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続李英風伝奇  作者: 東武瑛
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石切場の死闘

石切場では大勢の人達が働かせられていた。また鞭を手にした男達が見張っていた。見張りは十数人散らばっていた。

逃げた女達は麓の茶店に着いた。しかし、中から二人の男が現れた。

「逃げられると思うのか」男の1人が言った。

その時、窓から女剣士が飛び込み、1人を切り捨てた。そして、もう1人の男に対し剣で攻撃する。男も剣を抜き応戦した。最後に女剣士が男を倒し勝利した。

「姉さん」女達の1人が剣士に駆け寄る。

「無事で良かったわ、リン」「でも旦那は石切場で働かせられているの」「わかったわ」そう言うと剣士は馬に乗り山道を走って行った。

日が高く登った頃、鞭を手にした男が言った。

「よし、昼飯の時間だ」鞭を手にした男達が集まって来る。これをチャンスと見た李は男達の前に躍り出た。

「何だ貴様」男が叫ぶ。しかし、李の鋭い蹴りが既に男の顔面を捉えていた。続けて李の踵が後ろから来る男の下腹部に刺さった。横から来る男の脇腹に李の足刀が刺さる。ボスの男を残し皆、李の蹴り技を食らいダウンした。

「おのれ」ボスは鞭で李に襲いかかる。

そこに女剣士が現れた。

「助太刀いたす」女は言うとボスに切りかかる。

剣が鞭を切り落とした。李は空中で回転しながら、ボスの顔面を蹴り飛ばした。

ボスは仰向けになってダウンした。

女は剣をボスの胸に突き刺し絶命させた。

山の麓。

「李さん。ありがとうございました」

「それでは皆さん達者で」

李は馬を走らせた。街の人達とリンと女剣士が李を見送った。

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