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第73話 脱出

第73話

脱出


「千里大丈夫だった?」


「そんなわけないじゃん!」


「やっぱり」


「なんでつかまってたかわからないのに!」


「理由は彼女に聞いて」


「おい理由を教えろ!」


行動早いな・・・


「白美、ここからの出方知ってる?」


「知ってるわけないじゃん!」


「紅葉さん知ってる?」


「すいません・・・わかりません・・・」


「いいよ全然」


「すいません・・・」


「じゃあ、斎藤知ってる?」


「あのさぁ、林が命をかけてこいつ連れてきた理由覚えてる?」


「覚えてない」


「出口が分かるだろうから連れてきたんだよ」


「斎藤ナイス!」


「林だと思うが・・・」


「お~い!林生きてるか?」


「・・・」


「オケー、お前はもう俺が借りた1200円をあきらめたんだな」


「そんなわけないじゃん!」


「よし、生きてるみたいだな」


「お前から1200円返してもらうまで死ねない!」


「いや、いつまでも返す気はないが・・・」


「いや、もう返せぇ!」


「お前らうるさい」


「すいませんでした」


「そこにいる馬鹿2人」


「どうした千里?」


「馬鹿言うな!俺は林だぞ」


「で、お前らは出方知ってるのか?」


「斎藤がさっき、こいつに聞けばわかるって言ってたけど?


 それよりも生徒会長に聞いた方がいいんじゃない?」


「そうなんだけど・・・何回言っても・・・」


「絶対に言いません!」


「はいはい」


「わかった!」


「どうした水野?」


「交渉しよう」


「水野何の話だ?」


「いや、言わないんだろ、


 で、このままいくと彼女お前に殺されるかもしれないから」


「うん」


「もう道は聞かない、


 その代り、もし俺らのクラスが優勝していたら


 旅行のところどこにでも行っていいのはもちろんだけど


 1か月以内ならどこ移り変わってもいい


 みたいな感じにしたらいいんじゃないか」


「水野お前天才だな!!!


 私、すっごく行きたいところがたくさんあるから!」


「そうなんだ・・・」


行きたい所あったんだね


「私はそれでもいいですよ


 でもここから出られますかね」


「よし交渉成立!絶対破るなよ!」


「いいですよ、多分優勝は主力メンバーがいないんでないと思いますが」


「それはどうかな・・・」


「そんなこと言っても無駄ですよ」


あっちのところでは


こんな感じで1本縄の会話が続いていた


こっちは、出口を聞きださないといけないのだが・・・

千「水野ありがと~助かったよ!

  これで長い期限いけるよ~」

宇「いや優勝してるかわからないよ」

千「それは大丈夫!な斎藤」

斎「たぶん大丈夫だと思うが・・・」

宇「なんの会話だ?」

千「それは秘密!今度はどこに行こうかな♪」

宇「なんで、千里はあんな浮かれてるんだ?」

紅「千里さん旅行とか行ったことないんですよ・・・」

宇「どうして?」

紅「両親が忙しいから・・・」

宇「忙しいのか・・・かわいそうにね・・・」

白「私なんかこの周りしか回ったことないけど」

宇「ちょっと黙ろうか白美」

紅「どうしてですか?」

白「最近ここに来たからね」

宇「ここ以外に行ってるんだろ」

白「まぁねぇ~」

マ「みんな楽しそうだね」

宇「どうした?楽しくないのか?」

マ「受験なんだよね・・・」

宇「まぁ、せいぜいがんばれ」

マ「うん・・・そうだ!斎藤!勉強の仕方教えて!」

斎「馬鹿には無理だから」

マ「ひどいや・・・」

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