表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/11

06 出版しよう

 では全ての準備が整ったということで、いよいよ出版ですにゃ~。

 個人出版なら何処を選ぶのも自由ですが、お手軽に行きたいならBCCKSというサイトがお勧めです。

 一冊あたり540円の手数料がかかりますがkindleやkobo、book walkerなどの大手販売サイトをはじめとする合計10サイトで販売できるのは強みだと言えるでしょう。

 一度の手間でこれだけのサイトに販売できるのですから、とっても楽です。

 お手軽ですし、初心者向けでもあります。

 更にお金をかけてもいいのなら、プレミアム会員になることをお勧めします。

 ひと月540円のプラス手数料になりますが、BCCKSで直接原稿を編集せずに、EPUBデータでそのまま出版できます。

 無料会員のままですと、EPUBデータが一つしか保持出来ないので、全て自分で編集しなければなりません。

 正直なところ、この編集機能については私もあまり理解していません。

 EPUBの方が楽なので、プレミアム会員でやっています。

 そして何よりもありがたいのは、プレミアム会員はいつ抜けてもいいですし、いつまた入ってもいいのです。

 つまり新刊を出す月だけプレミアム会員の登録を行い、出版が終わったら会員を止めればいいのです。

 そして次も同じ事を繰り返します。

 一度登録されたEPUBデータはプレミアム会員を抜けても保持されますので、問題はありません。

 出版しない月にも毎月プレミアム料金を払い続けるのは無駄ですからね。

 上手く活用しましょう。


 お手軽な初心者向けだとBCCKSオンリーになりますが、自分の本をより多くの人に広めたいのなら、もう少し大変ですが手間をかけましょう。

 BCCKSは便利ですが、一つ難点があります。

 それは最低販売価格が決まっているということです。

 税込み216円からの販売になります。

 つまり100円販売や無料販売が出来ないということですね。

 BCCKSサイトオンリーならば無料配布も出来るようですが、他のサイトにも販売するなら216円が最低販売価格になります。

 しかしより多くに広めたいのならより安くというのが不可欠です。

 ですからAmazonやkobo、book walkerならば個人登録してでも安く販売することをお勧めします。

 ただし気をつけたいのは、Amazonのプライスマッチシステムです。

 昔は他のサイトで0円で販売していたら0円申請が出来たのですが、最近ではそういう訳にもいかなくなりました。

 たとえばbook walkerで0円販売している作品をプライスマッチでAmazonでも0円で販売させて欲しいと申請したとします。

 以前はこれで良かったのですが、BCCKSを利用している場合、他のサイトでは216円で販売しているということになるので、0円にはして貰えませんでした。

 私のシリーズ「猫と聖女と魔法使い」がその犠牲になりました。

 これも1巻はAmazonでも0円にしておきたかったんですけどね。

 最初の一冊が気に入って貰えたら、次の巻も買って貰える可能性が高いのに。

 Amazonはそういうところ、ドケチです。

 ドケチドケチドケチと文句を言います。

 でもとりあえず100円販売は可能です。


 各サイトの登録方法はそれほど難しくありません。

 Amazonでは難儀する方もいるでしょうが、ローマ字住所を適当に入力しておけば何とかなります。

 税金対策についてですが、アマチュアではそれほど売り上げがある訳では無いので、難しいようなら放っておいてもそれほど損にはならないでしょう。

 Amazonの印税受け取り口座だけは新生銀行をお勧めします。

 振込手数料がかからないので、断然ここです。


 book walkerのBWインディーズについては、サイトの方でここのところインディーズを盛り上げるキャンペーンなども時々やってくれるので、是非ともお勧めです。

 しかも印税率がAmazonよりも高いので、利益はこちらの方が大きいですしね。

 更にコイン増量キャンペーンなども頻繁にやってくれるので、気軽に購入してくれる人が結構います。


 という訳で、自分で登録して販売するのは大変ですが、その大変さに対する見返りも結構大きいので、是非とも頑張って貰いたいところです。


 それから出版の際に気をつけて貰いたいのは、原稿データの段階で行間を十分に空けることです。

 EPUBデータやmobiデータに変換して自分でチェックしているときには気づかないようになっていますが、実際に出版すると、行間が狭すぎて読みにくいということがありました。

 その際、読みにくいと出版申請に引っかかる場合がありますのでご注意を。

 私も一度これに引っかかったことがあります。

 そして試し読み機能でチェックしてみると、確かに読みにくいっ!

 という訳で、行間も大事です。


アルファポリスエッセイ・ブログ大賞に参加中ですにゃ。

投票してくれると嬉しいのであります(*^▽^*)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ