、おはよう」
キトロは髪が赤くカイより年下の女の子である
キ「カイは今おきたの?みんな実力試験前で元気ないんだから」
苦笑いしながら店員に朝食をたのむカイ
「みんな、実力を出せれば一人前として認められるから必死なんだよ」
この街には約300人の実力者の卵が集めらている