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めもりぃⅧ 融けていく時
はーい。やっと出来ました!
めもりぃⅡ ツメタイ雪
めもりぃⅣ 氷の人形
に続く続編です!
今回は限りなく短いです
ではどうぞ↓
ピチョン。トォン。ピチョン。
水の滴る音が月光に照らされ響き渡る
サァー。と縫う様に通る風はあたりに咲き誇る花の花弁にあたり
花はゆらゆらとゆれる。
落ちた花弁は風に舞い、踊るよう
あれから十年の月日がたち、氷漬けになった少女の氷が解け始めていた。
さわさわとゆれる草花に埋もれるようにしてたたずむ氷は
なんともその場には不釣合いだ。
ピチョン。トォン。ピチョン。
教会はもはや見る姿もなく、あたりに残ったのはソノ残骸
少し残ったコンクリートの床に崩れたレンガがが落ちている
コンクリートの隙間から白い花弁の花がたくさん生えていた
氷から滴る水は、そんなコンクリートやまた氷に落ち
楽器のようにトーンの高い音を奏でている
少女が目覚めるまであと少し……………
ここまで読んでくださった皆様方
本当にありがとうございます!
更新速度は性懲りもなく遅いですが
気長に待っていただけるとうれしいです^^(←アレ?本編じゃなのに??
ではまた次の機会に
アデュー☆