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夕焼けの果てに

作者:あしたば
 締め切られた遮光カーテンの隙間から差すのは、晴れやかな朝日。
 眠りから覚めた坂城栞はベッドから起き上がり、『昨日』へと思いを馳せる。
 間に合えと足を動かし、学校を走り回り、辿り着いた先に見るのは変わらない地獄絵図。首から血を流す幼馴染――篝春樹と、ワイシャツを赤で染める友人――日下部隼だった。訪れた絶望と希望の朝は栞の胸を締め付ける。彼女から平凡な日常を奪ったのは、血の滴るカッターナイフと、どす黒い夕焼けであった。

「俺を、殺してくれ」

 春樹の言葉が項垂れた栞の頭の中で、幾度も反響する。

『許されるなら、もう一度』

 彼らとの未来を掴むため、強い願いを胸に、彼女は何度も何度も歪んだ時間を繰り返す。
 今日もまた幼馴染と友人を救うための『二日間』が、始まる――。
第一章 彼女の始まり
2021/09/11 20:32
第二章 彼女の奮闘
2021/09/21 23:00
第三章 彼女の帰結
2021/10/03 21:00
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