第80話 満月の夜に
第80話
満月の夜に
「なんか今日明るいな・・・」
空を見上げてみた
月は何の悩みのないようなきれいな真ん円だった
「あ~、なんでこんなに月がきれいな日に俺はここにいるんだ・・・」
俺は今物凄い崖っぷちにいた
比喩表現とか慣用句とがじゃなく本気の崖っぷちだ
また、誰かに連れて来られてしまった・・・
前回は生徒会・・・
もう、なんで神様は俺にこんなに壁を作るんだ・・・
神様はサドなのかドSなのか!!
はぁ・・・こんなの思ってても駄目か・・・
せめて、せめてもう少し力があったら・・・
どうすればいいんだ・・・
今の状況を言うと
周りは石、石、石・・・
状況は石の中だな・・・
あああああああ誰か助けて!!!!
チュン…チュン…
ハッ!?
夢!?
夢落ちなのか!?
夢落ちなのか!?
はぁ・・・なんでこんな夢見たんだよ
最悪だ・・・
誰か俺の事操ってんじゃないか!?
宇「ゆめ落ち回!?」
マ「そうです、夢落ちなので」
白「面白くない・・・」
マ「いや、そんなん面と向かって言わなくても・・・」
千「もうちょっとましなことは考えなかったの?」
マ「みんなひどいや・・・」
宇「・・・で、なんで最近番外ばっかやってるの?」
マ「もうすぐ、十五夜だよね」
宇「十五夜だから書いてるのか?」
マ「うん」
宇「今回は俺でいいのか?」
マ「うん」
宇「ちなみに、番外は単にさぼりたいだけじゃないのか?」
マ「うん・・・って違う違う!」
白「どうやらさぼりたいようですね・・・」
マ「違うから!ホントに違うから!」




