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第70話 勝てない
第70話
勝てない
あまりにも格が違いすぎた
相手のスピードにだんだん俺は付いていけなくなった
もうここまで来ると俺の制服はボロボロだった
辛うじてかすり傷だけですんではいるものの
多分もうそろそろ駄目だと思う・・・
はっ!
キーン!
俺のナイフが弾き飛ばされた
「!」
「チェックメイト!」
声が高い!
今までずっと俺は相手を男だと思っていたが
実は紅葉さんのいうとおり女であった!
くっ!さらに悔しいぜ・・・
「どけ!馬鹿兄貴」
!
俺はその声に驚き相手の攻撃を間一髪でよけた
そこには長身の長い髪の少女が立っていた
そう、白美である
「速い!」
どうやら、白美でも驚くほど速いらしい
「白美!このナイフ使うか!」
俺は今出せるだけの大きな声を出した
「いらない!」
えっ?
まじめな題名をこれから付けれたらいいなと思います!