07 本をたくさん売っていく為に出来ること
出版が完了したところで、それで終わりではないのが大変なところです。
出したからには売らねばならぬ。
売れなければモチベーションも維持出来ませんしねぇ。
売れなくてもモチベーションが上がる奇特な人はそのまま頑張ってください。
私は売れないとモチベーション下がりまくりですにゃ。
頑張ったからにはご褒美が欲しいと思うのは人間の欲求として当然のものです。
見返りを求める気持ちは、頑張るモチベーションとして当たり前のものなので、恥じる必要は無いのです。
過程も大事ですが、結果も大事です。
売れなくても出せただけで満足……とか思っている人は、そこまでいい作品は書けないと思います。
売れなくて悔しい! 次はもっと売れるいい作品を書いてやる!
そういう悔しい奮起の気持ちこそがいい作品を仕上げていくのに必要だと思っています。
でも売れるためにはそれだけじゃ駄目です。
大事なのは知って貰うこと。
つまり宣伝ですね。
自身のブログでも、ソーシャルでも何でもいいですから、とにかく宣伝をしましょう。
こういう本を出しましたよ~。
買ってね~。
って感じで。
ここで「拙い作品ですが、買っていただければ幸いです」的なことを言う人は個人出版をしない方がいいです。
理由は今までに書いたとおりなので改めては言いませんよ。
「きっと面白いから買ってね!」
ぐらいの強気でオッケーです。
それで「面白くない」「くそだな」とか言われてしまったら、まあ落ち込むでしょうけど、それをバネに頑張ればいいのです。
私自身も何度か厳しい感想を見かけたことがありますが、めげずに頑張っております。
ただ、一部の読者さんの好みと、自分自身の好みが決定的に食い違うときは、無理にその人に合わせる必要は無いと思います。
自分の好きな風に書いていくのが一番ですからね。
宣伝ですが、私はとりあえずツイッターで宣伝しています。
フォロワーさんも六千人を越えたし、そこそこ宣伝力としては強いのではないかと思っています。
徐々にフォロワーさんを増やしていけば、売り上げにもきっと繋がりますよ。
フォロワーさんを増やすにはどうするべきか、とか言われても私にはあんまり分かんないですけどね。
私の方は大して何もしなくても結構毎日増えていく感じなので。
とりあえず他の人の宣伝をリツイートしてあげたら、お礼に自分の宣伝もリツイートしてもらえるだろうし、フォローもして貰えると思うんですよね。
闇雲にフォローしまくるのはすぐにリミットがかかるんで止めた方がいいですね。
でも無言フォローしまくったら増えたという人もいるみたいなので、一概に何が正しいかは分かりません。
とりあえずいろいろなことを試してみるのが一番かと思われます。
宣伝の他にはシリーズ物として本を出すことですね。
読者さんは短編も読みますが、読み応えのある長編も読みますし、需要があります。
シリーズものでしたら固定読者さんもつきやすいですし、頑張って同じシリーズを何冊も出してみてはどうでしょう。
私は「シルバーブラスト」シリーズが今のところ最大数シリーズですね。
そして継続は力なり。
今年はブックウォーカーの2016年上半期売り上げランキングでインディーズ部門1位を獲得ですよ。
えへへ。
長編書けない、短編しか書けないという人はまあ、諦めてください。
でも小説書きとしてやっていくつもりなら、長編が書けるようになることは必須だと思います。
短編だけ出し続けたとしても、なかなか固定読者さんはつきづらいと思うのですよ。
出来ないというのなら、出来るように努力をするべきですね。
努力は大事です。
泣き言の前にまずは努力です。
前回のノウハウでは最後に無料化を紹介していましたが、今回はあまり効果がなさそうなのでさくっと行きます。
プライスマッチが使いにくくなった以上、販路を広げる意味でも他の書店で出し続けるなら、Amazonの無料化は難しいですしね。
ブックウォーカーや楽天koboは特に難しくなく、普通に0円販売出来る筈なので、無料販売アピールはそちらでしていけばいいと思います。
無料化出来るところは、シリーズ最初の一冊目は無料にした方が確実に売り上げは上がります。
どんな作品でもまずは読んで貰えなければ評価してくれません。
ですが面白いかどうかも分からない作品の為に、安いとは言えお金を払うのは嫌だという人も居るでしょう。
その為の最初の一冊無料化作戦なのです。
そこで気に入って貰えれば良し。
気に入って貰えず続きも買って貰えなければ、貴方の実力不足です。
精進しましょう。
とりあえずある程度は無料販売で自分の作品を知って貰い、それから反応を探っていくのがいいでしょう。
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投票してくれると嬉しいのであります(*^▽^*)