第81話 満月の夜に
第81話
満月の夜に
好きな着メロが鳴った
この音楽は、千里からだ
こんな夜にどうしたんだろう・・・
「もしもし、どうしたの千里?」
「あぁ、白美?今暇かなぁ?」
「うん、今は暇だけどこんな夜にどうした?」
「ちょっと、家に来てくれない?」
「えっ?どうして?」
「えっと、今日何の日か知ってる?」
「えっ?ちょっと待って、今カレンダー見るから・・・」
「あっ、ホントに分かんなかった?」
えっと、今日は・・・十五夜?
「今日って十五夜?」
「そう!十五夜なんだよ!だから、今日家に来てもらえない?」
「えっ、あっ、いいよ」
「じゃあ、白美の馬鹿兄貴も起きてたら呼んでね」
「わかった、じゃあね」
「じゃあ、またあとで」
十五夜って何だろう・・・
「兄さん?起きてる?」
どうやらうなされているようだ
起こすこともできるのだが・・・
どうしようか・・・
まぁ、いいかな・・・
十五夜って何だろう・・・
こっちに来る時にはしっかり勉強したんだけどなぁ・・・
それにしても、今日は月がきれいだな・・・
ここかな?
ここ押せばいいのかな?
ピーンポーン
「は~い」
「来たよ千里」
「待ってたよ!中入って」
これから何するんだろう・・・
マ「朗報だよツイッターやってる人今すぐ、ログアウトしたほうがいいよ」
宇「はじめに何言ってるんだよ!」
マ「いや、本気なんだが・・・」
宇「どうして?」
マ「なんか、スパイウェアがなんチャラって聞いたからね」
宇「で、マスクメロンはやってるのか?」
マ「やろうと思ったけどやらなかったから大丈夫だぜ!」
宇「危なかった・・・パソコン壊れて更新されなかったら・・・」
マ「まぁ、みなさん気を付けててくださいね!!」